ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
アラビヤからの風 @ 大山崎山荘美術館喫茶室
- 2025/11/13 (Thu)
- お茶うけ (洋) |
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大山崎にあるアサヒグループ大山崎山荘美術館に、実に14年ぶりに訪れました。
なぜかって?
お、木曜日バイト休みじゃん!どこかお茶しに行こー♪久しぶりに山荘美術館でも行くか♪♪という普通の理由だったですが、そのあと「あ、木曜、午後から娘の参観じゃん・・・だから休みにしてたんだ」と諦めたはずが、娘のクラスが学級閉鎖になり参観も流れたので、結局娘も連れて行くことに。※本来は出掛けちゃダメなんですが、延期後の参観は行けないのでお詫びに。
高槻でランチしてから行きました。
山崎駅から少し歩くのですが、かなりの急こう配を上った先にあるので、なかなかしんどいです。
ですが歩いた甲斐あって、着いた山荘は見晴らしのいい高台に建つ豪奢な邸宅。前に広がる庭園も凄いです。
大正時代の実業家が建てたチューダー式洋館を30年前にアサヒビールが買い取って美術館としてオープンさせたものなんだけど、庭園も本館も当時の贅沢を集めたような造り。さらに美術館となって以降、安藤忠雄設計の新棟が二つも作られ、歴史的価値も美術的価値も高い建造物です。
そしてそんなオシャレな空間にあるカフェが今回の主たる目的。だったわけです。
喫茶室は二階にあり、テラスとそれに面する一番良い部屋を使ってあります。テラスからは下界の大阪~京都間ののんびりした景色が一望できます。
でもテラスは端っこの席しか空いてなかったし、客が少なかった室内の卓についてのんびり優雅に過ごすことにしました。
スイーツは、現在行っている企画展「美術館で大航海」にちなんだものを二種、リーガロイヤルホテル京都の製作で提供しています。
この企画展は、所蔵コレクションを国ごとに分けて展示するという、一周まわって斬新な素人向けの分かりやすい企画だったんですが、万博後なのでそれぞれの国のパビリオン思い出しながら回って、より面白かった!
提供中のスイーツは「お茶会への招待」という英国にちなんだ紅茶を使ったロールケーキと「アラビヤからの風」という名前の中東風のケーキでした。
もちろん珍しそうな「アラビヤからの風」をチョイス。アフター万博気分。
説明書きによると、"中近東で伝統的な菓子「バスブーサ」をベースに、日本人にも食べやすいようにアレンジ。レモンシロップがたっぷりしみ込んだスポンジ生地でレモンクリームをサンドし、表面はココナッツのローストとピスタチオでシンプルに仕上げています"とのことです。
中東ってレモン食べるの?と思ったんですが、出てきたケーキはかなり端正な美しいスクエアケーキで、中東への解像度が低い私の理解でも「中東のイメージではないな」と感じたのですが、でもまぁよく考えたら中東に関する知識なさ過ぎなのでそもそも中東のスイーツのイメージが皆無だったし失礼ですね。
食べてみると、めっちゃ美味しかった!!
レモンの風味がしっかりと効いたシロップがジュワジュワにしみ込んだスポンジが、とっても甘くて、でもレモンの酸味があって爽やかで食べやすい!
スポンジはポロポロと崩れやすい生地で、さらにココナッツがまぶされて、すごく口の中でもそもそする新食感です。
ココナッツが入ると途端に異国感出るよね。(中東にココナッツのイメージないけど。)
中の薄塗りのクリームはどちらかというと英国のヴィクトリアケーキを想起するけど、でもこのクリームが良いアクセントになってました。これはリーガのシェフの采配かな。
全体的に日本には無かった感じの不思議な組み合わせがエキゾチックな味わいでした。でも統制が取れていて美味しかった。いくらでも食べれそうでした。
美しい喫茶室で美しいケーキをいただく至福の時間。だったんですが。
一つ文句を言わせてもらうなら、値段は高すぎでした。ケーキ一つ900円。二つ頼むの諦めて、娘と半分こしたし。
650円のミルクティー美味しかったけど、ミルクはポーションだったし。
しかも喫茶室へは企画展も含められた入館料払わないと行けないし。
あと館内は喫茶室以外撮影禁止なのも不満でした。展示室はともかく、ロビーや階段くらい撮らせて!!
(ハッ!気づけば美術館の口コミになってしまっている・・・。)
後からバスブーサについて調べてみました。
やはり一般的なバスブーサはもっと平たくて庶民然とした見た目でしたね。
セモリナ粉を使った生地を焼いた後に「アタール」というシロップを掛けたり浸したりしたケーキとのこと。
オスマン帝国の領土だった地域で食べられているようですが、地中海沿岸でも名前を変えた似たようなものが存在するらしいです。
あとどうでもいいけど、山崎と大山崎町がややこしすぎる。元は同じ山崎なんでしょうが今は府境になっていて、大が付くのが大阪ではない京都府の大山崎町。付かないのが大阪府の島本町山崎。
そして山崎と言えばサントリーのウィスキーが有名ですが、この山荘美術館はサントリーではなくアサヒビールの持ち物です。(初代所有者の実業家とアサヒ創業者が進行があった縁で買い取ったらしい)
サントリー山崎蒸留所は大阪府の山崎に、アサヒ山荘美術館は京都府大山崎町にあります。
千利休の有名な国宝の茶室「待庵」もこちら大山崎町です。(未だ行ったことない。)JR駅の目の前にあるんだけど、駅名は大山崎町内にあるのに「山崎」です。近くにある阪急の駅は「大山崎」です。ややこしすぎる!!
なぜかって?
お、木曜日バイト休みじゃん!どこかお茶しに行こー♪久しぶりに山荘美術館でも行くか♪♪という普通の理由だったですが、そのあと「あ、木曜、午後から娘の参観じゃん・・・だから休みにしてたんだ」と諦めたはずが、娘のクラスが学級閉鎖になり参観も流れたので、結局娘も連れて行くことに。※本来は出掛けちゃダメなんですが、延期後の参観は行けないのでお詫びに。
高槻でランチしてから行きました。
山崎駅から少し歩くのですが、かなりの急こう配を上った先にあるので、なかなかしんどいです。
ですが歩いた甲斐あって、着いた山荘は見晴らしのいい高台に建つ豪奢な邸宅。前に広がる庭園も凄いです。
大正時代の実業家が建てたチューダー式洋館を30年前にアサヒビールが買い取って美術館としてオープンさせたものなんだけど、庭園も本館も当時の贅沢を集めたような造り。さらに美術館となって以降、安藤忠雄設計の新棟が二つも作られ、歴史的価値も美術的価値も高い建造物です。
そしてそんなオシャレな空間にあるカフェが今回の主たる目的。だったわけです。
喫茶室は二階にあり、テラスとそれに面する一番良い部屋を使ってあります。テラスからは下界の大阪~京都間ののんびりした景色が一望できます。
でもテラスは端っこの席しか空いてなかったし、客が少なかった室内の卓についてのんびり優雅に過ごすことにしました。
スイーツは、現在行っている企画展「美術館で大航海」にちなんだものを二種、リーガロイヤルホテル京都の製作で提供しています。
この企画展は、所蔵コレクションを国ごとに分けて展示するという、一周まわって斬新な素人向けの分かりやすい企画だったんですが、万博後なのでそれぞれの国のパビリオン思い出しながら回って、より面白かった!
提供中のスイーツは「お茶会への招待」という英国にちなんだ紅茶を使ったロールケーキと「アラビヤからの風」という名前の中東風のケーキでした。
もちろん珍しそうな「アラビヤからの風」をチョイス。アフター万博気分。
説明書きによると、"中近東で伝統的な菓子「バスブーサ」をベースに、日本人にも食べやすいようにアレンジ。レモンシロップがたっぷりしみ込んだスポンジ生地でレモンクリームをサンドし、表面はココナッツのローストとピスタチオでシンプルに仕上げています"とのことです。
中東ってレモン食べるの?と思ったんですが、出てきたケーキはかなり端正な美しいスクエアケーキで、中東への解像度が低い私の理解でも「中東のイメージではないな」と感じたのですが、でもまぁよく考えたら中東に関する知識なさ過ぎなのでそもそも中東のスイーツのイメージが皆無だったし失礼ですね。
食べてみると、めっちゃ美味しかった!!
レモンの風味がしっかりと効いたシロップがジュワジュワにしみ込んだスポンジが、とっても甘くて、でもレモンの酸味があって爽やかで食べやすい!
スポンジはポロポロと崩れやすい生地で、さらにココナッツがまぶされて、すごく口の中でもそもそする新食感です。
ココナッツが入ると途端に異国感出るよね。(中東にココナッツのイメージないけど。)
中の薄塗りのクリームはどちらかというと英国のヴィクトリアケーキを想起するけど、でもこのクリームが良いアクセントになってました。これはリーガのシェフの采配かな。
全体的に日本には無かった感じの不思議な組み合わせがエキゾチックな味わいでした。でも統制が取れていて美味しかった。いくらでも食べれそうでした。
美しい喫茶室で美しいケーキをいただく至福の時間。だったんですが。
一つ文句を言わせてもらうなら、値段は高すぎでした。ケーキ一つ900円。二つ頼むの諦めて、娘と半分こしたし。
650円のミルクティー美味しかったけど、ミルクはポーションだったし。
しかも喫茶室へは企画展も含められた入館料払わないと行けないし。
あと館内は喫茶室以外撮影禁止なのも不満でした。展示室はともかく、ロビーや階段くらい撮らせて!!
(ハッ!気づけば美術館の口コミになってしまっている・・・。)
後からバスブーサについて調べてみました。
やはり一般的なバスブーサはもっと平たくて庶民然とした見た目でしたね。
セモリナ粉を使った生地を焼いた後に「アタール」というシロップを掛けたり浸したりしたケーキとのこと。
オスマン帝国の領土だった地域で食べられているようですが、地中海沿岸でも名前を変えた似たようなものが存在するらしいです。
あとどうでもいいけど、山崎と大山崎町がややこしすぎる。元は同じ山崎なんでしょうが今は府境になっていて、大が付くのが大阪ではない京都府の大山崎町。付かないのが大阪府の島本町山崎。
そして山崎と言えばサントリーのウィスキーが有名ですが、この山荘美術館はサントリーではなくアサヒビールの持ち物です。(初代所有者の実業家とアサヒ創業者が進行があった縁で買い取ったらしい)
サントリー山崎蒸留所は大阪府の山崎に、アサヒ山荘美術館は京都府大山崎町にあります。
千利休の有名な国宝の茶室「待庵」もこちら大山崎町です。(未だ行ったことない。)JR駅の目の前にあるんだけど、駅名は大山崎町内にあるのに「山崎」です。近くにある阪急の駅は「大山崎」です。ややこしすぎる!!
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