ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
TERRINE DE CHOCOLAT hekkonda by PATISSIER eS KOYAMA
今年のバレンタインデーは、まぁ例年と同じように手作りなどしていません。
今年は特にド平日だから忙しいです、とか言う以前に、バレンタインとは『菓子業界がこぞってリリースするスペシャルな商品をためらいなく存分にいただける日』と認識しています。すなわち手作りなどもったいない、ということですが、なにか。
今年はフリーペーパーに載っていた限定商品の「幸せのボタン」とかいうチョコを買うべく梅田の伊勢丹の催事場に乗り込んだのですが、当然のように女性客でごった返した閉店間際の時刻に残っている限定品などあるわけもなく。
というわけで、別の商品にすることにしました。
今回の伊勢丹のバレンタインフェアはかなりのクオリティの高さでした。有名どころのショコラティエはもちろん、以前にも紹介したことのあるオ・グルニエ・ドール(京都)とかケ・モンテベロ(大阪)とかもあって興奮。
どうやらチョコレートの祭典「Salon du chocolat(サロンドゥショコラ)」の日本版を伊勢丹で開催しているということで、日本各地(+α)のパティシエが集って味を競うようです。
そんな豪華なバレンタインフェアにて一番人気だったエスコヤマのショップで、美味しそうな、しかも割とお値段もお手頃なチョコをお買い上げ。例のボタンチョコを販売していたお店です。
箱の見た目もかわいらしく、でもカラーリングはポップだけどシンプルでパリっぽさ溢れてます。
バレンタインは本日14日だけど、ちょっとお先に昨日13日からいただいちゃいました。たぶん一日じゃ食べきれないので。
このかわいい箱(紙ではなく木でできているっぽい?)を開けると、中から銀紙に包まれた、箱よりはかなり小さい(笑)チョコレートケーキが現れます。
見た目に反して重量はかなりあります。見るからに濃厚そうな外観ですが、力を入れてフォークを刺すと、やはりずずずっとゆっくりうまってゆきます。
それを口に運んで噛み砕くと、きたーーー!!
ねっとり濃厚!生チョコを押し込んで押し込んで押し込んで密度を高くしたらこうなりました☆みたいなずっしりさ。なのに口の中でスーッと溶けて濃いのにイヤミのない上質な甘さ。ガトーショコラのハイパーレベルって感じでしょうか。
まさしくチョコです。全部チョコです。すっごい美味しいです。
でも勢い余ってたくさん食べたら肌荒れすごそう・・・(*_*;)
ちなみに、箱に入っていた説明書きの紙によると、『それは、あたかも生チョコレートを口にしたようにねっちりと絡みつき、体温でゆるりと溶け、ほのかにビターでほんのり甘い、濃厚なカカオの香りが広がっていきます。上質のほろ苦さ、干しブドウや栗を思わせる風味と、ハチミツのような柔らかな甘さを醸し出します。』とのこと。さすがというべき適切な味の表現です。確かに干しブドウのようなコクあった。
ただ『その魅惑の食感の素になっているのは、ヴァローナ社におけるスイートチョコレートのグランクリュ「アラグアニ」。ベネズエラ産の~どうのこうの』って、単語の意味が分かりませんが。
そういえば食べてる時は忘れてましたが、この商品名「ヘッコンダ」っていうのは、べつにそういうフランス語があるわけでもなんでもなく、ケーキの真ん中がへっこんでいるから「ヘッコンダ」なのだそうです。箱も真ん中がへっこんでますね。
ついでにテリーヌと言う言葉を調べてみると、"バターや豚の背脂を敷き、挽肉やすり潰したレバー、魚肉のすり身、切った野菜、香辛料などを混ぜたものを詰めてオーブンで焼いた料理"となっていました。
じゃぁ、このチョコ菓子のどのへんがテリーヌなんでしょうか。オーブンで焼いてるから?よく分かりません。ガトーショコラとは違うのか。
ところで、エスコヤマは去年の本場パリのサロンドゥショコラのC.C.C品評会に初出品で最高位を獲得、さらに2011 SALON DU CHOCOLAT AWARDで外国人部門最優秀賞獲得とという類まれなる快挙を成し遂げた、世界トップクラスのショコラティエみたいです。すっごいですね~。
本店は兵庫の三田にあるそうです。なんか聞いたところによるとお菓子の一大王国を築いてるらしいので一度行ってみたい。
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