10分モンブラン ＠ Sweets Cafe KYOTO KEIZO

主人の実家(京都)に滞在中、暇だったので近くの三条会という商店街をぶらぶら。

ここの商店街、さすがに河原町ほど観光客も多くないし、地元の人向けの通りなんですけど、それでもオシャレなカフェとベーカリーが何店も隠れてるんですよね。

見慣れない素敵なカフェがあって、しかも表の看板に気になる文章を見かけたので、ついつい入ってしまいました。

それがこの文章。

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”10分モンブラン”

なっなんと賞味期限はテーブルに置いてからたったの10分間！！

10分たつと食感は変わってしまうためテイクアウトでは絶対に提供する事ができませんでした。

カフェスタイルで提供する事で実現した当店オリジナル、新食感モンブランです。
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ね？気になるでしょ？


ちなみにお値段も驚きの、なんと700円(税別)！！！！

カットケーキに700円て！！

年末からやたらと高級モンブランを食してますが、それらを凌ぐこの価格設定。

もちろん単品でこの値段なので、併せて紅茶とか頼んで一人1200円くらいしましたよ。


中に入ると、細長く奥に坪庭がある町屋作り。

少ない照明で両サイドから入る自然光を生かした少し薄暗い店内は、カウンターとシャビーシックなインテリアで落ち着いた大人な印象。

外国人の方が一人でパソコン作業してましたが、それが似合う似合う。

忙しそうに写真撮ったり喋ったりしている私の方が浮いてますね・・・。


さて、お待ちかねのモンブラン到着。

サイズは普通～若干小さめくらい。

期待しながらフォークを刺すと・・・クリームを通り越して底でサクッ。

いや、サクッより柔らかい感じ。すゎくって感じ？

底のメレンゲが素晴らしいさっくり感です。

口に運ぶと、マロンクリームのねっとりと上品な甘さとメレンゲの新鮮さがたまらない～～～。

めちゃくちゃ美味しかったです。

たぶん10分しか持たないって言うのはこのメレンゲの食感のことでしょうね。

本当に美味しくて、10分後にどう食感が変わるのか比較してみることもせず、あっさり食べ終わりました。

(上に乗ってた栗の甘露煮は別段変ったこともなく普通でした)



とは言えど！！

いくら美味しくてもコレ一つにやっぱり700円はどうかと思う。

せめて年末に紹介した東京のモンブランと同じ500円くらいにならないですかね～？？






ちなみに、見かけないカフェだなと思ってはいたんですが、どうも３月にオープンしたばかりの、かなり新しいお店でした。

『京都の一流洋菓子店で40年活躍してきたパティシエ西田敬三氏の終の店舗』とのことです。