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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「茶話 ~sawa~」の記事一覧

紅茶試飲会

阪急英国展よりもう一つ。

今年の英国展では初めての試みとして紅茶の試飲会が行われました。

コロナ前はそれぞれの販売ブースで紅茶が試飲できていたのですが、去年は試飲禁止。

おそらくクレームが出たのでしょう。今年は特設コーナーにて、あらかじめ決められた銘柄にはなるけれど、8種類ほどの紅茶が試飲できるサービス初登場。

時間帯によって2グループ、一日のうちで計16種類の紅茶が飲めるのです。

会場にはアクリル板で区切られたテーブルがたくさん並べられて、感染対策も講じられています。


これめちゃくちゃ良かった。

人が多くてどの回でも受け取りまで10分~は並んだけど、淹れたての美味しい紅茶が少量ずつ8種類も同時に味わえるんです。

ラインナップもバラエティに富んでいて、アッサムやらオリジナルブレンドやらフレーバードやら。

やっぱり一度に飲むと違いや自分の好みかどうか、よく分かりますよね。

美味しかったしお得感。

ただ、この特設ブースで飲んでいざ販売ブースに戻ったときは、もうどれがどれか頭の中で分からなくなっているし、いざ実際の商品の前に立つと試飲したブレンドじゃないブレンドの方が気になったり。

だから試飲会場にて飲める銘柄がリクエスト出来たら完璧かな。

ショップの方で気になるのをピックアップしておいて、試飲会場でオーダー。

出来たら嬉しいけど、うーん、ちょっとやっぱり大変か。相当数あるしな。


でも、なんにせよ今回の試飲会はとても良かったです。

会場内では紅茶専門家の方の各ブレンドの生解説つき!これはとても分かりやすい!

そして普段飲まないような紅茶もたくさん飲めたし、ティールームで出された紅茶じゃ飲み足りなかったので試飲会場に足を運んだりという使い方も(笑)。

結局3回も入り、計24杯も飲みました。
お腹たっぷたぷよ。






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レモンカードとクロテッドクリームについて

先日レモンカードを作りましたが、英国のティータイムに必須らしいスコーンにつけるのは、クロテッドクリームとジャム、なければレモンカードというのが相場らしいです。(行ったことないからホントか知らんけど)

クロテッドクリームとレモンカードについての説明してみようかなと。


クロテッドクリームとは、脂肪分の高いクリームのこと。

脂肪分の高い牛乳を煮詰めて一晩寝かせ、表面に固まった脂肪分を集めて作られるらしいです。

生クリームを振り続けたらバターになりますが、これをバターになる前にとめてもクロテッドクリームになるとかならんとか。

バターの乳脂肪分が約80%、クロテッドクリームは約60%、生クリームは約40%とのこと。

スコーンに塗る以外にあまり使い道を聞きませんが、こっくりしていてパンなどにも合うと思います。


つづいてレモンカード。

先日作ったときも、ご近所さんにお裾分けしたら「それは何?」と言われるくらいに日本ではマイナーですね。私も市販されてるの見たことない。

カードというのは、curd:凝固という意味で、果汁・砂糖・果皮を卵で固めたものです。

私が見たレモンカードの一般的なレシピはレモン果汁・砂糖・バター・溶き卵を何十分か湯煎してゆっくり固めてスプレッドにするというものでした。

卵やバターが入るので日持ちはしませんが、めっちゃ脂肪分たっぷりで濃厚で美味しかったです。

レモンがメジャーだけど、他の柑橘系やベリー系でも作られるらしいです。



美味しいクリームティーをいただくためには、紅茶とスコーンだけでなく、ジャムやクロテッドクリームもきちんと用意したいところ。

ちなみにクロテッドクリームを先に塗るのがデボンシャー式、ジャムを先に塗るのがコーンウォール式と言うらしいです。

さらにスコーン:ジャム:クロテッドクリームの量は2:1:1が理想とか。

全部口に入れたら相当のカロリーですけどね。

ミルクでコーヒーを抽出してみた話

コーヒーを淹れていた主人が「牛乳でコーヒーを抽出することはできないのか」と言い出しました。

つまり、通常はお湯を注ぐドリッパーをホットミルクでろ過してみたら美味しいカフェオレは出来ないのか、ということです。

インスタントコーヒーを泡立てるという手法まで確立されているコーヒーレシピの歴史において、誰も牛乳をドリップすることを思いつかなかったとは考えられないので、この方法が普及していない理由は・・・軽く想像ができますが、百聞は一見に如かず。

「やってみたら」と言って、いざ実験。主人が。

結果。

一度目の抽出。なんか軽くコーヒー風味がついたホットミルクが出来上がりました。薄いコーヒー牛乳って感じでしょうか。

濃くなることを期待してその牛乳を再度ドリッパーへ。

なんと、牛乳が幕を張ってろ過しない!!

味うんぬんの前に、抽出自体が困難であることが分かりました。

ものは試しですね。

この抽出方法は実用的でないことが証明されました。

ついでに、簡単なのに普及していない方法にはワケがあるという仮説も立証されました(笑)。

今後はいつもどおり、ストレートコーヒーにミルクを足して楽しみます。


コーヒー教室レポ その2

前出のコーヒー教室。

コーヒーの産地別飲み比べが今回のテーマでしたが、抽出法(おもにペーパードリップ)についてもいくつかポイントを教わったので、備忘録。

※ペーパードリップとはご存知の通り、コーヒーをペーパーフィルターに通して抽出する方法



〇ポイント1
コーヒー粉20グラムでコーヒー出来上がり量260㏄とする。40㏄はペーパーに残るので、湯は300㏄用意。

〇ポイント2
豆の産地や焙煎方法によって比重が変わるので、粉を量る際はコーヒーメジャー(体積)よりもスケール(質量)で量るべき

〇ポイント3
2分~2分半で抽出する
1回目の湯40㏄くらい?を注ぎ蒸らし30秒→2回目で半量注ぎ、3回目、4回目で注ぎきる

〇ポイント4
湯量は量っているので、ペーパーの最後の1滴まで拾う
(今までの常識はペーパーから落ちきる前にフィルターを外す、だった)

〇ポイント5
ポットに注がれたコーヒーは均質になっていないので、カップに注ぐ前に軽く混ぜる

〇その他ポイント
焙煎方法は好みや産地の特徴を考慮して選ぶ

〇その他ポイント
豆の挽き方は抽出方法によって選ぶ
ペーパードリップなら中細挽き

〇その他ポイント
抽出方法は飲みたい味を考慮して選ぶ
ペーパー→すっきり
プレス→まったり
エスプレッソ→濃い といった感じ

サイフォンはだれが淹れても同じ味がするという安定性が特徴(あと見た目がオシャレ)
コーヒーメーカーは手軽なのが特徴(淹れ方はペーパーと同じ)

コーヒー教室レポ

1~2年前に始まった高槻市主催の体験プログラム「オープンたかつき」。

その一つのコーヒー教室に参加してみました。商店街のコーヒー専門店で、そこのオーナーに教わる講座なので、街ゼミみたいなものです。

今回のテーマはコーヒーの産地飲み比べ。

コーヒーは紅茶ほどブレンドするブランドが力を持っているわけでなく、豆自体の産地やグレードが直接価格に響きます。

コーヒーは大まかには2種類の品種があって、アラビカ種とカネフォーラ(ロブスタ)種。

ロブスタは低地でも育ったり害虫に強かったりと栽培が容易なんですが、味があまりよろしくないのが特徴。

なのでまずはアラビカ種が高級豆となります。

それから産地の違いと豆のグレードの違い。

もちろんそのあとに、焙煎方法、抽出方法でも味は変わってきますよ。


今回は産地の違いを理解するために、エチオピア、マンダリン(インドネシア)、グァテマラ、ブラジル、加えてロブスタ種の5杯をいただきました。

エチオピアはコーヒー発祥の地。ここにコーヒーが原生していたわけです。

エチオピアを代表とするアフリカは比較的酸味が特徴とのこと。最高級豆を使用していただいたとのことで、しかも浅煎りだったので、さわやかフルーティな酸味でさっぱり美味しくいただけましたが、私の好みではないかな。

マンダリンは深煎りということもあり、酸味はあまりなく、苦みが特徴、ずっしり重い感じでした。アジアは重厚な味わいが多いとのこと。

グァテマラとブラジルは、コーヒーの産地としては歴史浅いほうらしいですが、全体の味のバランスが整っており、日本人向けというお話。

確かにほどほどの苦みと控えめな酸味、豊かなコクって感じでしょうか。今回の豆ではブラジルのほうが甘く感じたかな。

最後にロブスタを飲んで、一気に味が落ちるのかと想像してたら、すでに4杯飲んで舌も感覚鈍ってきているうえに、ロブスタでも比較的良い豆を買ったとのことで、イマイチ味の違い分からず。

まぁインスタントコーヒーっぽい感じはしたかな。


こうして飲み比べると、いろいろと違いが判りますし、販売側が「まず自分の好みを知ってほしい」と感じるのも頷けます。
 

そうそう、最初にそれぞれの焙煎豆を並べて見せてくれたのですが、この時点でも結構見た目が違います。

もちろん煎り方で色は変わってくるのですが、ロブスタはチョコレートのようにツヤツヤしていてびっくりしましたね。油が浮いてくるのだそう。

写真撮りたかったのですが、カメラを探している間にミルにかけられてしまった・・・。残念。

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