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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「茶話 ~sawa~」の記事一覧

ウィスキー工場見学レポート

昨秋から続いている大人の社会見学シリーズですが、今回はついにサントリー山崎のウィスキー工場に行ってきました!!

ここの工場見学は有料ツアーのみで、しかもお手軽が3,000円コース、プレミアムはなんと10,000万円のコースです。

申込は当然3,000円のコースね。

しかも抽選制で、ネット情報では倍率1000倍の場合もあるとか(真偽は知らんが)ということでハラハラしたけど、どうにか当選。

晴れて酒好き女子4人で行ってきましたー♪

もうこれがすっごく良かった!!

まずモニターで軽い説明があったあと、いざ工場へ。
仕込み釜と発酵釜をこんな近寄って良いの?てくらい間近で見た後は、蒸留酒ならではの蒸留釜の見学。ここは暑いので一瞬で通り過ぎないと行けなかったんだけど、特徴的な銅製の窯が美しいです。

さらにその後は、これぞウィスキーともいうべき景観がのぞめた貯蔵庫。木樽がズラッと並ぶいかにもな眺めに酒好きはテンション上がります☆

視覚情報ももちろんだけど、今回の工場は香りの移り変わりもとっても印象的でした。

仕込み釜は麦芽の香り。発酵釜はちょっと酸味のある香り。蒸留釜でエステルっぽい少し人工的な香りに変わったなーと思ったら、貯蔵庫ではもう完全アルコールの香りで、その空気だけでもう酔いそう。(弱い人は多分本当に酔うと思う)

めちゃくちゃ鼻腔への刺激があって、これは現地に足を運ばないと絶対に体験することができない工場見学の醍醐味だなと思いましたね!


最後はお待ちかねの試飲タイム。

これがまた贅沢で、三種の原酒をテイスティングした後にブレンダーの総仕上げである「山崎」をいただけるというストーリーある演出。

先にウィスキーについて軽く纏めておくと、ウィスキーは麦芽の醸造酒(言ったらビール)を蒸留したもので、それを木樽で熟成させることで木の成分が滲み出て独特の風味が生まれます。

使われている樹木の成分や熟成年数はもちろん、樽の大きさや置かれている位置でも味が変わってくるとのこと。

山崎はシングルモルト(単一蒸留所の原酒で作られたという意味)なので、ここで作られたお酒しか使っていませんが、それでもそれぞれ個性のある原酒をブレンドして安定した品質のウィスキーに仕上げているとのことです。

ブレンドしてるって知りませんでした。樽出しそのままボトリングなのだと思ってました。

※「〇年もの」というのは最低〇年寝かせた原酒をブレンドしているということで、それ以上長い年数の物も入っているとのことです。


試飲に話を戻して、原酒の紹介。

今日いただけるのは「ホワイトオーク樽」「ワイン樽」「ミズナラ樽」の原酒です。

しかもプロのブレンダーと同じ方法でテイスティングできるという。

その方法は①色を見る ②香りを嗅ぐ ③加水してから再度香りを嗅ぐ ④味わうの4段階。

加水することにより香りが一層"開く"らしいです。

ホワイトオーク樽はすっきりした味わいで、ベースに多く使われるとのこと。

ワイン樽はワインに使った後の樽で、ワインの味わいも少し感じられるらしい。色も濃かったです。

ミズナラ樽は樽の輸入が困難だった時期に国産樽を作ろうとサントリーが独自開発したものらしいです。

それぞれを上記方法で試飲していきます。

どれも香りが良い!!
私はホワイトオークはチョコレートのような香り、ワイン樽はエステルのような香り、ミズナラはキャラメルのような香りに感じました。

加水すると、確かに香りの変化はあったけど・・・薄くなった気がして私は原液の香りの方が好きかも。

味は・・・ウィスキー飲みなれてないからそこまで違い分からず。蒸留酒はどうしてもアルコール感が強すぎて・・・。ミズナラが飲みやすかったか。

にしても同じ麦芽から作られるビールはホップで香りづけするけど、ウィスキーは木樽で香味付けしていたとはねぇ。ウィスキーはよりシンプルなお酒ですね。

三種の原液を試飲した後に、お待ちかね「山崎」の試飲です。

香りもだけど、飲んだ時に衝撃だった!

すごい!明らかに原液よりも優等生の味わい!!

これがブレンダーの力!

なんて言うかそれぞれの角が取れてまろやかで口当たりが優しいんだけど、味は深みが出ている。さっきの原液よりも複雑な味わいがあります。

こうやって、ブランドを保っているんですね。

試飲まできちんと学びあるカリキュラムになっていた。

たいへん勉強になりました。


終了後にツアー参加者のみ特別価格での山崎ボトル販売がありました。一瓶七千いくらって言ってたかな。確かに安いみたいですが4本くらい買ってる人もいて衝撃。

さらにミュージアムショップでもほぼ全員が何かしら購入していて、私の前に並んでいた人は会計額が五万円を超えていた!!

国内外でジャパニーズウィスキーの需要が増えて品薄からの価格高騰になっているとは聞きましたが、みんなすごいですね。

私は主人へのお土産にショップ限定ボトル(180ml)3,850円を購入。
高い!今回のツアー参加費より高いけど!
(そして何がどう限定なのか分からない)





 ↓ホワイトオーク樽           ↓ワイン樽
 

 ↓ミズナラ樽              ↓山崎
 


ところでウィスキーは熟成されるとより高級になりますが、それは希少価値が上がるから。

というのも、専属ブレンダーが樽内の原酒が最も最高品質になった時点で蔵出しして販売していくらしいので(それって何でどう判断してるの気になるけど)どうしても年数が経っているものはその分減っていくし、そもそも貯蔵しているだけで年3%ずつくらい揮発して減っていくらしいので(天使の分け前と言うらしい)、どんどん希少性が高まるんですね。

計算上は25年経てば樽内は47%と半分以下しか残ってないことになります。

飲んでみたいけど、たぶん美味しさ分からないと思う(笑)。
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あれから十数年経って

今から14年前、2010年5月に友人にもらった誕生日プレゼントのカップ&ソーサーについてこのブログに投稿しています。

めっちゃファンシーな幼女向きデザインのペアカップです。

その時の投稿内容に『このカップで子どもにホットミルクを飲ませたい!将来は双子の女の子がいいです。このカップを使うために!』て書いてありました。

十数年のち、双子ではないけど女児二人授かったので、去年だったか一昨年だったかに娘用としてこのカップを出したんです。

もちろん二人とも気に入って、その時々でピンクでもブラウンでも取り合ってはケンカしながら牛乳を飲んでいました。(ケンカかよ)

あーなんかこうやって、すっごく遠い未来のことのような妄想もいつの間にかその日が来てしまうんだなーとちょっと感慨深かったですね。

ですけどね。

娘たちが使い始めてから2~3ヵ月くらいでカップの一つを末娘が落として割って、二人並んで可愛く使っている期間はビックリするくらい短かったですね。

当然のように残った一つのカップを取り合ってケンカしています。

陶器の食器はまだ早かったかー(泣)。


後日談とこのブログも長く続いてるなぁということが言いたかっただけ。

手作り和紅茶飲み比べ

先日紅茶作り教室に行って和紅茶を作った記事を上げましたが、その際、先生が作った紅茶を市販の糸付きティーバッグに入れてティーバッグを作ろう体験もあったので、先生作の紅茶も持ち帰っています。

というわけで、先生の紅茶と自分(というか長男)が作った紅茶とを飲み比べてみることに。

まずポットにお湯を注ぎます。

おー!圧倒的に色が違う。
私のは烏龍茶くらいの色。先生のはちゃんと紅茶の色です。

そして「茶葉はとにかくたっぷり使いましょう」的方向性の先生だったため、ティーバッグの中の茶葉パンパンになってる
これは多すぎでは?(笑)

カップに注いで飲んでみます。

あー、もちろん味も違う。

私のはもはや紅茶の味ではなく何かの健康茶?て感じでしたが、先生のは紅茶に近い味でした。

ただ、なぁ。

私の好きなダージリンに近い軽やかな香りと甘みのある紅茶とは違いました。

茶葉を揉んでいるときに気になった独特の清涼香が抜けきっておらず、ちょいスースーする感じの風味。
喉の奥で感じる甘みとか返ってくるようなアフターテイストもなく。

思うに「さみどり」という玉露や抹茶向けであるこの品種は紅茶に向いてないんじゃないでしょうか。

まぁこれは好みなので、この独特の味わいが好きという人もいるかもしれませんね。







どちらにせよ写真左側の私と長男の手作り紅茶は、まだ紅茶に至ってない感がすごいことがよく分かります。

紅茶作り教室

11/1の紅茶の日を目前に開かれる和紅茶作り教室。

去年、一昨年と定員超過で申し込めず、今年、三年越しでやっとレッスンに参加できました。

行ってきたのは、宇治にも近く、茶の産地でもある八幡市。

市内の茶園「松田ティーファーム」より先生が来てくださいました。

使うのは、その茶園の茶葉。

紅茶作りの手順は文献で調べたことはあるけど、実際にどういうことをするのかがよく分からなかったので、今回初めてリアルで見れるということで楽しみにしていました。

やってみて分かったことは、意外と短時間で出来るということと、想像以上に地味な作業、ということでした(笑)。

工程1の萎凋(いちょう:葉をしならせること)は先にやっておいてくださったとのこと。
漢字が難しいので何か特別なことのように見えますが、内容としては茶葉を風通しの良いところで広げるだけ。少し発酵(酸化)が進みます。

工程2の揉捻(じゅうねん)が今回主に行う作業で、まず葉から軸を取り除きます。適当に除ければいいとのことで数分で終わります。
そしてフードプロセッサーで細かくします。
あとはビニール袋に入れて、その上からひたすら揉みます。

とにかく指に力をかけて揉みます。

もうひたすらに揉みます。汁が出るまで揉みます。

レッスンの7~8割くらいの時間使って揉みました。

すると茶葉が少し赤くなって、発酵(酸化)したとのこと。

・・・え?発酵ってこんなあっさりと短時間でするものなの??揉めば発酵するものなの?

と驚きだったんだけど、揉むことで酸化酵素が外に絞り出されて酸化発酵するらしいし、実際の工場でも作業時間は90分くらいらしいです。

揉捻≒発酵だったとは。発酵がこんなに短時間で出来るものとは。知らなかった。

そのあとは酸化反応を止めるため、工程3の火入れをします。

正直、揉み具合がコレで良いのか全然分からないけど、時間も迫ってるので仕方ない。

火入れはトースターで行いました。

しばらく加熱すると、一段と茶葉が紅くなった!驚きです。

で、今日の作業はここでお終い。

工程5の乾燥は家でやってくださいとのこと。

え、そんなこと言われても加減が分からないのに!?
乾燥が充分できてないとカビが生えるとか言われたのに!?

とりあえず家でクッキングシートの上に広げて乾燥させてみました。

一日くらい放置して、何となく茶葉がパリッとしたあたりで保存容器に移しました。

これで一応茶葉完成。うーん、想像以上に地味な作業だった。まぁ古典的な方法で、古の知恵を感じましたが。

実際にやってみて驚きだったのが、途中段階の香り。

一般的な紅茶では感じられないミントのような清涼感のあるというか、刈り取ったあとの草のようなというか、独特のクセのある刺激臭が、袋を開けるともわっと感じられました。

あまり好きな香りではないので、どのあたりで消えるのかも興味ありました。

出来上がった茶葉は、まぁ市販の紅茶ほど赤くはないけど、一応紅茶になっている。
形、大きさ、色が不ぞろいではあるけど。

あの匂いもだいぶ抑えられてます。


せっかくなので、とりあえず一回飲んでみます。

見るからに成分出にくそうなので、茶葉多め、お湯少なめで入れてみました。

うん、さすが美味しくない!(笑)

色も味も薄いはもちろんだけど、そもそも紅茶の味っぽくない。全く別の健康茶のような風味です。
甘みと渋みがないのか。苦みとえぐみが強いかな。

やっぱり素人の不慣れな手作り(時間も不足気味)ですしねー。と言ってももう少し紅茶っぽくなると思ったけど。。。

それと例の匂いも抜けきっていない。うーん、なんなんだあの香り。変なスースー感があってちょっと苦手。

でも初めて自分で作った茶葉、大事に飲んで行こうと思います。

なお、お茶の品種は「さみどり」。

紅茶用品種ではなく、茶園で作っている緑茶の茶葉を紅茶に転用しただけと思われます。





↓ 葉と茎に分ける 葉そのもの


↓ 粉砕


↓ 揉み


↓ 火入れしたあと乾燥させているところ




話変わってちょっと愚痴になるんだけど、今回10歳の長男を連れて行きました。

多動ぎみの長男は、先生が教える茶葉の揉み方はすぐ飽きて、棒で叩いてみるとか、袋を移し替えてみるとか色々勝手にやって、ほとんどを長男が揉んでたので多分揉み具合はかなり不足気味。

袋破くわ、茶葉こぼすわ、触るなと書かれている電動ブラインドを勝手に動かすわ、ホワイトボードの物を落とすわ、紅茶ティーバッグ(自分で袋詰め体験した)を直接リュックに入れるわ、それを一個なくすわ。もう大変でした。
(あと二年間申し込めなかったのは、長男がイベントのチラシをすぐに学校から持ち帰らなかったため 今年は入学した長女が持ち帰ってくれたから申し込めた)

途中、茶葉を食べてみたり、匂い嗅いでみたりと、彼なりの自由な発想でこちらも学ぶことあったけど、でもやっぱり一人で行けば良かったとちょっと思ってしまった。

そして長男は、できあがった紅茶はまずいと言って二口しか飲みませんでした。(笑)


そういえば、最初完全に葉っぱの状態の茶葉を見て「これがお茶になるなら、そこらへんの葉っぱでも出来そう」と言ったら先生が「出来ると思いますよ」とおっしゃったので、今度社宅内の適当な葉っぱを煮出して飲んでみようと思います。

ヤンヤンつけぼー つけデコパーティーセット食べてみた

基本的にこのブログにはスーパーの市販のお菓子にていては投稿してないんだけど、ちょっと今回のは紹介したい。


私は子供の頃から明治製菓の「ヤンヤンつけボー」というお菓子が好きです。

今でも売ってるロングセラー商品なのに意外と知らない人が多い不思議な商品。

特徴的なパンダの絵が描かれた紙コップ型のパッケージに、スティックビスケットとクリームチョコと粒ラムネ?が入っていて、スティックビスケットにチョコとラムネを付けながら食べるというエンタメ性の高いお菓子です。

普通にビスケットとチョコの組み合わせが美味しい上に、ビスケットに日本の行事のクイズが印刷されていたりと小技が効いてて愉快。

そんなつけボーにパーティーセットという豪華版の商品があるというのは数年前にネットの記事で見かけて知っていたんですが、実際に販売されているのは見たことありませんでした。

それが先月、近くのスーパーでクリスマス商戦棚に大量に陳列されていて、880円というまぁまぁなお値段だったけど、つけボーファンとしては買っちゃったよね。

今日はクリスマスだけど、特に出かける用事もないので子どもたちと開封しました。

中身は「つけボー」3箱と「プチアソート」(明治の定番商品5種が小さい箱にそれぞれ詰められたこちらもロングセラー商品)1箱、ミニサイズの「ぱちぱちキャンデー」1袋、さらに専用トレー。

これだけで880円はちょっと割に合わない気もするけど、専用トレー中央につけボーを立て、周りの小皿部分にプチアソートとパチパチキャンデーをそれぞれ入れていきます。

プチアソートは明治マーブル、アポロ、チョコベビー、バナナチョコ、コーヒービートの5種類。

なかなか豪華なセッティングになりました。ワクワク感が上がる上がる。

写真撮ったら、いざ実食。

結論。

美味しさ自体は本来のつけボーで充分です。

やはり純正トッピングの粒ラムネが一番ジャマにならず、見た目キレイで舌触りがちょうどいい。

他の具材?たちは、もとがそれ自体が商品であるがゆえに大きいし主張が強い。

でもパーティーとして数人で食べる分には特別感と楽しさがあって良かったですよ。

うん、友達なら良かったかもしれない。

我が子3人と食べるとみんな我先にと意地汚く頬張り、チョコはつけるわ、棒ビスケットを折るわ、トッピングはこぼすわ、まぁ美しさ皆無でした(泣)。

あっという間に3箱なくなったわ。

子どもらの口の周りと手のひらとテーブルの上と床の上がめちゃ汚れた・・・。

個人的にはぱちぱちキャンデー、味として合うわけではないが食感はおもしろかったと思いました。

プチアソートの中では、コーヒーチョコが一番組み合わせとしてマシだったかな。



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