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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

ビチェリン @ al Bicerin

今年も阪急英国フェアに行ってきました!!

ついに今年は末っ子も入園して、悠々自適に一人で回れます♪

なのに、なのに今年のフェアは内容がちょっとイマひとつだったなぁ・・・。

目玉の出店もないように感じたし、去年は無料で何度でも参加できた紅茶試飲会が今年は有料約2000円。

何より大問題だったのが、毎年楽しみにしているクリームティー(紅茶スコーン)のカフェコーナーが、今年はアフタヌーンティーと称してそれに少しサンドイッチとオリジナルケーキを足しただけで4,861円という目玉が飛び出る値段設定に。

馬鹿らしくなったので、今年はイートインはやめました。

代わりに、阪急4階に入っているレストラン「ビチェリン」でランチすることに。

ビチェリンはイタリア・トリノ最古の老舗カフェで、1763年創業、1856年より現在のお店となっている超歴史あるカフェとのことで、その海外支店。

そして店名を冠しているチョコレートドリンク「ビチェリン」はなんと、イタリア初代首相カブールや哲学者ニーチェ、文豪アレクサンドル・デュマに愛され、ヘミングウェイによって"世界に残すべき100の物"に選ばれたという、エピソードからして仰々しすぎる逸品があるようなお店。

そんなものが庶民でも飲める時代だからすごいよね。

どんな飲み物かというと、下からチョコレートドリンク、エスプレッソ、生クリームを美しく層にして重ねた一杯です。

スペインから伝わったチョコレートとヴェネツィアから運ばれたコーヒーを使った18世紀の人気ドリンク「Bavareisa」を改良したものとのこと。

肉厚なステムグラスに注がれた運ばれてきたそれは、うん、見た目もなんか仰々しい。

スプーンが付いてるのに、混ぜずにお召し上がりくださいと言われ、そのまま一口飲んだら。

うぉーーー、ヘヴィー級のヘヴィー!!!

もったり濃厚なチョコレート、めちゃくちゃ濃いエスプレッソ、これまたもったりと重い三分立てくらいの生クリーム。

層になっているけど、飲むときにはきちんとバランスよくどれも口に入ってきて、それぞれの味わいとハーモニーを味わえます。

が、しかし、重い。

エスプレッソが濃い。

飲み始めた瞬間からヤバいと思ったんですが、何口か飲んだあたりからもうすでにカフェイン中毒様の症状が・・・。

苦い、お腹痛い、チョコレートと生クリームだけ抽出したい・・・。
いや脂肪分もけっこう胃に来る。

頑張って半分飲んで手が止まりました(笑)。

濃いコーヒー成分にちょっと体が拒否反応出てたけど、でも意地でも飲み干したる!と頑張って最後まで飲みました。

最後の2割くらいになってスプーンで混ぜてみたら、エスプレッソが少しまろやかになって飲みやすくなりました。
もっと早く混ぜればよかった。

私にはきつい飲物でしたが、当時は滋養強壮に飲まれていたというのも納得、美食家に愛されるのも納得の、上質で脂肪分とカフェインたっぷりのヘヴィーな一杯でした。

このあとまた数時間、気分の悪さを引っ張りました・・・。



なお、庶民が飲める時代と言ってもお値段もかなりのもので、一杯1,155円。(私はランチとセットで660円だったけど) だから絶対残せないよね(笑)。
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