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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

浜土産 by 亀屋則克

やっと、やっと!念願の浜土産手に入りました~。
2年前に行った表千家短期講習会(茶道表千家の家元の下で若者50人が1週間修行をするという年に2回のイベントです)に行ったときに出たお菓子の中で一番印象的だったもの。もちろん京菓子。
ずーっと食べたかったんですよ。

だって、この亀屋則克さんはデパート等に出店せずいまだに伝統のお店を守っているという、昔ながらのお店。店構えも古風でよいらしいです。日曜がお休みで17時までしかやってないから買いに行けず、今回、彼氏のお母さんに買ってきてもらったものなのです。ありがたい。

このお菓子ですが、読み方は「はまづと」。
このお店の代表的なお菓子です。夏季限定商品。

まず、画像を見てください。

蛤に琥珀羹を詰め、大徳寺納豆を一粒落として閉じるという洒落た造り。本物の貝を使っているので、いまにも波の音が聞こえてきそうです。海を持たない京都の人たちはこうして昔から見る事のない海に思いを馳せていたんでしょうね。蛤はお店の近所の佃煮屋さんから譲り受けているらしい。ちなみに家元のお玄関さんたちがおっしゃるには「昔はもっと蛤が大きかった。近年は小さいものばかり」と。乱獲のせいでしょうか??

食べます。家元のところで習った食べ方は、貝をこじ開け(蝶番になった方から開けると開けやすい)、琥珀羹がつかなかったほうの貝殻をスプーン代わりにしてすくって食べるというもの。

味ですが、結構この琥珀羹が固め。プリプリッとしてます。大徳寺納豆は味噌で味付けしてあるので、ちょっとしょっぱい。お茶の先生曰く、「この塩味が琥珀羹の甘さを最後に中和してくれるから、豆を最後に食べると良い」とのこと。先生、先に言って下さい(笑)。先生は琥珀羹が甘めとおっしゃっていましたが、私的には甘さ控えめに感じられました。あー、美味しかった。またすぐにでも食べたい。

ちなみにこのお菓子、お遣い物用の包装にはヒノキの葉が使われていて、防腐に役立つという昔ながらの知恵らしいです。情緒溢れる・・・。




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