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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「日本茶」の記事一覧

嘉木 @ 一保堂茶舗 喫茶室 嘉木

彼氏がこよなく愛する一保堂(いっぽどう)の直営カフェでお茶しました。
連休だったからか、閉店間際でもすごい人。並びましたよ。

私は煎茶の嘉木(かぼく)を注文。

お盆でお茶セットと電気ポットが運ばれてきて、自分で淹れます。一見さん(笑)にはちゃんとスタッフの方が淹れ方を伝授してくださいます。
お湯を早く冷ますため、茶碗に何回もお湯を移しかえます。お盆は水浸し。まぁ、実際の煎茶点前もお盆は水溜りのようになりますから、間違いではない。抽出時間もきっちりできるように各テーブルに小さな置時計が置いてあります。時計のあるカフェってのも珍しいかもね。

お茶は美味しかったです!
すっと甘味がした後に、ほのかなコクと苦味。爽やかな味でした。彼氏は玉露を頼んだんだけど、これははっきりとした味とコク。煎茶と玉露の違いがよく分かります。

ところで、「嘉木」というのは、1200年前の中国で書かれた世界初のお茶の専門書「茶経」の書き出し、茶は南方の嘉木なり・・・というところから取っているらしいです。

http://www.ippodo-tea.co.jp/about/kaboku.html



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お通さん by 通圓

夏の初めに遊びに行った宇治で買ったお茶をようやく開けました。遅いっっ!

買ったのは前にも紹介した通圓さんです。現存する日本最古のお茶屋さん。
上林春松と並んで古くから有名なお茶屋さんですが、どうも私の受けたイメージだと、上林が上流向けで、通圓が庶民向け、なのかな??

今回買ったのは、お店に「一番人気」と書かれて並んでたお通さん。煎茶にかりがねを混ぜたものです。一袋1000円とお買い得。

写真のは、とびっきりぬるいお湯で淹れてみました(お湯が沸いたのを忘れていたとも言う)。

煎茶のサッパリ感の上に、温いお湯で淹れた甘さが加わってとても美味しかったです。もう少し抽出しても良かったのかも。

ちなみに、「お通さん」は吉川英治原作の小説『宮本武蔵』(朝日新聞夕刊の連載小説)のヒロインで、通圓で武蔵と一緒にお茶をするシーンなどがあるそうです。




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抹茶ラテ @ 茶房 有里

梅田の大丸で、一休みしたいと閉店間際に入った12階のカフェ。
結構昔からやってそうだし、あまり期待してなかったのですが(失礼)、期待に反して美味しかったです、ここ。甘くてトロッとしてて。

彼曰く、「大阪の良い所は、こういう一見なんでもないところが意外と美味しかったりするっていう店がたくさんあることかな」
この店はそういう店みたいです。

彼が頼んだ抹茶かき氷も、氷に抹茶をかけたんではなく点てた抹茶を氷にしてすりおろしてるらしく、氷自体が甘くて美味しかったです。しなやかな食感だったし。




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茶名人衆 水彩 (知覧茶) @ 心斎橋門田苑

母と大阪めぐり。その2

心斎橋筋をショッピング楽しみながらゆっくり歩いてて、偶然にもめぐり合ったお茶屋さん。
おばちゃんが客引きやってて、陶器のお店なんだと思って入ったら、お茶を振舞ってくれることに。

なんと高級茶を、お茶を淹れる実演つきで飲み放題¥126- という破格でしてくれるという。
客引きの感じとか、その安さとか、店の場所から言って最初は大いに怪しんでいたんですが、本当に126円で美味しいお茶を飲ませてもらいました。

2種類飲んだんですが、写真は知覧茶です。
鹿児島のお茶ですね。
おばちゃん(便宜的にインストラクターと呼びます)曰く、飲みやすいのは知覧茶。
初心者向け。誰の口にも合うし、誰でも簡単に淹れられる、とのこと。
たしかに、もう一つ飲んだ煎茶に比べても、比較的分かりやすい味で、甘みと水色がしっかりと出てました。

下の画像見てもらうと分かるんですが、なんか特殊なお茶器使ってます。
これの中に茶葉をバサッと入れて、お湯を注ぎ、このまま直接お茶を飲みます。漉したりしません。
インストラクター曰く無農薬だから食べても安全。

飲み方も特殊。
最初は10ccのお湯(35度程度)で蒸らし、甘さを凝縮した数滴を味わいます。
次はその上から同様にお湯を淹れて前よりもまろやかな感じを味わいます。
その後は70度程度のお湯で普通のお茶のように飲みます。
何回淹れてもOK。十分飲んだら最後は塩などで味付けして茶葉を食べます。

この食べるのが美味しかった。ほうれん草みたいな柔らかさだし、じわっと旨みが出てくるし、オススメです。お腹も健康になりそう。

掘り出し物感溢れるお茶屋さんでした。
行ってみたいと言う人は、ぜひ私まで。
ただし、次回無料優待券をもらったはずなのになくしちゃいましたが。




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満天 @ つうゑん茶屋

宇治に遊びに行きました。
宇治と言えば宇治茶!!日本三大茶産地の一つです。最も古い。

そこで、最も歴史のある通圓さんに寄りました。
なんと創業は永歴元年!って分かりません(笑)
西暦で言うと1160年です。八世紀半もやってます。すごい。
ここの当主を題材にした狂言の演目もあるらしい。

大きな宇治川にかかる宇治橋(この橋もすごい歴史ある)のほとりにお茶屋さんがあって
そちらのカフェでお茶しました。

上抹茶とお菓子のセット。
上抹茶の中身がこの「満天」。
"昭和62年以来たびたび農林水産大臣賞に輝く宇治在住茶農家寺川俊男さん作です"
とのこと。
とても口当たりよくさらりと飲めました。思ったより苦味があった気もしますが。お湯の温度のせい?
でもとても美味しかったです。
30g4000円です。わぉ。

ここで何百年も道行く人にお茶を出してきたんですね。
時の重さを感じたり♪




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