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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「お茶うけ (和)」の記事一覧

抹茶パフェ @ 中村藤吉本店

雲隠れにし夜半の月 程度でしたが、宇治に行ってきました。
滞在時間たぶん50分くらい。
(上記の表現は、宇治に源氏物語ミュージアムがあるから紫式部の歌でかけてみたことを理解して欲しい)

んで、宇治に行くことを話した先輩にリコメンドされていた中村藤吉のパフェを食べてみました。

竹に入っていておしゃれでしたよー。
画像では分かりにくいですが、フルーツの下には三種のアイス。バニラと抹茶と煎茶かなぁ?しっとり甘くて美味しかったです。ただ、さらにその下に入っていた天カスらしきものにはさすがに首を傾げましたが・・・。いわゆるフレークの代わりなのかなぁ。和風っぽさを出そうとしたのかもしれないけれど。

店内もとてもおしゃれでした。懐かしさのある落ち着いた雰囲気で。製茶工場だったところをカフェに改造したのだとか?床暖房というところもとてもグッド。

あー、それにしても急いで食べたからお腹冷えました。冬に食べるにはやはり温かいものがいいです。




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清浄歓喜団 by 亀屋清永

ついに食してしまいました。

供饌菓子(くせんがし)です。
奈良時代に遣唐使によって伝えられた唐菓子(からくだもの)の忠実(?)な再現です。1000年の歴史を今に伝えるわけです。

まず形の説明。
全体の形は金袋。八つの結びは八葉の蓮の花。デザインは古さを感じさせないですよね。
天台宗や真言宗などの密教系のお供えとして用いられ、一般人はとても口に出来ない高級品でした。


食べてみました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。

これは。。。食べれない。。。。。

皮の部分は ―上質のごま油であげてあるらしいですが― めちゃくちゃ質の悪い中国のお土産のお菓子的な味。
中の餡は、ボソボソッとしていて、かなりきつい香り ―それこそお寺のお香のような― がします。説明書きによると白檀、丁子(クローブ)、ニッキなど七種の「清め」の香りが混ぜ込んであるとのこと。それはすごい香りになるでしょうよ。

昔は甘いものがまず食べられなかったんでしょうしね。このお菓子もよほどの上級品だったことは分かります。いやぁ、美味しいものがたくさんある現代に生まれてよかった。
申し訳ないですが、一口食べてその次が喉を通りませんでした。


あ、もちろん亀屋清永さんには、清浄歓喜団の他に現代のお菓子も揃っていると思いますのでご安心を。





焼芋大福 by 御菓子司 花月堂

淀川区は十三の商店街の中にあるお店です。
実は現店主は三代目って、結構長い歴史。実は何回か取材も受けたことがあるという。

ていうか実は、お茶のお稽古のときのお菓子はいつもこの花月堂さんです。先生のお家から近い。

普段のお茶菓子は、意匠も味も結構ざっくりしてて、きっと三代目もまだまだ修行中なのだなとか思ったりしますが、この焼芋大福はとても美味しかったです。
裏ごしした芋を求肥で包んである(んだと思う)んですが、芋の控えめな甘さと求肥の粘っこい感じが、あーもう秋なんだなぁとしみじみと思わせてくれる、どちらかというと詫びたお菓子です。あの焦げ目がいいですよね。

ネットで調べてたら、花月堂さんはみたらし団子が有名らしいので今度買ってみよう。




月見だんご by 菓匠 千鳥屋

今日は十五夜です。お月見です。
ていうのは知らなかったんだけど、お茶のお稽古に行くときに通る商店街のお菓子屋さんがどこも月見団子を山積みにしていたので知りました。

なんか大阪の月見だんごってちょっと意匠が違うんですよね。少し細長いお団子にあんこがくるっと巻いてあります。どこのお店もこのデザインだったからきっと大阪(少なくとも十三付近)はこの外観が普通のようです。お茶の先生もそうおっしゃってました。
少し雲がかかっている月を表現したのかもと言う私の意見はあっさりと無視されました。
あー、調べてみたら里芋の形を模してあるそうです。残念。

それにしても月見だんごって、腰高の白木のお膳(?)に白い団子をピラミッドのように積み上げている、あのイメージが強いんですが・・・。
もしかしたらそちらは関東の風習で(関東はあまり餡になじみが無いですし)、江戸時代に月見の風習が一般化したから積み上げ団子が世の中のイメージになったのかもしれないですね。と言う私の意見はまたしてもあえなく無視されました。積み上げは、十五夜だったら15個、十三夜だったら13個積み上げるそうです。

そんなこんなで、夜にお月見~とお団子とお茶持って公園まで散歩して月を見ながらいただきました。雲が厚かったけど、時折見える月がくっきりときれいでした。

ただ、お団子ね・・・。
千鳥屋さん。老舗のお菓子屋さんみたいだけど、だんごの作りがちょっと雑?スーパーのお菓子のように表面がひどくつるっとしすぎ。ちょっと固いし。添加物が入ってるのではないかと疑う。餡も少々脂っぽいぞ。
東京にも暖簾分け(たぶん)しているみたいで大きな会社でしたけど。だからこそか?











そうそう。ちゃんと調べました。

十五夜・・・別名:芋名月。いわゆる中秋の名月。旧暦8/15。中国から渡来した習慣。芋の収穫祭。お茶の先生曰く「昔はだんごと一緒に小芋を供えた」とのこと。

十三夜・・・別名:栗名月。旧暦9/13。日本古来の風習という説有力。ちょうど栗の収穫時期にあたるので栗を供える。

両方の月見をしないと縁起が悪いとされている。けれどもこういう風習においてはよくある→"地方によって事情が違います"という認識を忘れずに。


それにしても。。。
今年の満月は本当は明日4日みたいです。晴れそうなので夜は空を見上げましょう。

鎌餅 by 大黒屋鎌餅本舗

前述のカフェ、嘉木でお茶うけとして登場しました。有名な京都のおまん屋はん(まんじゅうを扱う店、庶民向け)の大黒屋さんです。

看板商品が店名でもある鎌餅。稲刈りに使う鎌をモチーフにしているようです。まるっとしていてかわいいですけど。

お餅はすごく柔らかくて餡も柔らかい。楊枝できれいに切れます。うっすら餡の黒いのが透き通って見えてきれいです。「熱いうちに手早く包み、餡が透けるほど均等に伸ばして鎌形にしていくのがコツ」らしい。某京菓子本より。
結構大きいからボリュームもあって◎。1個120円らしいですよ。リーズナブルなのもいいですね。

この大黒屋さん、なんと江戸時代からあるそう。まぁ、有名京菓子店ではよくあることですが。すごいなぁ。




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