三日月マンディアン (柚子・フルーツ) by LaLa-Chocolat

今年のバレンタインは既に様々なチョコ菓子を食べすぎなのですが、私の帰省により家に一人で残っている主人用に買っておいたのがこれ。

３つ買ったのですが、結局１つは自分用に持ってきてしまいました。


こちらのチョコ、去年高槻の駅近くにオープンしたショコラ専門店のもの。

古い飲み屋街の雰囲気の中にいきなりオシャレなお店ができて、何だこれは！と思っていました。

ショーケースにはサブレにチョコをコーティングしたお菓子が品良く並べられています。

店の奥には工房も見えます。

生チョコなどもあったけど、定番ぽいサブレのお菓子を買ってみました。

三日月状にチョコがかかったものは一枚300円弱。
全面コーティングはもう少しお値段したような。




後で知ったのですが、このお店、いわゆる障害者福祉施設の経営だったようです。

事業者のプレスによると

●障害者の平均工賃は軒並み低く、高付加価値な事業開発は今日的課題であること

●チョコレートは製造のプロセスを丁寧に行えば商品価値が高まるゆえに障害者事業に向いていること

ゆえにショコラティエ監修のもと事業を立ち上げ、高槻のお店は３店目とのことです。

あえて障害者が作っていることを前面に出さず、駅近という立地も含め、ビジネスとして成功させよう、商品の価値で勝負に出ようとしているその意気込みが私的にはとても好感でした。

どうしても日本ではこういう施設の商品は同情で買ってもらうみたいな雰囲気があるような気がするからです。

本来はそうじゃないし、誰だってプロの意識でモノ作りをするべきなのです。


私の妹もまさしく障害者福祉施設で働いているので、上記説明をして一緒に食べてみました。



チョコは妹もすぐ気づいた柚子の香りが上品で、滑らかな口溶け。

チョコの上にはドライフルーツがのっています。

私はチョコ×フルーツがあまり好きではないのですが、フルーツがのっていると見た目が美しいし、ドライだったのでチョコの後から味がしみ出してくる感じでそこまでケンカもせず。

サブレもしっとりと甘く、美味しく焼き上がっていました。

主人も美味しかったと話していました。


チョコはほかに抹茶とビターがあり、トッピングはフルーツのほかにナッツというのもありました。