ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
ウィスキー工場見学レポート
- 2024/05/14 (Tue)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
昨秋から続いている大人の社会見学シリーズですが、今回はついにサントリー山崎のウィスキー工場に行ってきました!!
ここの工場見学は有料ツアーのみで、しかもお手軽が3,000円コース、プレミアムはなんと10,000万円のコースです。
申込は当然3,000円のコースね。
しかも抽選制で、ネット情報では倍率1000倍の場合もあるとか(真偽は知らんが)ということでハラハラしたけど、どうにか当選。
晴れて酒好き女子4人で行ってきましたー♪
もうこれがすっごく良かった!!
まずモニターで軽い説明があったあと、いざ工場へ。
仕込み釜と発酵釜をこんな近寄って良いの?てくらい間近で見た後は、蒸留酒ならではの蒸留釜の見学。ここは暑いので一瞬で通り過ぎないと行けなかったんだけど、特徴的な銅製の窯が美しいです。
さらにその後は、これぞウィスキーともいうべき景観がのぞめた貯蔵庫。木樽がズラッと並ぶいかにもな眺めに酒好きはテンション上がります☆
視覚情報ももちろんだけど、今回の工場は香りの移り変わりもとっても印象的でした。
仕込み釜は麦芽の香り。発酵釜はちょっと酸味のある香り。蒸留釜でエステルっぽい少し人工的な香りに変わったなーと思ったら、貯蔵庫ではもう完全アルコールの香りで、その空気だけでもう酔いそう。(弱い人は多分本当に酔うと思う)
めちゃくちゃ鼻腔への刺激があって、これは現地に足を運ばないと絶対に体験することができない工場見学の醍醐味だなと思いましたね!
最後はお待ちかねの試飲タイム。
これがまた贅沢で、三種の原酒をテイスティングした後にブレンダーの総仕上げである「山崎」をいただけるというストーリーある演出。
先にウィスキーについて軽く纏めておくと、ウィスキーは麦芽の醸造酒(言ったらビール)を蒸留したもので、それを木樽で熟成させることで木の成分が滲み出て独特の風味が生まれます。
使われている樹木の成分や熟成年数はもちろん、樽の大きさや置かれている位置でも味が変わってくるとのこと。
山崎はシングルモルト(単一蒸留所の原酒で作られたという意味)なので、ここで作られたお酒しか使っていませんが、それでもそれぞれ個性のある原酒をブレンドして安定した品質のウィスキーに仕上げているとのことです。
ブレンドしてるって知りませんでした。樽出しそのままボトリングなのだと思ってました。
※「〇年もの」というのは最低〇年寝かせた原酒をブレンドしているということで、それ以上長い年数の物も入っているとのことです。
試飲に話を戻して、原酒の紹介。
今日いただけるのは「ホワイトオーク樽」「ワイン樽」「ミズナラ樽」の原酒です。
しかもプロのブレンダーと同じ方法でテイスティングできるという。
その方法は①色を見る ②香りを嗅ぐ ③加水してから再度香りを嗅ぐ ④味わうの4段階。
加水することにより香りが一層"開く"らしいです。
ホワイトオーク樽はすっきりした味わいで、ベースに多く使われるとのこと。
ワイン樽はワインに使った後の樽で、ワインの味わいも少し感じられるらしい。色も濃かったです。
ミズナラ樽は樽の輸入が困難だった時期に国産樽を作ろうとサントリーが独自開発したものらしいです。
それぞれを上記方法で試飲していきます。
どれも香りが良い!!
私はホワイトオークはチョコレートのような香り、ワイン樽はエステルのような香り、ミズナラはキャラメルのような香りに感じました。
加水すると、確かに香りの変化はあったけど・・・薄くなった気がして私は原液の香りの方が好きかも。
味は・・・ウィスキー飲みなれてないからそこまで違い分からず。蒸留酒はどうしてもアルコール感が強すぎて・・・。ミズナラが飲みやすかったか。
にしても同じ麦芽から作られるビールはホップで香りづけするけど、ウィスキーは木樽で香味付けしていたとはねぇ。ウィスキーはよりシンプルなお酒ですね。
三種の原液を試飲した後に、お待ちかね「山崎」の試飲です。
香りもだけど、飲んだ時に衝撃だった!
すごい!明らかに原液よりも優等生の味わい!!
これがブレンダーの力!
なんて言うかそれぞれの角が取れてまろやかで口当たりが優しいんだけど、味は深みが出ている。さっきの原液よりも複雑な味わいがあります。
こうやって、ブランドを保っているんですね。
試飲まできちんと学びあるカリキュラムになっていた。
たいへん勉強になりました。
終了後にツアー参加者のみ特別価格での山崎ボトル販売がありました。一瓶七千いくらって言ってたかな。確かに安いみたいですが4本くらい買ってる人もいて衝撃。
さらにミュージアムショップでもほぼ全員が何かしら購入していて、私の前に並んでいた人は会計額が五万円を超えていた!!
国内外でジャパニーズウィスキーの需要が増えて品薄からの価格高騰になっているとは聞きましたが、みんなすごいですね。
私は主人へのお土産にショップ限定ボトル(180ml)3,850円を購入。
高い!今回のツアー参加費より高いけど!
(そして何がどう限定なのか分からない)
ここの工場見学は有料ツアーのみで、しかもお手軽が3,000円コース、プレミアムはなんと10,000万円のコースです。
申込は当然3,000円のコースね。
しかも抽選制で、ネット情報では倍率1000倍の場合もあるとか(真偽は知らんが)ということでハラハラしたけど、どうにか当選。
晴れて酒好き女子4人で行ってきましたー♪
もうこれがすっごく良かった!!
まずモニターで軽い説明があったあと、いざ工場へ。
仕込み釜と発酵釜をこんな近寄って良いの?てくらい間近で見た後は、蒸留酒ならではの蒸留釜の見学。ここは暑いので一瞬で通り過ぎないと行けなかったんだけど、特徴的な銅製の窯が美しいです。
さらにその後は、これぞウィスキーともいうべき景観がのぞめた貯蔵庫。木樽がズラッと並ぶいかにもな眺めに酒好きはテンション上がります☆
視覚情報ももちろんだけど、今回の工場は香りの移り変わりもとっても印象的でした。
仕込み釜は麦芽の香り。発酵釜はちょっと酸味のある香り。蒸留釜でエステルっぽい少し人工的な香りに変わったなーと思ったら、貯蔵庫ではもう完全アルコールの香りで、その空気だけでもう酔いそう。(弱い人は多分本当に酔うと思う)
めちゃくちゃ鼻腔への刺激があって、これは現地に足を運ばないと絶対に体験することができない工場見学の醍醐味だなと思いましたね!
最後はお待ちかねの試飲タイム。
これがまた贅沢で、三種の原酒をテイスティングした後にブレンダーの総仕上げである「山崎」をいただけるというストーリーある演出。
先にウィスキーについて軽く纏めておくと、ウィスキーは麦芽の醸造酒(言ったらビール)を蒸留したもので、それを木樽で熟成させることで木の成分が滲み出て独特の風味が生まれます。
使われている樹木の成分や熟成年数はもちろん、樽の大きさや置かれている位置でも味が変わってくるとのこと。
山崎はシングルモルト(単一蒸留所の原酒で作られたという意味)なので、ここで作られたお酒しか使っていませんが、それでもそれぞれ個性のある原酒をブレンドして安定した品質のウィスキーに仕上げているとのことです。
ブレンドしてるって知りませんでした。樽出しそのままボトリングなのだと思ってました。
※「〇年もの」というのは最低〇年寝かせた原酒をブレンドしているということで、それ以上長い年数の物も入っているとのことです。
試飲に話を戻して、原酒の紹介。
今日いただけるのは「ホワイトオーク樽」「ワイン樽」「ミズナラ樽」の原酒です。
しかもプロのブレンダーと同じ方法でテイスティングできるという。
その方法は①色を見る ②香りを嗅ぐ ③加水してから再度香りを嗅ぐ ④味わうの4段階。
加水することにより香りが一層"開く"らしいです。
ホワイトオーク樽はすっきりした味わいで、ベースに多く使われるとのこと。
ワイン樽はワインに使った後の樽で、ワインの味わいも少し感じられるらしい。色も濃かったです。
ミズナラ樽は樽の輸入が困難だった時期に国産樽を作ろうとサントリーが独自開発したものらしいです。
それぞれを上記方法で試飲していきます。
どれも香りが良い!!
私はホワイトオークはチョコレートのような香り、ワイン樽はエステルのような香り、ミズナラはキャラメルのような香りに感じました。
加水すると、確かに香りの変化はあったけど・・・薄くなった気がして私は原液の香りの方が好きかも。
味は・・・ウィスキー飲みなれてないからそこまで違い分からず。蒸留酒はどうしてもアルコール感が強すぎて・・・。ミズナラが飲みやすかったか。
にしても同じ麦芽から作られるビールはホップで香りづけするけど、ウィスキーは木樽で香味付けしていたとはねぇ。ウィスキーはよりシンプルなお酒ですね。
三種の原液を試飲した後に、お待ちかね「山崎」の試飲です。
香りもだけど、飲んだ時に衝撃だった!
すごい!明らかに原液よりも優等生の味わい!!
これがブレンダーの力!
なんて言うかそれぞれの角が取れてまろやかで口当たりが優しいんだけど、味は深みが出ている。さっきの原液よりも複雑な味わいがあります。
こうやって、ブランドを保っているんですね。
試飲まできちんと学びあるカリキュラムになっていた。
たいへん勉強になりました。
終了後にツアー参加者のみ特別価格での山崎ボトル販売がありました。一瓶七千いくらって言ってたかな。確かに安いみたいですが4本くらい買ってる人もいて衝撃。
さらにミュージアムショップでもほぼ全員が何かしら購入していて、私の前に並んでいた人は会計額が五万円を超えていた!!
国内外でジャパニーズウィスキーの需要が増えて品薄からの価格高騰になっているとは聞きましたが、みんなすごいですね。
私は主人へのお土産にショップ限定ボトル(180ml)3,850円を購入。
高い!今回のツアー参加費より高いけど!
(そして何がどう限定なのか分からない)
↓ホワイトオーク樽 ↓ワイン樽
↓ミズナラ樽 ↓山崎
ところでウィスキーは熟成されるとより高級になりますが、それは希少価値が上がるから。
というのも、専属ブレンダーが樽内の原酒が最も最高品質になった時点で蔵出しして販売していくらしいので(それって何でどう判断してるの気になるけど)どうしても年数が経っているものはその分減っていくし、そもそも貯蔵しているだけで年3%ずつくらい揮発して減っていくらしいので(天使の分け前と言うらしい)、どんどん希少性が高まるんですね。
計算上は25年経てば樽内は47%と半分以下しか残ってないことになります。
飲んでみたいけど、たぶん美味しさ分からないと思う(笑)。
PR
この記事へのコメント