ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
桜アフタヌーンティー @ 東山
- 2024/04/14 (Sun)
- アフタヌーンティー |
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桜は散ってしまいましたが、四月と言えば桜の季節ですね。
今月のアフタヌーンティーはぜひとも京都で桜をテーマにしたものを!と思っていたので、だいぶ前から予約していました。
ハイアットリージェンシー京都の和食レストラン「東山」を。
ここ、おしゃれな竹のティースタンドがステキでずっとずっと行きたいと思っていたんですが、昨年の秋に調べた時には確か一人9000円みたいな驚きの値段で絶対無理ーとなっていました。
でも今回サイトを再見したら、春のセットは6000円(税・サ込)と敷居をまたげる価格設定に変わっていて、しかもお一人様からOK。
でも今回サイトを再見したら、春のセットは6000円(税・サ込)と敷居をまたげる価格設定に変わっていて、しかもお一人様からOK。
(※内容によって価格変動があるということでしょうが、もしかしたら私が別の店と混同してただけだったらすみません)
ただ土日祝しかアフタヌーンティー提供がないので、うまいこと主人と子どもを義実家に行かせるように仕向け、私はひとり楽しんできました。
ハイアットリージェンシー京都は5つ星の高級ホテルですが、どのくらい高級かというと、公式サイトの交通アクセスのページには"関空からタクシー(またはハイヤー)で概ねいくら"と案内が載っているくらいの高級さです。世の中には関空から京都までタクシー乗る人がいるんですかね。
最寄りの鉄道駅がない微妙な立地なのでバスで行くしかないなと思ってたのですが、諸事情により車で行く必要が出て、宿泊客でさえ有料の駐車場がレストラン利用だと3時間まで無料というありがたいシステムだったのでラッキー。軽自動車なんて入場許可される雰囲気なのかドキドキだったけど、一台前に入った車も軽自動車だった!良かった!
ホテルに入り、地下一階の和食レストラン「東山」へ。店内はゆったりとした和モダンの作りで、変形土地に建てられているのか掘り込みになっているのか地下なのに美しい庭園が一面ガラスウォールから望めます。
お一人様なのに窓際の席に通してもらえました。嬉しい。
今日はよく晴れ渡って暑いくらいの陽気でしたが、この庭の斜面は高さがあり、奥に茂った木のおかげで明るいけど眩しすぎない絶妙な眺め。ときおり葉や一本だけ生えている桜の花がはらはら舞ってとても美しい。(桜は残念ながらほとんど花は散っており薄紅の色は感じられませんでしたが。先週だったらとても綺麗だったかな。)
地面は枯山水のようになっており、落ち着きがあって素敵。
さてアフタヌーンティーですが、こちらのお店では飲み物は全て日本茶で提供されます。そして料理とお茶のペアリングを大切にしているとのことで、お茶が提供される順番が決まっています。
まず最初に、ウェルカムドリンクとしての?玉露。
そして次にティースタンドのフードとともにほうじ茶または煎茶。
最後、甘味の一品とお抹茶。
すべて京都の老舗「一保堂」さんより仕入れているとのこと。
お料理は楽しみにしていた竹製の二段ティースタンドで登場。これこれ、めっちゃ美しい!!シンプルかつ洗練されています。中央につるされている組紐?は色や形にバリエーションがあるみたいですね。私は凛とした朱色でした。
献立は上段から
●桜ゼリー
●苺とカスタードクリームの巾着
●苺と桜のムース
●桜クリームのロールケーキ
●春野菜のカクテル寿司
●マグロカツサンドウィッチ 柴漬けタルタル
●フォアグラムースとソイフルーツ最中 蕗の薹味噌
●海老天婦羅ドッグ
●クラシックスタイルのスコーン
蜂蜜 和紅茶パウダー入りクロテッドクリーム 黒豆蜜煮
最後に ●桜餅 です。
桜をテーマにしているだけあって、どれも淡いピンクが可愛いです。
特にスイーツの巾着が美味しかった!求肥の巾着がとろとろに柔らかくて上品な舌触りで。
スコーンはミニサイズ固めで本場英国っぽさはなかったんですが、和風献立なのでこれくらいが丁度よいかも。添えの和紅茶を練り込んだクロテッドクリームに黒豆が控えめな甘さと品の良い口当たりで良かったです。ハチミツはかなりの量があって、高級だろうに残すのもったいない。
セイボリーは凝った作りでお寿司とか美味しかったんですが、あともう一品くらいあれば。
毎回思うんですが、どうしても甘いものの占める量が多くなるのでおかわり自由のコンソメスープとか欲しいわ。
海老天婦羅ドッグが見た目は浮いてたけど意外な美味しさでした。
あと、お茶とのペアリングは総じてなかなか良かったですね。
焙じ茶はあまり好きではないんですがここのほうじ茶は雑味なくさっぱりすっきり、ホットでほっこりいただけて、煎茶は逆にアイスで注がれて、口の中で爽やかに転がる感じで。
食べたものの後味でほうじ茶か煎茶か選んで飲んでました。煎茶はグラスの茶碗で目にも涼やか。背景の庭とも相性良し。
ほうじ茶も煎茶もスタッフの方がテーブルを回って注ぎ足してくれるので、お茶がなくなって困ることもありませんでした。
ティースタンドが片付けられた後、最後の一品として甘味の桜餅とお薄の抹茶が運ばれてきます。ちょっと茶事みたいな流れで素敵ですね。
桜餅は葉の包み方も凝っているし、葉の美しいこと。口に入れると、かなり粒を残した米の上品な歯ざわりとあっさりめの味と美味しかったですー!
お薄は可もなく不可もなくといった具合だったけど。
でも総じて日本茶のアフタヌーンティー良かったです!もちろんそれはきちんとフードとのペアリングを考えられているからでしょうが、紅茶の濃さが無くても日本茶でサッパリと美味しくいただくことが出来ました。
外国人にも受けるんじゃないでしょうか。
(って言ってもホテル内は外国人多かったけどアフタヌーンティーの客は見る限り日本人だった)
あとはお一人様なので本でも読みながら、時折庭を眺めてのんびり。とってもいい時間でした。
スタッフも外国の方が多かったですが、みな所作も説明も丁寧で居心地よかったです。
お店出た後はホテルの一階をぐるっと散策して帰りました。高級ホテルにも最近だんだん慣れて来たぞ。
ただ最後に飲んだ久しぶりの抹茶のおかげで後からだんだんお腹が痛く・・・。すこし冷房も効いてたし。ほんとカフェインダメになった(泣)。
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