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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

和のアフタヌーンティー @ 茶寮 八翠

11月のアフタヌーンティーは紅葉の嵐山にしたいと思っていたので、美しい景色が堪能できるという翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都というホテルの「茶寮 八翠」さんをチョイス。

今年はいつまでも暑くて、だから紅葉も遅めだろうと予約を下旬の20日にしてみたんですが、それでも当日の予報はまだ色づき始めといったところ。

11時の予約だったのに、朝ダラダラしてしまった結果、予約の時間に間に合わないことに!嵐山線は本数少ないんだった(泣)。

ハイシーズンだからか、アフタヌーンティーも11時~、12時半~、14時~、15時半~の4部制!!
ラストオーダーまで1時間ちょいしかないという時間設定。

なのに遅刻とかマジで何やってんのー!!
ハイシーズンだからか、全ての部で予約いっぱいらしいし。

もはや駅からはタクシーで行きました。

渡月橋から保津川沿いに少し奥まで行った先にあるホテルは、まぁいかにも高級そうな佇まい。

古めかしいお寺の門のような入口にはホテルマンが待機しており、スムーズに案内してくれます。

アフタヌーンティー会場である茶寮は門をくぐってすぐ左手にあった茅葺の和風建築の建物で、残念ながら敷地の奥までは行けず。

ですがこの建物も落ち着いた和の空間がとても品が良く、さらに眼前には保津川の絶景!
(一段高くなった場所に立ってるので、下の遊歩道を歩いている人たちからは見えない)

室内とテラスと席を選べたので、今日はさほど寒くもないし、テラスにさせてもらいました。

色づき始めた山あいと、その前のゆったりした川の流れの中で屋形船やボートで楽しむ人たち。とてもいい景色でした。

水上や遊歩道から楽しそうな観光客の声が聞こえるのも心地よいBGM。(半分は外国語)

11月の柔らかい日差しも気持ちいいです。

まずお通しの漢茶が運ばれてきて、それからフード一式が到着。

これがまたすっごく良かったんですよ。

何が良かったって、セイボリーが多かった!

つまり甘味よりご飯ものがメインの献立でした。

内容は、お重に
〇さつまいもとクリームチーズのサラダ
〇金時人参と木耳のあちゃら和え
〇ひよこ豆と牛すじの煮込み
〇海老とレタスのロール寿司
〇無花果とカマンベールのキッシュ
〇舞茸の天ぷら
〇サバサンド
〇鱈の味噌漬け焼
〇牛蒡と蓮根のピクルス
〇笹巻麩
〇穴子の八幡巻

その手前には、メニュー表に記載がなかったけど
〇さつまいもサラダ
〇ポタージュ

左手に
〇グルテンフリーのカヌレとオランジェット

奥の3段スタンドには、亀屋良長とのコラボで
〇鳥羽玉
〇醒ヶ井
〇餡の匣

です。

「冬のスキンケア」をテーマに、漢方の考えに基づいた食材をふんだんに使用しているとのこと。

甘味が少なめな上に、和食なので乳脂肪分がほとんどなく、なので胃もたれを心配して食べる順番を気にする必要はなさそう。

ということで、普通にセイボリーからいただくことにしました。

アフタヌーンティーというより懐石のお弁当のようですね。
鱈の味噌漬けとか。

どれも上品でとっても美味しかったです。

テラスで食べてるので、もともと冷えてるのがさらに冷たくなっていく感じはありましたが(笑)。

牛すじ煮込みとか、なかなかアフタヌーンティーでは食べられない。
ポタージュがあるのも良かった。水分がある食べ物嬉しい。

最後に亀屋良長さんの和菓子3つをいただいたのですが、どれも品のいいお味で美味しかったです。

鳥羽玉は同店の看板商品で、220年前の創業当初よりあるらしい!のですが、それを柿の餡で作ってみたとのこと。

餡の匣というのは同店の洋菓子商品らしいのですが、これがサツマイモのクリームで仕上げてあって、とても良かった!もう1個食べたいです。

とりあえず全て美味しく、そして全体的にヘルシーだったので苦しくもならず、短い時間の中で全部いただくことできました。

ラストオーダーの後、時間になったら呼びに来てくれるものだろうと本を読んでいたんですが結局退出を促されることもなく、スタッフの方たちも皆丁寧で親切でした。

紅葉の嵐山や午後の日差しに照らされた渡月橋の景色は美しく、身体によいお食事と温かいお茶で英気を養えた良い時間でしたね。






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ティーポット

先ほど投稿した2~3人用ティーポットを購入した際、実はもう一つお買い上げしていました。

同じネットショップで見つけた、もう一回り大きい3~4人用くらいのサイズのティーポット。

こちらは上下対象な丸形だった先ほどのに比べて、若干底がすぼまっている僅かに洋梨形寄りの形状です。
蓋も少し丸みを帯びて高くなっています。

これもこれで、めちゃくちゃ私の好み!すっごい可愛いです。

しかもこちらは700円。安い!!

いずれ使うかもしれないしと思って、思い切ってこのとき二つ同時に購入していました。

こちらの大容量の方はずっと仕舞ってあってまだ使ったことはありませんが、そのうち使いたいと思っています。


ティーポット

ティーポットのご紹介。

ティーポットはなんだかんだ、たくさん持ってるんですがね。

紅茶の指南書には必ず書いてあることがあるんですよ。

美味しい紅茶を淹れるためには、茶葉がジャンピングしやすい丸型で保温性の高い陶器または磁器製のものがお勧めですと。

よくイラストやシルエットで見かける、ザ・ティーポットの形のアレですね。

しかし!

これぞまさしく理想形のティーポット!みたいなティーポットって案外売ってないんですよ。

作り手はどうしても自分のデザインを押し付けたいのか、世間には妙にモダンな形のポットばかり出回っていて、伝統的なティーポットって案外売っていない。

英国のブラウンベティは、広く名の知られた有名なティーポットブランドですが、お高いし、茶色いし、ビミョーにフォルムが私の好みではない。

というわけで、
〇私の気に入る理想の丸型
〇白磁製
〇2~3人用サイズ
〇普段使いとして手入れもしやすい
〇あまり高価でない
の条件で探しました。

2012年のこと。

良いのがあったんですよ。ネットショップで。

これこれ。ぽてっとした、ちょっと平ための丸型。
もう本当に理想のフォルム!!

つるっとした白磁の手触りも、開口部が大きく手を入れて洗いやすいのも、さらに蓋にストッパーが付いてるのまで最高の作りです。

しかもこれが当時の価格なんと735円。

マジか。

今でも来客時など2~3杯淹れたいときに使っています。

ちょっと大きいので、湯量の加減が分かりづらいのだけ難しい。






RAPUNZEL GLUHWEIN

せっかくホットカクテルメーカーとかいう調理家電を出したので、赤ワインでも買って何かホットカクテルを作ろうとカルディを見まわしたら、もうそもそもがホットワインとして飲んでくださいという風味付け赤ワインが売られていたので、買ってみました。

「ラプンツェル グリューワイン」という名前で、グリューワインとはドイツ語でホットワインの意味。
なぜラプンツェルの名前を冠しているのかは謎です。(グリムがドイツの作家だから?)

説明によるとシナモンやクローブ、アニスなどのスパイスの香りとオレンジやレモン、ブルーベリーなどのフルーツの香りを加えたとのこと。
あくまで香料仕様なのでフルーツ等を漬け込んだサングリアではないようですね。

甘味のために砂糖も添加してあるようです。

ホットカクテルメーカーのポットに適当にワインを注ぎ、70度設定にしてしばらく放置。

これ時間の感覚が難しく、うっかり温めすぎてしまいました。熱いわ。

でも口に近づけると、フワーっと立ち上る甘い良い香りとアルコールの刺激!

飲んでみるとフルーツの甘みや酸味、スパイスの複雑な風味が混じって、ふくよかな味わい!

基本的にはかなり甘く、赤ワイン特有の渋みは抑えてあって、めちゃくちゃ飲みやすいです。
デザートワインの感覚。

度数10%を感じさせない危険なやつです。

寒い日の夜に少し飲んでから寝ると、よく眠れそう。

まぁ冷えたまま飲んでも、それはそれでジュースのようで美味しかったですが。

むしろ冷えてる方が甘さを感じた気がします。


アッサム by THE TEA MAKERS OF LONDON

ローズティールームのアフタヌーンティーより紅茶も投稿。

アフタヌーンティーといってもボリュームはそんなにないので、紅茶は飲み放題ではなくポット一回分だけでした。

「いつもはテイラーズ(だったかダーヴィルズだったかファーラーズだったか)をお出ししているのだけど、今日は先日の英国展で買ったこの紅茶が美味しかったからティーメーカーズも置いてるんですよ。アッサムかメアリーグレイがありますよ。」
と言われたので、ティーメーカーズのアッサムをお願いしました。

やっぱりここのオーナーも阪急百貨店の英国フェアは行かれてるのですね。
うん、想像できますね。

カップも選ばせてくださいました。

部屋奥のカウンターの棚にはアンティーク一点物という感じのエレガントなフォルムのカップ&ソーサーがズラッとたくさん並んでいます。

オーナーが「この辺のカップは一見外側は柄が無くてシンプルに見えるけど、内側に絵が描いてあるんですよ」とおっしゃっていくつかカップを出してくれたので、その中からピンクのカップを選んでみました。
古伊万里風の鳥の絵柄がいかにもあの時代の西洋アンティーク。
素敵です。

ほどなく運ばれてきた紅茶はまぁまぁ大きめのポット提供。

このポットも少し格式ばった高級そうなデザインで、銀の皿に乗せられてます。
クラシカルな雰囲気が良い!!

カップにお茶を注いだら、そっといただきます。

実にアッサムらしい芳醇で奥深い味わいで美味しい!

ミルクをいただこうかと思ったけど、この一杯しかないから冷めても美味しく飲めるようにとストレートで飲むことにしました。
(そもそもミルクはどうですかと聞かれなかったし)

ポットに直接茶葉が入れられていて、これだとポットに残ってる紅茶がどんどん渋くなっていっちゃうよー、抽出後に別ポットで提供してほしかったなと思ったんですが、なんとこの紅茶、驚くことに渋くならなかった!

二杯目もふくよかな味わいそのままに美味しくいただけました。

え、この紅茶すごい!どうなってんの!?

このティーメーカーズというブランドは2010年創業ということで、なんとなく新参者な感じがして購入したことなかったんだけど(ブランド名も適当な感じがするし)、すごい優良メーカーでした。
チャールズ国王献上品って言ってたかな。

そしてポットの紅茶がなくなったからこれで終わりと思いながら、食べ終わったあとゆっくり英国雑誌を眺めていたら、なんとオーナーがお代わり用のお湯を持ってきてくださいました!

え!足し湯システム!すごい本場っぽい!!

ありがたくポットにお湯を注ぎ足します。

でも一煎目でけっこう長いこと置いてたし、もう二煎目は出ないんじゃない?と思ったけど、まぁまぁ味も出てこれまた美味しくいただけました。

なんだかんだ紅茶もたっぷり飲めて、とっても満足です。

味の移ろいも感じられて良かったですね。





 ↓カップの絵柄

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