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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「お茶うけ (和)」の記事一覧

桜餅 by 和菓子司 山茶菓

新学期始まっています。

休みの日、息子と自転車で走っていたら以前は無かった和菓子屋を発見!

気になったので入ってみました。

なんと10日前にオープンしたばかりとのこと。

内装もなにもなく、事務机の上に5種類くらいの和菓子が置かれていて店主一人で販売されているすごくシンプルなお店。

え、期間限定出店じゃないよね?
今から少しずつ手を入れていくんでしょうか。

150円の桜餅を1個だけ購入。(全く儲けにならん客)

うん、正統派な桜餅の味わいで美味しかったです。けっこう粒がしっかり残してあって歯ごたえあったし、塩をしっかり効かせてあって美味しかった。

今後も期待してます。


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柿の里 by さくらや

11月ごろに投稿した源吉兆庵の「粋甘粛」という干柿を使った贅沢なお菓子。

うちの母が地元の和菓子屋で「似たような商品を見つけた」らしく、送ってくれました。

確かに干柿の中に餡を詰めた和菓子です。

これが同じ美味しさだったら、絶対こっちの方がお得じゃない?(いくらか知らないけど)

と、期待して開封。

?!なんか表面にまぶされている!

なんか白くて平べったいキラキラしてるやつ。なにかよく知りませんが。

これのせいで一見干柿って分かりにくいですが、切り分けるときちんと干柿の中に白餡が詰め込まれていますね。

食べてみました。

あー、、、うん。

それなりに美味しいけど、粋甘粛の美味しさと比較したら、ねぇ。

違いが分かりすぎる。。。

なんというか、まず柿自体の品質かな。中国産って書いてあったけど、どこ産というよりも干し方、つまり製法でしょうかね。歯ごたえの滑らかさと均一さが全然違う。

そして餡との相性。

粋甘粛はまさに柿と餡の双方が一体になってより一層美味しくなる掛け算の美味しさだったんだけど、柿の里のほうは柿と餡がバラバラで噛み合ってなかった感じです。
たぶんそれぞれの歯ごたえが同じになるように調整されてなかったからかな。食感がばらついてて。

あと、表面にまぶしてあるアレ、絶対要らない。特に味はなく、妙に舌触りと食感を悪くしてたと思う。なんなら見た目的にも無い方が。

と、どうしても比較すると粗が目立つ結果に。

まぁ普段のおやつには良いと思いますが。

でもこれ食べるなら純粋な干柿の方が好きかも。私は。

干柿が大好きなうちの末っ子も2口食べて要らないって言った。。。^^;


したたり by 亀廣永

月初、ホテルモントレ京都に行ったときに、ここも立ち寄りました。

昭和11年創業の和菓子屋「亀廣永」さん。

昭和の創業だと京都では新しいと感じるくらいだけど、お店自体はもう本当にここだけ昭和を切り取ったような昔ながらのこじんまりしたもので、暖簾をくぐって木枠の引き戸を開けて入ると、いつからあるのかというようなショーケースの中に何十年も変わってなさそうな包みのお菓子が積まれています。

奥から店主が出てきて、言ったものを出してもらって、お金を払って、ごめんくださいと言ってお店を後にする感じ。

もちろん支払いは現金のみだし、もう帳簿は古い帳面にでもつけてるんじゃなかろうかってくらいの雰囲気です。

昔祖父が土産物屋をやっていた宮島の店を思い出しましたよ。30年前のあの感じ。


購入したのは「したたり」という竿菓子。看板商品の一つです。
どんなお菓子か一言で説明すると、黒糖の寒天です。

老舗和菓子ガイドブックによれば、祇園祭の期間中、唯一茶席が設けられる菊水鉾の会所。
そこでの茶菓子にと考案されたとのこと。

包み紙の説明書きには、"菊水鉾は能楽「枕慈童」の曲に菊の露の「したたり」を呑んで七百歳の長寿を保ったという中国の故事にちなんで作られた鉾”で、このお菓子はその話にあやかって作られたというような趣旨の事が書かれています。

つまりは本当は夏のお菓子です。確かに寒天のキラキラ感は夏を思わせますね。

かつてはその茶席でしか食べられなかったらしいけど、今はお店で通年販売しています。ありがたい。


一人で食べるには大きいし、子どもたちに食べさせるにはもったいない気がするしで今日、ママ友さんとのランチ会のあと、まだ時間があったので彼女たちを家に誘って一緒に食べました。

切り分けの厚みがバラバラだけど、そこは見ないことにして。


濃い琥珀のような神秘的な透明感が、シンプルながらも圧倒的な存在感。
宇宙を思わせる深遠さがあります。

クリアな色味からも分かるように、羊羹ではありません。寒天ですね。

食べてみました。

予想以上の美味しさー!!

まずフォークを入れると(フォークかい!)寒天らしい切り立った断面を描いてぶるんと切れます。
私は寒天のこの独特な固さが好き。ゼラチンのプルプル感よりも弾力のない感じが。

そして口に含むと、まさしく黒糖!黒糖のじんわりとした深い甘みが広がります。
でも黒糖なのに安っぽくない。すごく上品です。贅沢に和三盆糖も使われているからでしょうか。すごいこれ。

原材料を見ると、砂糖・黒糖・水飴・和三盆・寒天の5つのみで、つまり糖と凝固剤しか入ってない(笑)。本当にシンプルイズベストで純粋な美味しさを感じる和菓子でした。

祇園祭のお茶席で優雅に食してみたいものです。
(いや、より味わって食べるのには冬の自宅の方が適しているのかな。)

なお私が持っている2009年発行のガイドブックでは一竿1,050円と記載されていますが、2025年価格は1,300円となっておりました。まだ許せる範囲内の値上がりと言えますかね。



和楽 花水仙 by 果朋

一昨年に購入した陶器のお重。
正月なので和菓子でも入れて贅沢にいただきたいなと思い。

清明神社からの帰り(徒歩)、塩芳軒にも金谷正廣にも寄ってみたけどどちらも正月休み(当然)。

でもこちら、二条城の北側にある「果朋」さんは開いていました!

入ってみると、めっちゃくちゃモダンでハイセンスな敷居高い感じのオシャレ和菓子屋。

ショーケースに飾られているのも和洋折衷な進化系の菓子です。

その中で比較的伝統的な風情の美しい練り切りを一つお持ち帰り。

水仙を模した白と黄色のきんとんです。

お重に盛り付けると、めっちゃ綺麗ー!!映えるー!!色のコントラストも良いじゃん♪♪

見た目は昔ながらの一品ですが、黄色は柚子餡、白は白ワイン餡とのことで、やっぱり進化系!

家に持って帰ってくるまで紙箱に入れたまま二日ほど放置されていたので表面が少し乾燥して固くなっていてちょっと食感があれでしたが、中はしっとり柔らかくて、そして本当にワインの風味した!
柚子とワインがすっごく大人な高貴な味わい!すごく良かったです。

こんなのもアリなんだなー。

お一つ432円でそんなに高いわけでもなく。

金粉も乗っており、お正月感味わえました。


花びら餅 @ 好文舎

明けましておめでとうございます。

2025年ですね。
つまり今年は終戦80年、阪神大震災30年、うちが結婚して15年になります。(どういう並びだ)
良い年になると良いですね。

今年は広島に帰省しなかったのでお正月は主人の実家で過ごしました。

暇だったので、2日の今日、長年行きたいと思っていた清明神社に行ってみました。
安倍晴明を祀ってある神社で、どのくらい昔から行きたかったのかというと、それなりにちゃんとオカルト好きだった中学生の頃からですかね。つまり25年前くらいからですね。
関西在住になって17年。いつでもいけると思ったら逆になんか行かずに過ぎていました。
(たぶんアクセスが良くないのと清明神社の周りにめぼしい観光スポットが他にないせい)

って前置きが長くなったけど、長女だけ連れて、主人に車で送ってもらって今日やっとお参り。

なんですがかなりの行列だったので、先にお茶することにしました。

この近くの和カフェ。好文舎さん。

小さな門から飛石を通って奥にある昔ながらの町家づくり。

タッチの差で先に入った二人客に坪庭の前の席を取られて部屋の奥側の席になったので庭が少し見づらったのだけ残念。

メニューは日本茶系ドリンクとアルコールとトーストと和菓子セットのみ。

私は和菓子セット、娘は抹茶要らないかなと思ったので無理言って和菓子のみを出してもらいました。

本日の和菓子はお正月なので当然花びら餅。

この近くの小さな和菓子店「金谷正廣」さんから仕入れているようです。

ちょっと形がいびつで私と娘のとあんまり揃ってなくて、でも餡がたくさんなのかこんもり盛り上がっていて。

餅生地はふんわり柔らかい口当たりで餡も易しい甘さで、手作り感あふれる美味しさでした。

娘は手づかみで豪快に食べてました。私は久々に菓子切り使った。餅生地って切るの難しい。。。

金谷正廣さんはすっごく小さな個人店の和菓子屋さんで知名度も高くないですが、江戸時代から続くお店らしい。

京都ってそんなお店だらけです。

帰りに寄ってみたけどさすがに閉まってた。


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