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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「お茶うけ (和)」の記事一覧

水牡丹 by 末廣屋

大阪で新しくお茶のお稽古を始めて、今日初めてのお茶会がありました。
ここのお教室は、お茶会が先生が会長を務めている茶華道連盟の月釜しかなく、2年に1回しかその機会にめぐり合えないということなので、勇んで参戦させていただきました。
しかも、私は一番下っ端なのに、点前にまで参加させていただきました。
しかもしかも、一番初心者なのに、なにげにスパルタだった大学のサークル時代の経験が生かされ、皆さんから役に立ったとお褒めの言葉をいただきました。やったね。

今回は、そちらの茶会で出されたお菓子。
「ほんまもん」しか認めない卓越した審美眼をお持ちのうちの先生ですが、お菓子はいつもこの末廣屋さんを使っている模様。
そしてなぜか先生は、こだわりなのか京都のものは使いません。お茶もお菓子も大阪のお店のもの。末廣屋さんも有名な大きな会社ではないようです。

茶会が終わって、あまりを皆さんでいただきました。
葛の中にピンク色にした白あんが入っていて、とても清楚で涼しげです。
美味しかったー!!しかも、柔らかさマックス!餡が溶けていくような食感です。
先生曰く、「黄身あんにしても美味しい」。って、確かにそれも美味しそう。
ちなみに1個260円ですが、200個買ったら52000円+消費税です。


そういえば先生が「冷やして食べると美味しいけど、葛は冷やしすぎると白っぽくなるから5分くらいしか冷やせない」とおっしゃっていました。
2個もらって帰ったものを、さすがに冷蔵庫に入れておくと、出したとき本当に白っぽくなって中のピンクの餡が見えなくなっていました。しかも、時間が経ってるからか葛がデローンとジェル状になってエライことに。
きっと保存料等の添加物が入っていないからなのよ。さすが「ほんまもん」は違うわね。



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いちご大福 by 山中石川屋

金沢・山中旅行のお土産にいただきました。

調べてみると、山中石川屋さんは、山中温泉発で石川では割と大きな和菓子チェーン店っぽいですね。
看板商品は「娘娘(にゃあにゃあ)饅頭」なんだとか。

今回はいちご大福ですが、中の餡が美味しかったです。白餡だったし。たっぷり入っていたし。
いちごはちょっと酸っぱかった(汗)。

大きさは小さめで一口で食べれました。これくらいの大きさが食べやすくて好き。





ロンドン焼 by ロンドンヤ

続きましてもまた京都から。頂き物です。

掘り出し物の一品。
おそらく、『規模は大きくないけど知る人ぞ知る地元密着のお店』みたいな感じなんでしょうね。

このロンドン焼、1個50円。大きさは直径5cm程度。一口で食べられる可愛いサイズです。
どこにでもありそうなお饅頭っぽくも見えますが、食べると中は白餡で、田舎っぽくない上品な味。
皮もモチっとしてて柔らかい。
なんていうか、予想を裏切られる美味しさです。(失礼?)

ただし、どのへんが「ロンドン」なのかは、めちゃくちゃ謎。





抹茶器 by 七條甘春堂

「お仕事お疲れ様」といただいた包み。
紙をはぐと、「抹茶器」と書かれた箱が。
おぉぅ、お茶碗だ!!と開けて手に取るとなんか、ザラっとした感触。そしてひどく軽い。

なんとこれ、開けてびっくり飲んでびっくりの、お菓子で出来たお茶碗なのです。
いやぁ甘春堂さん、やっちゃいましたねー。遊び心ですねー。ここまで来ると遊び心っていうか、いたずら心ですねー。

抹茶を点ててみる。
ちょっと茶筅に引っ掛かりがあるのはご愛嬌で。
飲んでみる。
ちょっと甘みが加わって、当然美味しい。ちょっと雑味も混じる。
食べてみる。
抹茶が触れた部分は柔らかくなって食べやすいです。
他のところは思うように歯が立ちません。
甘すぎず美味しいです。
お干菓子をそのままお茶碗にしたものですし。
一気に全部は食べれませんでした。

ちなみに、このお菓子、煎茶碗バージョンもあります。




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点てた。
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食べた。
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糊こぼし by 萬々堂通則

奈良は東大寺二月堂でこの時期行われる修二会(しゅにえ)、通常「お水取り」に行ってきました。
お水取りは東大寺の有名な年に一度の法要らしくて、詳しいことは分かりませんが(というか調べても難しすぎてよく分からない)、松明を持ってお寺の周りを駆け回るダイナミックな法要らしい。
っていうか、メインのイベントはだいたい夜に行われるらしく、昼に行った私は普段と変わらない大仏様を見ただけ。

というのも、何でわざわざお水取りに行ったかというと、去年和菓子を習っていたとき先生がやたらとお水取りのときだけ買えるこのお菓子、糊こぼしについて語っていたから。その先生は大の糊こぼしファンらしい。

ずっと気になっていたので今回買ってみました。
私の勝手な想像で、東大寺の前をずらっと屋台を出して各和菓子店がこの糊こぼし商戦を繰り広げてるのかと思ってたのですが、実際はこれを作っているのは一社らしく、駅近くの商店街の直営店で購入でした。
お値段はなんと驚きの1個370円!

下の画像が糊こぼし。
東大寺開山堂に植わっている古花で奈良の三椿の一つ、良弁椿。お水取りではこれをかたどった造花を紙で作って飾ります(見なかったけどな)。誤って紙の上に糊をこぼしてしまい、その斑点がよく実物と似ていたので、通称糊こぼし椿となったようです。

その造花をさらにかたどったのがこのお菓子。
食べてみてびっくり。すっごい柔らかい。うっかり買ったあと何時間が常温で放っておいてしまったのですが、通常の和菓子なら硬くなるのにこれは本当に柔らかくてとろけるような感じでした。
他の和菓子と違ってとびきり美味しい~ってことはなかったですが、ちょっと違った味わいでした。

あーそれにしても。
やっぱり和菓子はただ食べるだけでも膨大な知識を必要とします。
その知識があるとないでは、食べるときの感慨が格段に違います。
食べた後に調べても意味ないもんなぁ。
買う前に知っておくのがベスト。




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