ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
金魚鉢 by 幸楽屋
- 2013/07/22 (Mon)
- お茶うけ (和) |
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下賀茂神社の足つけ神事のあと、そこからまぁまぁ近い鞍馬口まで歩いて、念願の幸楽屋さんに行きました。
近いはずだったのに、かなり激しい通り雨に降られてずぶ濡れになって大変だったけど。ダンナも私もおろしたての靴が・・・。
さて、幸楽屋さんの看板商品と言えばこちら。「金魚鉢」です。
これをずっとこの目で見てみたいと思っていたんです。
夏季限定のお菓子で6~8月しか買うことができません。しかもお店が日曜休業なので、なかなか手に入れることができなかったんです。有休の今日しかない!!
店頭はすぐに売り切れるため、ぬかりなく予約して4個お買い上げ。
家に帰ってから開けました。
もう、この見た目!!
なんと涼しげで上品なのにわくわくする造形。
割とダイレクトでストレートな写実表現ですが、それでも細工が細かくて品良く見えるのが素敵。
透き通る寒天の若干の青みがいいですね。
中の金魚も2匹も入ってかわいらしいです。
せっかくこんなにきれいに作ってあるのに、家で食べるときは手づかみで齧りつくダメな夫婦。
味も、寒天は餡でも練り込んであるのかと思う舌触りのある絶妙な食感。金魚はしっかりと甘い餡で、見た目の爽やかさとは反対に全体的にはっきりとした甘みがついていて、でも重くもなく、とても美味しかったです。
京都の中ではかなり新しいといえる昭和の創業ですが、それでもこの知名度を得たのはやはりこの金魚鉢の力でしょうか。
開発に2年かかったとのことで、特に金魚を沈ませずに上に浮かべる方法に苦心されたのだとか。
食べてみるとどうやって浮かせたのか、その手法が分かります。なるほどと思いました。
風流で誰にも喜ばれそうなこのお菓子、お客さんのもてなしにぴったりと思います。
1個220円という上生菓子にしてはお求めやすい価格も嬉しい。
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