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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

焙煎体験

カルチャーセンターでコーヒー焙煎講座の一日教室を受講してきました。
ずっと前から気になっていたんですけど、仕事があったり予定が合わなかったりだったんです。今回、子どもを主人の実家に預けてやっと参加することが出来ました。

講師は声の大きいオジサンで、まぁよく喋る人で、喋ってた内容の大半がコーヒー卸売大手の批判でした。

長かった話を私なりに要約すると、コーヒーは炒りたてが一番美味しい、焙煎してから時間がたったものは腐っていると同じだ、日本のコーヒーは焙煎済みばかりが流通しているから皆腐ったものを飲まされている、ということでした。

コーヒーは炒ったら7日、挽いたら3日、淹れたら30分で飲まないといけないそうです。

2時間の講義のうち、1時間を既存のコーヒー業界批判と、その講師が主催している上級コーヒー講座の宣伝にあてたのち、やっと焙煎の実習の時間がやってきました。

どんな指導があるのかワクワクしていたら、なんと、生豆(今日はコロンビアを使用)を焙煎鍋にザーッと流し入れ、「3~4分、色が付くまで適当に煎って」と言われました。
「1日教室だし初心者だから、うまく焙煎しようとしなくていい」とのこと。

え。。。そこを聞きに来たつもりだったんですけど!!!

炒りたての重要性を語る割に炒り方は全く教えんのかい!とちょっと腹が立ちました。


ですが、当たり前ですが火を通せば豆はちゃんと焼けますね。
3~4分できちんと見覚えのあるコーヒーの色になりました。

皿に出してみると、ド素人の焙煎なので当然炒りムラがあるし、1~2割程度は炒りを通り越して焦げてます。


それでも不思議なものですね。講師の言った通りです。
粉に挽いてもらったものの香りをかいでみると、とてもふんわりとした香ばしさの中に、うっすら甘さが漂って、なじみのコーヒーの良い香りとも違う、たしかに出来たての美味しさの印象がありました。

スーパーなどで売ってる市販のキ○コーヒーの粉と香りを比べてみたのですが、比べるまでもなく、市販の方は既に香りが飛んでいました。


香りを確かめた後は、もちろん実際に飲みます。
これも飲み比べします。

まず、正真正銘わたしが人生で初めて炒った自家焙煎?コーヒー。

一口飲んで驚きました。
すっごくまろやかで刺激が少ない!
苦味がほとんどありません。かなりすっきりあっさりした味わいです。
この表現が良いのかは微妙だけど、タンポポコーヒーのようなお茶に近い口当たりになってます。

講師が言うように何杯でも飲めそうです。
この飲みやすさは想像以上で、講義前半の退屈だった悪印象も半減しそうです(笑)。

市販の粉はの方は、苦味や酸味の刺激が感じられます。慣れた味と言えばそうですが、それは本当は雑味やえぐみなのだとか。


ド素人のテキトー焙煎でここまで美味しいのなら、もう少し焙煎や淹れ方を習得すればもっと美味しくなるだろうなと思いました。


焙煎技術については習えませんでしたが、焙煎という体験はできたので良かったです。



 

とりあえず炒りたてが美味しいというのは分かっても、一般市民はコーヒーを飲むたびに毎回焙煎なんてしてられないし、そもそも生豆を入手できないですけどね~とか思いました。


あと、私がコーヒーを飲むとお腹が痛くなると言うと、焙煎にこだわる人は必ず「それは炒りたてを飲んでいないからだ、炒りたてを飲めばそんなことにはならない」て仰るんですが、今回も私きっちりお腹痛くなりましたよ。


 

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