忍者ブログ

ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「お茶うけ (和)」の記事一覧

銘不明 by 幸楽屋

来週来る友人のために、土曜の朝早く、ダンナが寝ている間に京都までお菓子を買いに行ってきました。

座売りしかしていないお店で、しかも日祝休みの営業5時までという、平日は仕事で土曜はお茶のお稽古の私泣かせのお店ですが、頑張ればこうして朝から活動もできるのです。

さて、お昼前にそのお店には着いて目的のお菓子も購入でき、ついでに京都まで来たのだから同じく日曜休みのこちらのお店にも足を伸ばしました。

幸楽屋さんです。非常に有名な銘菓「金魚鉢」を昔から拝みたいと思っていたので、わざわざ地下鉄に乗ってきたのですが、12時頃に着いたらもう売り切れでした。まぁ、その可能性も視野に入れていましたけどね。
やっぱりこういう有名なお菓子は予約しないとダメですね。たぶんバラ売りはちょっとしか作ってないんでしょうね。

仕方なく(?)、まだ残っていた上生菓子の中で涼しそうなものを選んで買ってきました。
ショーケースには銘も書かれていませんでした。聞けば答えてくれたのかもしれないし、適当に銘をつけてくださいと言われるのかもしれないけれど。

私が思うにおそらく夏の川の情景を模したものではないかと思います。
餡を包んでいる透明な羹(寒天?)がとてもきれい。

味はまぁ見たまんまの味で、結構餡が甘かったですね。夏には少し重めの感じ。



PR

いつもじ by 吉金菓子舗

お茶の先生におすそ分けとしていただきました。

どうやら、先生が師事していた宗匠の一周忌の引出物(こういうのも引出物って言うんですね)として貰ったお菓子のようです。

久留米からわざわざ取り寄せたお菓子らしく、珍しいものだからと社中のみなさんに配ってくださいました。

どうしてわざわざ久留米から、と思ったのですが、このお菓子は総本社が久留米にある水天宮の御守菓子として売られているようです。神社にゆかりがあるからお選びになったのでしょうか。お寺じゃなくて??しかも水天宮は安産祈願の神社・・・。まぁ良いんですが。

「いつもじ」というのは五つの文字という意味で、水天宮の五つの神呪文字を刷った護符が同神社でお守りとして売られており、それを模したのがこのお菓子。

薄く焼いたもち米の板?で柚子砂糖をはさんだウェハース的なものです。中の柚子砂糖が非常に上品な味で、ですが結構あとに残るねっとりした食感で、お茶によくあいます。お稽古の皆さんも、上品な味だねー、の意見で一致。でも口の中の水分が取られていくようで、2枚、3枚と手が伸びる感じではないですが。


満天 by 彩雲堂

今日は七夕です。

朝の目覚ましテレビで、七夕限定スイーツの特集をやっていて、そこで紹介された亀屋清永の「星づく夜」という和菓子がとても綺麗だったのでぜひ買い求めたいと思ったのですが、大阪で買えるか調べられなかったので大阪駅の新デパート、JR三越ISETANをうろついて似たようなものを探し購入しました。

松江の菓匠、彩雲堂さんです。

餡の上に、寒天と金粉で天の川を表してます。涼やかできれいですね~。うっすら青く見えるのは、寒天が青と透明の2層構造になっているから。餡・青色寒天・金粉・透明寒天・雲に見立てた淡雪羹?のレイヤー仕立てで、立体感と色のリアルさを出しています。

いざいただきます。
見た目はきれいな寒天だけど、やっぱり味は餡の部分の方が美味しいね。当然ですが。つるんとした舌触りで、重すぎず軽やかな味わいでした。
割と大きいけど、二人で食べきりました。

食べたのが深夜だったので一応夜空を見上げてみたのですが、まぁ例年のごとく曇天。というか雨天でした。



20110708010459.jpg




















20110708071004.jpg

さが錦 by 村岡屋

茶道友達で、10年以上(もしかしたら15年近く)茶道をやっているベテランの女性が、昨年結婚し、なんと披露宴を行わない代わりに披露茶会を行うとのことで、おそれながら呼んでいただきました。

茶会と言っても薄茶だけの大寄せみたいなものではなく、懐石~濃茶~薄茶のフルコースです。正直、懐石は私は初体験でした。すごく勉強になった。

そして、本当の茶事の場合、懐石の最後にデザートのような感覚で主菓子が出されます。

このお菓子はそれ。今回の茶席の主菓子です。

旦那さんが佐賀出身とのことで、佐賀のお菓子です。

亭主の説明によると、「佐賀錦という佐賀の伝統工芸品である織物をモチーフに作られたお菓子」とのこと。
上面の模様が確かに織物っぽいです。
中には小豆も入っています。

口に入れると、ややもっちりした食感。同席の人からは「カステラに似た味」と表現されていました。私は蒸しパンみたいと思ったかな。しっとりした甘さで上品にいただけました。
 

ちなみに、茶事ではこのあと「中立ち」といって一度中座し、亭主の濃茶の準備が整ったらドラが鳴って、また席入りします。本当にドラを聞いたのは初めてでした。


s-P1060425.jpg

菖蒲餅 by 宗家 源吉兆庵

今日の紹介は、人にお渡しする予定だったのに、手違いにより渡せなかったので家で食することになったお菓子です。

源吉兆庵さんの「菖蒲餅」。

このお店は分かりやすい意匠×上品な味のお菓子が多いので、お遣い物としてはよく使います。今回もその予定だったのですが。

もう菖蒲の季節も過ぎちゃった上に、賞味期限まで切れてますよ・・・。

まぁ食べますがね。

菖蒲のデザインの包みを開けると、中は二色の餡の茶巾絞りが。さらに中には求肥のお餅が入っています。
餡とつるんとした食感の餅が相性良くて、ほどよくひんやりしているので、初夏にぴったりのお菓子です。

これを過ぎたあたりから、葛のお菓子の登場かな。






カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
Copyright ©  -- ドリログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]