ふわとろチーズ by PATISSERIE JOKER

大阪の枚方(ひらかた)に何か変わったファンタジーなケーキ屋さんがあると聞いて、行ってみたいと思ってるんですが、なにぶん場所が微妙で遠い。

とりあえず新大阪駅構内のショップで商品だけでもと思い、新大阪に用事があったので今日ついに買ってみました。

店名からも分かるように、お店のテーマはトリッキーでミステリアスでファンタジーな感じです。

「不思議の国のアリス」がモチーフのようで、小さい店舗ブースといえども内装はどこかゴシックただようカラフルさ。

商品もこれまたキャッチーで奇抜なものが目を引きます。

やたらとデコラティブなケーキとかスポイト刺さったプリンとか。

とにかく派手で話題性があればOKという感じが大阪ぽくて良いというか、それで良いのかというか・・・。



看板商品ぽい「とろバウム」という中からトローリと何かが出てくるバウムクーヘンなるものが食べたかったのですが、1380円となかなかの値段。

ハーフサイズないんですかと訊いてみると、「ハーフはないですけど(←よく考えると構造上当たり前だ)、同じ造りでカップ入りの『ふわとろチーズ』というものがあります」

って、「はい？？」

どういうこと？

イマイチ理解できないのですが、なぜかバウムクーヘンがカップ入りになっている模様。

値段もお手頃200円だし、なぜかチョコ・イチゴ・抹茶のバリエーションまであり。

とりあえずそれを買ってみましたが、何から何まで謎なお店です。



さて、家に帰っていただいてみます。

同封の紙に「レンジで10～20秒加熱すると美味しい」と書いてあったので、してみました。

内部構造は、詳しくは底にバウムクーヘン、上にスフレ、中央にクレームブリュレ(？)を入れるというなかなか凝った作りになっているようで、ちょっとレンチンしすぎたのかクレームブリュレだけでなくスフレも溶けかけましたが、これが美味しかったーーー！！！

正直、見た目勝負で味は期待できないかなと踏んでいたのだけど、中のブリュレが本当にトロっとして、スフレのふんわりさとチーズのコクとバウムクーヘンの生地の甘さと、何だか色々口の中で共演して、すごく贅沢な味わい。

ミニカップだけじゃ足りないくらいでした。

お遣い物にしてもきっと喜ばれると思います。

また買ってこよう。

できればいずれは本店に行きたいですけどね。








あと、抹茶味は冷やしたまま食べてみたんですが、それぞれの食感の違いが分かりにくかったので、この商品は絶対レンチンするべきです。