ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
ビールの作り方
- 2016/02/22 (Mon)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ビールが好きでよく飲むのですが、せっかく色んな種類を飲んでもそれぞれの特徴を知らないとより深く探求できないですよね。
そしてビールを特徴づけるのは原料や製法の違いでしかないのですが、まずその辺を解っておかないと、せっかくの説明書きなども理解できませんよね。
というわけで、ビールの作り方について勉強しましょう。
<原料>
麦 ・・・ ビールの主原料。基本的には大麦を使うが、小麦、オート麦、ライムギなどを使うこともある。
ホップ ・・・ ビールに苦みと香りをもたらす副原料。つる性の植物。
水 ・・・ ビールの成分の大半は水であり、水質がビール自体に与える影響は大きい。
酵母 ・・・ 発酵してアルコール、炭酸、その他の成分を生成する微生物。
(その他副原料 ・・・ 風味づけに添加される副原料により、味にバリエーションができる)
<作り方>
①大麦を水に浸す。そうすると発芽する。(←これを麦芽と呼ぶ) 酵母は糖しか栄養にできないが、発芽することで酵素ができ、デンプンを糖に変えることが可能に。
②麦芽を乾燥、焙煎する。(←これをモルトと呼ぶ) これにより、麦の成長を止め、色や香ばしさを出す。
③モルトを粉砕する。
④モルトに湯を加えて63度くらいに保つと、①にあるように麦のデンプンが糖に変わる。(←これを麦汁と呼ぶ)
⑤必要な糖ができたら、麦汁を濾過する。
⑥麦汁に段階的にホップを加える。
⑦酵母を加え、数日かけて発酵させる(一次発酵)。酵母が糖を食べてアルコールと炭酸、様々なフレーバーを持つ副産物を生成。
⑧貯蔵タンクに移して熟成させる(二次発酵)ことで、雑味が取り除かれて完成。
大まかに述べるとこのような工程です。
②の焙煎を高温にすると濃い色に、低温にすると薄い色になります。また焙煎の加減で香りも変わります。
③の糖化の調整により、甘みや口当たりを変えることが出来ます。
また、水が硬水だとコク深く、軟水だとシャープな味に。
⑥で投入するホップは産地によって香りや苦みに差があります。また原形のまま入れるかペレットを入れるかといった違いや、入れ方によっても味わいが変わってくるそう。
⑦の発酵では、使用する酵母や発酵の調整で様々な味わいに。
主に上面発酵酵母という酵母を使うとエールビールという複雑な味わいと豊かな香りが特徴のビールができます。
下面発酵酵母を使用するとラガービールというシャープでスッキリとした喉ごしのそう快感あるビールができます。
少ないでしょうが、野生の酵母を使った自然発酵という方法もあります。(どうやって腐敗と見分けるんでしょうね??)
最後に加える副原料によっても味にバリエーションを出せます。米、コーン、ハーブ、スパイス、果実類などが用いられているようです。
このように、ビールと一口に言っても多種多様な造り方が出来るわけです。そして実際に作られています。
次に飲み比べてみるときは、製法を思い出し、そのビールは何が特徴なのか考えながら味わいたいものです。
そしてビールを特徴づけるのは原料や製法の違いでしかないのですが、まずその辺を解っておかないと、せっかくの説明書きなども理解できませんよね。
というわけで、ビールの作り方について勉強しましょう。
<原料>
麦 ・・・ ビールの主原料。基本的には大麦を使うが、小麦、オート麦、ライムギなどを使うこともある。
ホップ ・・・ ビールに苦みと香りをもたらす副原料。つる性の植物。
水 ・・・ ビールの成分の大半は水であり、水質がビール自体に与える影響は大きい。
酵母 ・・・ 発酵してアルコール、炭酸、その他の成分を生成する微生物。
(その他副原料 ・・・ 風味づけに添加される副原料により、味にバリエーションができる)
<作り方>
①大麦を水に浸す。そうすると発芽する。(←これを麦芽と呼ぶ) 酵母は糖しか栄養にできないが、発芽することで酵素ができ、デンプンを糖に変えることが可能に。
②麦芽を乾燥、焙煎する。(←これをモルトと呼ぶ) これにより、麦の成長を止め、色や香ばしさを出す。
③モルトを粉砕する。
④モルトに湯を加えて63度くらいに保つと、①にあるように麦のデンプンが糖に変わる。(←これを麦汁と呼ぶ)
⑤必要な糖ができたら、麦汁を濾過する。
⑥麦汁に段階的にホップを加える。
⑦酵母を加え、数日かけて発酵させる(一次発酵)。酵母が糖を食べてアルコールと炭酸、様々なフレーバーを持つ副産物を生成。
⑧貯蔵タンクに移して熟成させる(二次発酵)ことで、雑味が取り除かれて完成。
大まかに述べるとこのような工程です。
②の焙煎を高温にすると濃い色に、低温にすると薄い色になります。また焙煎の加減で香りも変わります。
③の糖化の調整により、甘みや口当たりを変えることが出来ます。
また、水が硬水だとコク深く、軟水だとシャープな味に。
⑥で投入するホップは産地によって香りや苦みに差があります。また原形のまま入れるかペレットを入れるかといった違いや、入れ方によっても味わいが変わってくるそう。
⑦の発酵では、使用する酵母や発酵の調整で様々な味わいに。
主に上面発酵酵母という酵母を使うとエールビールという複雑な味わいと豊かな香りが特徴のビールができます。
下面発酵酵母を使用するとラガービールというシャープでスッキリとした喉ごしのそう快感あるビールができます。
少ないでしょうが、野生の酵母を使った自然発酵という方法もあります。(どうやって腐敗と見分けるんでしょうね??)
最後に加える副原料によっても味にバリエーションを出せます。米、コーン、ハーブ、スパイス、果実類などが用いられているようです。
このように、ビールと一口に言っても多種多様な造り方が出来るわけです。そして実際に作られています。
次に飲み比べてみるときは、製法を思い出し、そのビールは何が特徴なのか考えながら味わいたいものです。
PR
この記事へのコメント