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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

茶道と英国紅茶の違い

先日、紅茶教室で聞いてきた話で、一番「なるほどなぁー」と興味深かった内容を書いておきます。

日本も英国も独自の色濃い喫茶文化があり、とてもお茶を大事にしてきた国です。
どちらも元は茶会やティーパーティーなど、お茶を目的に寄り合うイベントから発展してきました。


ですが、その両者の根本的な違い、それが何であったか。

民族の違いよりももっと深い理由がありました。

男女の差です。


日本では茶道はもっぱら男の人の娯楽でした。女性が参画し始めたのは戦後です。

対して英国では、紅茶のふるまいは女主人の仕事でした。ティーセットを扱えるのは女主人だけで、亭主も使用人も触ることすらできなかったとか。


日本の茶道では客のもてなしに重きを置きますが、女性主導の英国式ティーパーティーではホストがメイン。

自分を見てもらうためにゲストを呼ぶ、自分の使いたい茶器を使う、良い紅茶が手に入ったからパーティーをする、というよりも良いドレスが手に入ったから見てもらうためにパーティーする・・・てな感じで、自分に酔いしれるためにパーティーを開くのだとか。


女性の感覚ですから、茶道のようにストイックとか詫び寂びとか考えません。
道具を大事にするために指輪はNGとか言いません。

華やかに、きらびやかに、そういう志向で育ってきた文化なのです。
(元々の民族性のおかげか、派手派手、ゴテゴテまでは行かずに美しい文化に仕上がってますけど。)


両者の違いを意識して見てみると、よりそれぞれのマナーが理解しやすいのではないかと思います。
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