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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

TITANIC TEA by THOMPSON'S

11/1は紅茶の日。は完全に忘れてましたが、今月に入り紅茶を飲む回数が一気に増えました。どうもSiO2です。

一か月も前の話ですが、先月10月といえば阪急英国展。

しかし今年は忙しすぎて行けないかなと思ってたんです。催事フロア改装中で縮小開催って言ってたから行きたい欲もそこまでなかったし。

でも結局なんだかんだ合間の時間に無理くり行ってきちゃったんですね(笑)。

縮小開催で人は少ないかなと思ったけど、全くそんなことはなく。
万博ロス民も押し寄せてたらしいし、まぁまぁごった返してましたね。

特に目当てはなかったので紅茶エリアをうろうろ。

トンプソンズという3年前にも購入したことのあるアイルランドの老舗紅茶ブランドで「スコットランドブレンド」と「アイルランドブレンド」というのを売っていたので、気になってその二つを試飲で飲み比べさせてもらいました。
最初はスコットランドブレンドを購入しようと思ってたんだけど、ついでに飲ませてもらった「タイタニックブレンド」が美味しかったから、わずかにお値段高かったけどこちらを購入。やっぱり試飲て大事ですね。

ティーポット用の大きめ紐なしティーバッグ80包入りで1,728円。(他のブランドに比べたらお安い価格です。一缶4,000~5,000円が当たり前って感じの相場。)

ケニアとアッサムの最高級茶葉使用とのこと。

名前に入ってるタイタニックは、トンプソンズがタイタニック号建造時に労働者に紅茶をふるまったという歴史から名付けられたとか。

ブースで販売されていた四銘柄のうち最もストロングな味わいって説明されたんだけど、確かにその通り強いコクが美味しい!

カップに注ぎ切ったときに立ち上る、ケニアらしい大地のような香り。とにかく香りが良いですね。
そしてアッサムらしい品のある渋味と深ーいコク。
まろやかというよりはキレがあるちょっと男性的な味わい。
もちろんミルク投入でもめちゃくちゃ美味しいです。

日東紅茶と交互に飲んでいるんだけど、日英の違いがあって面白い。より深みが欲しい時はこちらですね。
今年の冬のお供決定です。






なお会場内でもう一つ、試飲して美味しかった紅茶があります。
本展出店二年目という「ギラーズ・オブ・バース」の「ガバナーズブレンド」。
今年は予算オーバーで購入を諦めたので、来年はこれを目当てにしようとマークしてます♪♪
このブログでメモメモ。
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アラビヤからの風 @ 大山崎山荘美術館喫茶室

大山崎にあるアサヒグループ大山崎山荘美術館に、実に14年ぶりに訪れました。

なぜかって?

お、木曜日バイト休みじゃん!どこかお茶しに行こー♪久しぶりに山荘美術館でも行くか♪♪という普通の理由だったですが、そのあと「あ、木曜、午後から娘の参観じゃん・・・だから休みにしてたんだ」と諦めたはずが、娘のクラスが学級閉鎖になり参観も流れたので、結局娘も連れて行くことに。※本来は出掛けちゃダメなんですが、延期後の参観は行けないのでお詫びに。

高槻でランチしてから行きました。

山崎駅から少し歩くのですが、かなりの急こう配を上った先にあるので、なかなかしんどいです。

ですが歩いた甲斐あって、着いた山荘は見晴らしのいい高台に建つ豪奢な邸宅。前に広がる庭園も凄いです。

大正時代の実業家が建てたチューダー式洋館を30年前にアサヒビールが買い取って美術館としてオープンさせたものなんだけど、庭園も本館も当時の贅沢を集めたような造り。さらに美術館となって以降、安藤忠雄設計の新棟が二つも作られ、歴史的価値も美術的価値も高い建造物です。

そしてそんなオシャレな空間にあるカフェが今回の主たる目的。だったわけです。

喫茶室は二階にあり、テラスとそれに面する一番良い部屋を使ってあります。テラスからは下界の大阪~京都間ののんびりした景色が一望できます。

でもテラスは端っこの席しか空いてなかったし、客が少なかった室内の卓についてのんびり優雅に過ごすことにしました。

スイーツは、現在行っている企画展「美術館で大航海」にちなんだものを二種、リーガロイヤルホテル京都の製作で提供しています。

この企画展は、所蔵コレクションを国ごとに分けて展示するという、一周まわって斬新な素人向けの分かりやすい企画だったんですが、万博後なのでそれぞれの国のパビリオン思い出しながら回って、より面白かった!

提供中のスイーツは「お茶会への招待」という英国にちなんだ紅茶を使ったロールケーキと「アラビヤからの風」という名前の中東風のケーキでした。

もちろん珍しそうな「アラビヤからの風」をチョイス。アフター万博気分。

説明書きによると、"中近東で伝統的な菓子「バスブーサ」をベースに、日本人にも食べやすいようにアレンジ。レモンシロップがたっぷりしみ込んだスポンジ生地でレモンクリームをサンドし、表面はココナッツのローストとピスタチオでシンプルに仕上げています"とのことです。

中東ってレモン食べるの?と思ったんですが、出てきたケーキはかなり端正な美しいスクエアケーキで、中東への解像度が低い私の理解でも「中東のイメージではないな」と感じたのですが、でもまぁよく考えたら中東に関する知識なさ過ぎなのでそもそも中東のスイーツのイメージが皆無だったし失礼ですね。

食べてみると、めっちゃ美味しかった!!

レモンの風味がしっかりと効いたシロップがジュワジュワにしみ込んだスポンジが、とっても甘くて、でもレモンの酸味があって爽やかで食べやすい!
スポンジはポロポロと崩れやすい生地で、さらにココナッツがまぶされて、すごく口の中でもそもそする新食感です。
ココナッツが入ると途端に異国感出るよね。(中東にココナッツのイメージないけど。)

中の薄塗りのクリームはどちらかというと英国のヴィクトリアケーキを想起するけど、でもこのクリームが良いアクセントになってました。これはリーガのシェフの采配かな。

全体的に日本には無かった感じの不思議な組み合わせがエキゾチックな味わいでした。でも統制が取れていて美味しかった。いくらでも食べれそうでした。

美しい喫茶室で美しいケーキをいただく至福の時間。だったんですが。

一つ文句を言わせてもらうなら、値段は高すぎでした。ケーキ一つ900円。二つ頼むの諦めて、娘と半分こしたし。
650円のミルクティー美味しかったけど、ミルクはポーションだったし。
しかも喫茶室へは企画展も含められた入館料払わないと行けないし。

あと館内は喫茶室以外撮影禁止なのも不満でした。展示室はともかく、ロビーや階段くらい撮らせて!!
(ハッ!気づけば美術館の口コミになってしまっている・・・。)





後からバスブーサについて調べてみました。
やはり一般的なバスブーサはもっと平たくて庶民然とした見た目でしたね。
セモリナ粉を使った生地を焼いた後に「アタール」というシロップを掛けたり浸したりしたケーキとのこと。
オスマン帝国の領土だった地域で食べられているようですが、地中海沿岸でも名前を変えた似たようなものが存在するらしいです。


あとどうでもいいけど、山崎と大山崎町がややこしすぎる。元は同じ山崎なんでしょうが今は府境になっていて、大が付くのが大阪ではない京都府の大山崎町。付かないのが大阪府の島本町山崎。
そして山崎と言えばサントリーのウィスキーが有名ですが、この山荘美術館はサントリーではなくアサヒビールの持ち物です。(初代所有者の実業家とアサヒ創業者が進行があった縁で買い取ったらしい)
サントリー山崎蒸留所は大阪府の山崎に、アサヒ山荘美術館は京都府大山崎町にあります。
千利休の有名な国宝の茶室「待庵」もこちら大山崎町です。(未だ行ったことない。)JR駅の目の前にあるんだけど、駅名は大山崎町内にあるのに「山崎」です。近くにある阪急の駅は「大山崎」です。ややこしすぎる!!

鳳次郎ほうじ茶 by 悠三堂

寒くなったので、やっとお茶の投稿が戻ってきましたね。(暑い時期はアルコール類しか投稿してなかった)
キッチンも電気ケトルを電気ポットに置き換えて、いつでも手軽に温かいものが飲める冬仕様になりました。


さて先月、母にほうじ茶の大容量パックをもらいました。
なんか伯父宅にあったらしいけど、誰も飲まないから貰ってきたとか。

50包入り大袋なんですが、パッケージを見た感じなんか高級品ぽそうな作り。

調べてみると奈良の自然栽培に取り組んでいるお茶農家さんの商品でした。

オンライン販売価格が1,300円だったのでめちゃくちゃ高いわけではないか。(それでも普段コーラしか飲まない伯父が買うとは思えないが)
農薬不使用でこれだったらお安いんじゃないでしょうか。

普段自分でほうじ茶を購入することはないので、久々に飲みます。期待。

はい。飲んでみました。

これ、めっちゃ美味しかった!!


焙じ茶、実は最近ちょっと苦手だったんです。
義実家が焙じ茶をヤカンで煮出して飲むんですが、それがあまりにも苦くて渋くてえぐくて・・・。それで焙じ茶はキツイってイメージがついちゃって。(そこの家族はみんな普通にがぶがぶ飲む。慣れってすごい。)

まぁあれは焙じ茶が悪いというより煮出すのがやっぱり良くないということなんだと分かってるけど、なのでお湯で抽出した焙じ茶はそれだけできちんと美味しかったし、この自然栽培のお茶はさらにスッキリした上品な味でとても美味しかったです。

50包もあるしティーバッグ自体も大きいサイズなので、うちでもヤカンで大量に作って普段飲みにしています。(煮出してはいませんよ)
焙じ茶に慣れていない子どもでも何てことなく飲めています。


ゆず巻柿 by 柿の専門

先日奈良に遊びに行ったと書きましたが、帰りの駅までの商店街で見つけて急ぎ買ったお土産がこちら。

ゆず巻柿という名前の和菓子です。

柿の葉寿司というご当地グルメがあったり、「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という歌が知られていたりと、奈良は柿が有名なんですか?私が知らなかっただけ?
と思って調べてみたら、生産量も全国二位らしいですね。へー。

さて「柿の専門」という謎な名称だけど妙にモダンな作りのショップでは、柿を使った菓子やジャム、調味料などいろいろ売られていました。

この商品は干し柿を棒状に巻いた竿菓子(?)で、一本1,600円となかなかのお値段します。

しかも箱から出してみると、さらに想像より小さかった!これで1,600円!?とも思うけど、でも高級な干し柿って高いですしね。この棒が全部種を除いた干し柿で作られているなら、そりゃこれくらいするか。

薄くスライスして食べるよう書かれていたので5ミリ程度に切り分けていただきました。

めっちゃ美味しかった!!

商品名にもあるように柚子も入っています。棒の中央に四角い寒天状に入れられているものがそうでしょう。そのまわりを干し柿でガッチリ固めているのですが、柚子の香りと苦みが柿のじんわりとした黒糖のような奥深い甘さにとってもマッチ!
干し柿の干し具合は比較的固めに、でもしっとりと口の中で味わえる絶妙な固さで食感も良いです。
滋味があって地味だけど上品なお菓子。
日本茶がよく合いました。

大人には好評だったけど、子どもたちは、干し柿大好きな末っ子ですら「酸っぱい」とか言ってあまり食べませんでしたね。酸っぱいか・・・?どちらかというと苦みが気になったのかな。
まぁいいです。子どもにやるにはもったいないからね。

少しずつゆっくり消費していきます。




よもぎ餅 by 中谷堂

主人が同僚?から正倉院展のチケットを一枚譲ってもらったとのことで、急きょバイトが休みになった平日、一人で行ってきました。
(本当はもう一枚買って主人と二人で行く予定だったのに一般販売券が売り切れてて予定変更になった)

奈良なんて2012年の正倉院展に行ったきり13年ぶりですよ!!近いようで遠い奈良。

ゆっくり家を出たら奈良に着いたのお昼ごろで、ランチする時間もなく足早に国立博物館に向かっていたのですが(駅から東大寺エリアまでまぁまぁな距離がある)、途中の人だかりが出来ている店が気になって覗くと、よもぎ餅一個200円の文字が。

これ、あの有名な高速お餅つきのお店でした。
最近は見ないけど、平成時代のテレビに時折出演されていた有名パフォーマンスのやつです。

12年前に来たときにも行列が出来てたと思うけど、やっぱり今でも人気店ですね。

お客さん並んでいるようで、商品はよもぎ餅の一択のみで客さばきが早く、わりかしすぐに購入できました。

歩きながら食べたのですが、これめっちゃ美味しかったー!!

驚きの柔らかさ。

突きたてのお餅は餅づくりをしたことある人しか食べられない、一度固くなったら二度と味わえない特別な柔らかさがありますが、このお餅はさらに柔らかかった!

何か混ぜてる?っていうような求肥のような柔らかさ。一般的な餅はもう少し弾力があるような気がしますが、これは本当に引っ張らずとも伸びてしまうような柔らかさでした。(それは言い過ぎか)
中のアンコもかなり柔らかく炊かれていて、とにかくどっちもが優しい柔らかさで良かった。

餅には味をつけずアンコだけの甘さで、それによって全体が甘さ控えめになってて、きな粉とよもぎを引き立てて絶妙な美味しさでした。

めちゃ美味しかった。もう一つ買っても良かったな。
値段も今の時代にしては良心的だと思いました。


後から調べたら、このお店は1992年創業と割と新しい。

どうやら現当主が奈良県吉野郡の某地区で昔から続いていた高速餅つきで作る餅を商品化したのが始まりらしいです。

あの高速スタイルはショーではなく、その地区の伝統技法なんだとか。






正倉院展はめちゃ良かったです。1300年前の物があんなに残ってるなんて凄い。実物の正倉院(1キロ先にある)も見たかったけど時間足りず。
せっかく奈良まで来たけど、カフェでお茶なんか到底無理でした。

そういえば一度は有名な奈良ホテルに入ってみたいなぁと思ったけど、こちらはお値段ハイクラスすぎて事前リサーチの時点で諦めよ(泣)。

プロフィール

HN:
SiO2
性別:
女性
趣味:
喫茶

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