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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「日本茶」の記事一覧

茶処探訪 宇治煎茶 by 福寿園

煎茶がちょうど切れていたので、先月母が東京旅行ついでに寄ってくれたときに買ってきてもらったお茶です。

母親をお遣いに使う娘。

なんか白い犬に「牛乳」て買い物頼んでる某携帯電話会社のCMみたいですが。


東京で買えなかったから京都で買ったということで、福寿園。

宇治の煎茶です。

この茶処探訪シリーズは他に八女と薩摩があるようです。


宇治茶らしい爽やかな甘味と渋みが楽しめました。


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かぶせ煎茶 ごこう @ wad omotenashi cafe

むかーし、阪急のフリーペーパーに載っててずっと気になっていたこちらのお店。

なんだか知らない間に食べログでもかなりの上位に食い込む有名カフェになってたらしいです。

子ども預けて心斎橋に来たのでまたとない機会と思い、行ってみました。


小さなビルの2階がお店です。

ちょっと急で危険な階段を上り、ドアを開けると・・・

お香の香りが鼻腔をつき、まさか大阪の真ん中とは思えないゆるりとした落ち着きのある異空間です。

白い塗り壁の室内は、土間になったギャラリースペースの奥に1段上がって板の間。
数席しかないけれど、床座スタイルのカウンターと、ちゃぶ台と、窓に面したカウンターと椅子式のテーブルというバリエーション。

キッチンは水屋スタイルで、風炉に釜が掛けられています。

和モダンスタイルですが柔らかい印象を受ける温かみのある空間です。

そう「ゆるり」という言葉が本当によくあうなと思いました。

何時間でも居れそうなほっこり感がたまりません。


ここは日本茶のお店。

丁寧に入れられた上等なお茶を飲むことが出来ます。
ちなみに取り扱ってるのは和束茶とのこと。


甘いお茶が飲みたいと伝えて、一番高い「ごこう」を勧められたので注文。
850円。結構しますよ。

一煎目は60度のぬるい温度で。

最も甘みと旨みが感じられるはず!
だったんですが、湯のみに注いでくれたときに「すみません、なみなみになっちゃいました」と言われました。どう考えてもお湯の分量間違えたな・・・。

一煎目はめちゃ薄かったです・・・。あんまり味しなかった。
うっすら漂う香りはいかにも自分うまさ凝縮されてますよー的な雰囲気を醸し出してて、これ絶対美味しいよなっていう気配はしたのでとても残念。

ただ、一煎目の湯のみは見たこともない厚みのあるガラスのショットで、クリアでないその素朴な外観が爽やかさと温かさを兼ね備えてて素晴らしかったです。

二煎目は90度のお湯で。

今度はめちゃくちゃ美味しかったです。ギュッと詰まったお茶の旨味。ぞんぶんに味わえました。渋みすら感じられないくらい。
これが飲みたかったんだよーて思いました。

湯のみは変わってしまい、磁器の煎茶茶碗に。


三煎目は沸騰したお湯で。

普通、三煎目は味もあまりしなくなるものですが、充分に味が出て、これもゆっくりと楽しめました。

最後に茶葉を食べることができます。
軽く醤油(?)と鰹節をまぶしてくれて頂くのですが、これがびっくりする美味しさ。
お茶っ葉って健康のためにと食べても独特の臭みがあったり噛みにくかったりで美味しいと思ったことは無かったと思うのですが、これは瑞々しい青菜のような味と歯ごたえでエグみもなく、もっと食べたいと思うほどでした。


お茶だけのオーダーでしたが、最後の茶葉までいくと結構時間がかかり、だいぶゆっくり過ごすことが出来ました。

一煎目の薄さが残念でしたが、それを補って余りある魅力がこの空間に詰まってて、とにかく誰かに勧めたい!と思う店でした。

ほっこりしたわー。




↑二煎目




↑茶葉

和束茶(新茶) by 中尾園

主人の実家のご近所さんがリーガロイヤルホテル内のベーカリー(だったかレストランだったか)に勤めていて昔から時々パンなどをもらっていたそうなのですが、同ホテルで売られているお茶をもらったというのを貰ってきました。

和束茶・・・「わづかちゃ」と読むそうです。聞いただけでは「僅か」かと思って、すごい希少なのか!?と思いますよね。

和束ってどうやら地名のようで、京都南部の町だそうです。
お茶が特産品のようで、別名「茶源郷」と呼ばれているのだとか。

うーん、聞いたことなかった。
あの辺はなんでも宇治にまとめられちゃいますもんね。


 
ミルクの調乳用に70度保温にしたポットがあるので、そのお湯で淹れてみました。

ぬるめの温度というのもあると思いますが、とてもまろやかで、主張しすぎないけどしっかりとした旨味も出ていて美味しかったです。

飲んだ後に喉の奥にじんわりと甘みが残って余韻が楽しめました。


梅月 @ さのわ

主人の実家に来ていたので、義両親に子どもを預け、久々にカフェでゆっくりしに来ました。

車があったので、前々から気になっていた御室、仁和寺前の「さのわ」さんです。
この辺ってあんまり来ないけど、やっぱり京都中心部に比べたら静かでゆったりとしていていいですね。

よく雑誌に載っているモダンで洒落たお店ですが、店内は他に客もいないし、雨も降らずに済んで、とてもよい雰囲気でした。

メニューをみると、数種類の日本茶の品ぞろえ。

せっかくだから玉露が飲んでみたいと思ったけど、煎茶だったらケーキとセットにできたので煎茶にしました。

梅月という鹿児島のお茶です。
水は洛北の京見峠の名水を使っているようです。

オーナーっぽいマダムではなく、アルバイト思われる男性スタッフが丁寧にお茶を入れてくれました。
わざわざ釜から湯のみにお湯を注ぎ、それを急須に注ぎ・・・とやっていましたよ。詳しく見てないけど。

ほどなくして出てきたお茶は、うっすらきれいな色づき。

味は、渋みが強く出ていたのですが、後を引かない上質な渋さでした。
思ったより甘みは少なかったかな。
まろやかな舌あたりでした。



ところで、雑誌には若い男性がお茶を入れてるところが載っているので、てっきりこの人が店主と思っていたら、どうやら違うようでした。

本日のスタッフは大衆演劇のスター役者のような切れ長系(?)イケメンで、マダムの好みですかね。

表には男性アルバイト募集の告知が。女性はダメなようです。

勾玉 by 千茶荘

妹が日舞を習っているんですが、先生へのお歳暮(芸事の世界ではお中元・お歳暮は現金を渡します)のお返しにお茶をもらってきました。

ので、勝手に私が開封して飲みました。

抹茶入り煎茶と書かれています。

袋を開けると確かに抹茶と煎茶の合わさったような良い香り。かなり強く香ります。

緑茶は少し温めの70~90℃くらいのお湯で淹れると美味しいんですが、ちょうど先ごろ子供の調乳用に電気ポットを買って、70℃設定のお湯が常備されているので、それを使いました。

するとあらまぁ。
めっちゃくちゃ美味しいお茶が入りました。

抹茶入りなのでお湯を注ぐとすぐに色が付きます。
抽出短めの方が美味しく出そうだったので、すぐに湯のみに。

強めの香りとともに、口の中で広がる旨味。
このお茶は甘みよりも断然旨味がかなりの勢いで押し寄せてきて、まるでお出汁を飲んでいるようです。飲み終わったあとも喉の奥に後味が残ります。
本当に美味しいお茶でした。
二煎目以降は旨味成分はかなり減りますが、以降も楽しめます。

千茶荘は松江のお茶屋さんらしく、メインは白折(しらおれ)、茎茶のことですね。
でもこの抹茶入り煎茶もとても気に入りましたよ。
勝手に大阪に持って帰っちゃおうか。


ちなみにダンナはこのお茶知ってました。
知り合いが行きつけのバー?で「このお茶美味しいよ」と勧められたそうです。
すごい。

関係ないですが、私の父の同級生がこのお茶の広島直販店?を経営しているそうです。
はい、それだけです。



あとやっぱりぬるめのお湯、緑茶にはサイコーですね。
ポットの70℃保温設定、使えます。
緑茶が好きな方は是非利用してみてください。

美味しく淹れられるのに加え、注いだあとすぐに飲める温度ってのもポイントです。


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