ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
松風 by 松屋常盤
私が去年行った不審菴短期講習会の初日にも出されたお菓子、それがこの松風です。
ネットで調べてみると、
「京都御所の南門である堺町御門から南北の通りを南に下ったあたりにたたずむ菓子舗。創業は、承応年間といわれ当時から御所や大徳寺、茶道の家元などに和菓子を納めてきた。その伝統はいまも続いている。代表的な銘菓の味噌松風も、大徳寺住職だった江月和尚だったと伝えられる。ちなみに、江月和尚の没年は、当店創業の十年ほど前の寛永二十年だから、和尚からこの菓子の製法を伝授されてから店を開いたことになる。なお、現当主で十六代目。
その味噌松風とは、西京味噌と小麦粉に砂糖を加えて練り、表面に黒胡麻を散らして焼きあげた菓子。厚さは4センチほどで、食べやすい大きさに切り分けていただく。表がこんがりときつね色で、見た目には和風のカステラを思わせるが、やや堅めのしっかりした食感が特徴だ。西京味噌の香ばしさと抑えた甘さは、とりわけ茶人好みといえる。
ちなみに、その風雅な名も謡曲の「松風」に由来する。「浦寂し、鳴るは松風のみ」という一節を、裏に焼き色が付かないので寂しいということをかけた、いわば言葉遊びなのである。ちなみに、この味噌松風は、松屋常盤の店頭でしか買えない。しかも、当日売りには限りがあり、あらかじめ予約しておくほうがいい。また、地域によっては宅配便などで送ってくれる場合もある。」
らしいです。
確かに、見た目は京菓子って感じではありません。カステラっぽいです。
味は、カステラがさらにねっとりした感じ。かなりずっしりとしています。噛みごたえあります。ちょっと趣の変わったお菓子として重宝しそう。焼き立てならなお一層美味しいかもです。
それにしても、京都の人ってやっぱり昔のものを守っていこうとする独特の風習があるなって思います。
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