ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
キャッスルトン セカンドフラッシュ @
- 2012/10/27 (Sat)
- 紅茶 |
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この土日は和歌山にパンダを見に行く予定だったのですが、日曜が雨の予報のため断念。せっかく今日はとても天気がいいので、急きょ神戸の異人館街に遊びに行くことにしました。
8年前に神戸に遊びに来た時に全ての公開異人館は回っていたので、とりあえず一番有名な風見鶏の館に入って、あとはブラブラ。
異人館街なんてオシャレなカフェたくさんありそうなんですが、8年前来た時と何ら変わらず、実はほとんどない。あきれるほどに結婚式場はたくさんあるんですが、レストランですら休日はウェディング会場と変貌する有様。
しかたなく駅の方まで下ってからお茶するかと通りを抜けようとしたら、ちょうど石畳(異人館エリア内)とアスファルト(エリア外)の境目ぎりぎり手前あたりに「世界一の紅茶」と書かれた小さな看板が。すごく狭い路地を横に入って少し行くと、たしかにカフェが。喜んで入りました。
ドアを開けると、なんていうか明らかにアパートの一室なんですが、アンティーク家具でコーディネートされて少しミステリアスな空間。と思ったらオーナーは気さくなおじさん。なんか不思議な店です。
「今日はキャッスルトンのセカンドフラッシュがあります」と言われたので、セット価格1000円と少し高めですが注文。
キャッスルトンはダージリンの有名な茶園ですね。セカンドフラッシュというのは年3回摘み取る紅茶の最も上質な磁器のものということ。話を聞くと、この紅茶は100gを8千円とかで取引されているのだとか。8千円て!さすがダージリン。
アンティークのポットでこれまたアンティークのカップに注いでくれた紅茶は、もう注いでいる瞬間からハッとするような良い香り。喋っていたのに、話の腰を折る強くて良い香り(笑)でした。
一煎目を口にすると、これまた鼻腔を抜ける香りの大群とともに、非常に深い渋みが。渋!って思ったのですが、それが不思議と美味しい。
以前、紅茶の先生が「渋みとえぐみは違う。えぐみは紅茶にとって不味の原因になるけど渋みは重要視される」と言っていたのですが、それを初めて理解したと思いました。えぐみがないクリアな渋味とはこういうものなんだと。
また先生は「スリランカはコクの紅茶。ダージリンは香りと渋みの紅茶」とも言っていて、私はずっとダージリンは香りばかりで味は薄目のアッサリしたお茶だと思ってたのですが、先生の言っていたことが正しかったと分かりました。
なんていうか、あぁこれがダージリンなんだなぁと。
ダンナも目を見張る美味しさだったようで、じっくり味わって三煎目までいただきました。
二煎目は渋みもだいぶ落ちて、爽やかな飲みやすい味でこれまたとても美味しかったです。
紅茶の世界ではダージリンの値段の高さを批判する向きもありますが、やはりこの美味しさは需要があってこそなのだなと思いました。
本気の紅茶が飲めるとても良いカフェでした。
8年前に神戸に遊びに来た時に全ての公開異人館は回っていたので、とりあえず一番有名な風見鶏の館に入って、あとはブラブラ。
異人館街なんてオシャレなカフェたくさんありそうなんですが、8年前来た時と何ら変わらず、実はほとんどない。あきれるほどに結婚式場はたくさんあるんですが、レストランですら休日はウェディング会場と変貌する有様。
しかたなく駅の方まで下ってからお茶するかと通りを抜けようとしたら、ちょうど石畳(異人館エリア内)とアスファルト(エリア外)の境目ぎりぎり手前あたりに「世界一の紅茶」と書かれた小さな看板が。すごく狭い路地を横に入って少し行くと、たしかにカフェが。喜んで入りました。
ドアを開けると、なんていうか明らかにアパートの一室なんですが、アンティーク家具でコーディネートされて少しミステリアスな空間。と思ったらオーナーは気さくなおじさん。なんか不思議な店です。
「今日はキャッスルトンのセカンドフラッシュがあります」と言われたので、セット価格1000円と少し高めですが注文。
キャッスルトンはダージリンの有名な茶園ですね。セカンドフラッシュというのは年3回摘み取る紅茶の最も上質な磁器のものということ。話を聞くと、この紅茶は100gを8千円とかで取引されているのだとか。8千円て!さすがダージリン。
アンティークのポットでこれまたアンティークのカップに注いでくれた紅茶は、もう注いでいる瞬間からハッとするような良い香り。喋っていたのに、話の腰を折る強くて良い香り(笑)でした。
一煎目を口にすると、これまた鼻腔を抜ける香りの大群とともに、非常に深い渋みが。渋!って思ったのですが、それが不思議と美味しい。
以前、紅茶の先生が「渋みとえぐみは違う。えぐみは紅茶にとって不味の原因になるけど渋みは重要視される」と言っていたのですが、それを初めて理解したと思いました。えぐみがないクリアな渋味とはこういうものなんだと。
また先生は「スリランカはコクの紅茶。ダージリンは香りと渋みの紅茶」とも言っていて、私はずっとダージリンは香りばかりで味は薄目のアッサリしたお茶だと思ってたのですが、先生の言っていたことが正しかったと分かりました。
なんていうか、あぁこれがダージリンなんだなぁと。
ダンナも目を見張る美味しさだったようで、じっくり味わって三煎目までいただきました。
二煎目は渋みもだいぶ落ちて、爽やかな飲みやすい味でこれまたとても美味しかったです。
紅茶の世界ではダージリンの値段の高さを批判する向きもありますが、やはりこの美味しさは需要があってこそなのだなと思いました。
本気の紅茶が飲めるとても良いカフェでした。
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