ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
- 2010.05.06
普洱茶 by 上海甘醇茶業(?)
- 2010.04.28
銀針白毫 by 悟空
- 2010.02.26
観音王 @ 唐韻茶坊
- 2010.02.26
普洱茶 @ 唐韻茶坊
- 2009.12.19
凍頂烏龍茶 @ neko
普洱茶 by 上海甘醇茶業(?)
かなり古い話ですが、上海の自分用おみやげに買ってきたものです。
プーアール茶は旅先でも飲みましたが、空港ですごくきれいなパッケージのものを見つけてしまったのでつい衝動買い。
味は、まぁプーアール茶はどれも同じ味がしますね。ちょっと臭みがあるけど深い味。でも私は、濃く出しても渋みが出ないので好きです。色が出る間は何回でも抽出できるエコな感じも◎。
腸を掃除してくれる効能があるので、旅先では下して大変なことになりましたが、このお茶は飲んでもそんなことにならず。
うーん、前回のお茶が効き過ぎたのか、もしや前回はただ脂っこい食事と水にやられただけ・・・?
ところでパッケージには中国語(簡体字)で成分とか保存方法とか書いてあるんだけど、中途半端に理解できておもしろいです。
浄含量:75克 って、 内容量:75g なんでしょうね。英語で書くと NET:75g ってとこか。
銀針白毫 by 悟空
―関東レポ おまけ―
この間行った関東旅行のお土産の話。
横浜で中国茶専門店に入りました。
そこで白茶を発見!白茶はあまり手に入らない高級品です。デパ地下とかでも見かけないですからね。
迷わず購入。10gで500円しました。
以前、中国茶の解説をした時にも書きましたが、白茶についておさらい。
白茶は中国茶の中の弱発酵茶に分類されます。茶葉を揉まずに自然酸化させた後、火入れして乾燥させて作ります。製造の段階で茶葉が白い産毛に覆われるので白茶と呼ばれます。銀針白毫は白茶の中でもっとも有名で代表的なものです。
さて、淹れてみました。
袋にも書いてありましたが、白茶はガラスの器で淹れるのが良いらしい。というのも白茶は揉みこまずに作られるため、茶葉が大きくまっすぐできれい。ガラスの器で茶葉がゆらゆら揺れるのを目に楽しむということみたいです。
90度のやや冷ましたお湯で蒸らし時間は10分と少し長めに抽出します。飲みごろになるとお茶が上下に揺れ始めます。不思議。
水色は緑茶より薄い黄色。ハーブティーくらいの色です。
飲みました。薄味で上品。渋みが全くなくお茶っぽさがあまりありません。昔飲んだケツメイ茶に似てる香ばしいような爽やかさ。薄味なんだけど飲んだ後の後味がよいです。
うちの彼氏にも大好評でした。
冷水で淹れても美味しいらしいですよ。冬より夏に合いそうなお茶です。
観音王 @ 唐韻茶坊
上海シリーズ 3
前と同じく、カフェ唐韻茶坊にて。
私が頼んだのは一番お値段の張った「観音王(グヮンインワンと聞こえた)」です。その名の通り、鉄観音の王様で(あると思われま)す。
こちらもまず先に説明。
鉄観音は烏龍茶とも呼ばれる青茶の一種。青茶はお茶の発酵を途中で止めたものです。つまり半発酵茶。発酵の度合いは少ないみたい。
烏龍茶の一種ですので、スタッフが工夫茶の点前を実演して淹れてくださいました。工夫茶(クンプーツァ)は数ある中国茶の茶芸のうちで最も有名なもので、急須の上からどさっとお湯をかけたりするのが有名。お茶の香りを聞くことを目的とした烏龍茶限定の点前です。
お湯がこぼれたり茶器どうしがカチャカチャ当たるのを全く気にせず、リズミカルで非常に中国っぽい点前です。
まずは聞香杯と呼ばれる細長い器でお茶の香りを嗅ぎます。仄かにだけど、すっと爽やかな非常に良い香りがしました。
そして背の低い煎茶碗のような茶碗でお茶を頂きます。
かなり発酵を早い段階で止めてあるんですかね、日本の緑茶に近い喉越しの良い味でした。軽さが良い。観音王は鉄観音の中でも音韻と呼ばれる味わいを持つ最高級のものらしいですが、風雅な味わいでした。
左点前が茶葉。サービスで一つくださいました☆
工夫茶の点前。スタッフのお姉さんが非常にキュートで親しみの持てる方でした。なお、工夫とは中国語で時間の意味。時間をかけて淹れますよ、と。
淹れたあとの恐ろしく膨らんだ茶葉。烏龍茶は茶葉が最初ころんと丸まっていますが、お湯を足すと乾燥ワカメのように膨張します。
普洱茶 @ 唐韻茶坊
ナイトスポット、衡山路(ヘンシャンルー)駅近くの茶芸館、「唐韻茶坊(タンユンチャーファン)」に行きました。
彼氏が注文したのは、プーアール茶。スタッフのお姉さんに「What's your recommend?」と聞いて、これを選んだみたい。英語が全くダメな私はその後の会話にはついていけませんでしたが。
プーアール茶はよく知れた中国茶の一つで、、日本では減肥茶の名前でも売られています。その名の通り、脂肪を分解し、腸を掃除してくれる健康茶でもあります。
先に、WIKI様の文を借りて説明。
「プーアール茶は黒茶の一種。加熱によって酸化発酵を止めた緑茶を、コウジカビで発酵させる。この工程を後発酵と呼び、発酵期間が長くなるほど味はまろやかになり、値段は高くなっていく。」
黒茶とは中国六茶の一つで、後発酵までさせて色がかなり黒に近くなっているお茶のことです。賞味期限はありません。
つまり、このお茶は発酵食品の一つであり、独特の風味があります。よって納豆やチーズのようにその風味を苦手とする人も多いです。
私の感想は。
そんなことなく、飲みやすいです。さっぱりしてる。紅茶に近いですが渋みは既に無く、豆茶に近い味がしてきます。
喉の奥に残る独特のコクを感じたら、あー中国茶の味がするって思いますね。
「あとはお湯を足してご自由に何杯でもお飲みください」と言われたのでゴクゴクと入るだけ飲みました。
そして効能は。
くだしました。見事に。きれいな話じゃなくてすみません。効果覿面!怖いくらい。
こちらは食べ放題のお茶請け。大きな瓶詰めになっていて、かなりの種類と量があったのですが、その多くが得体の知れないもの。恐る恐る食べました。あんまり「もっと食べたい!」と思うものはなかったです・・・。
凍頂烏龍茶 @ neko
さっそく。注文したのは凍頂烏龍茶です。青茶になります。
先に説明⇒⇒中国茶は、製法によって6種類に大別され、六大茶類と呼ばれます。青茶・黒茶・緑茶・紅茶・白茶・黄茶です。茶葉をどの程度酸化させるか、発酵させるかどうかで変わってきます。青茶は半発酵のお茶で、茶葉が発酵過程で銀青色になるため「青茶」と呼ばれるらしいんですが、まぁ実際は緑です。烏龍茶は青茶の一種です。
話を戻して、凍頂烏龍茶です。メニューには”烏龍茶という名前だけど、よく知ってる烏龍茶との違いを味わって”的コメントが。
飲みます。
うわ、さっぱり!どちらかというと緑茶に近い味がします。でも後味が違うかな。その辺ちょっぴり烏龍茶っぽい気も。非常に飲みやすい、口当たりまろやかな味でした。
後で調べてみたら・・・これは台湾のお茶なんですね。
WIKI様によると「もともと19世紀なかばに林鳳池という人が大陸から伝えられた茶の苗を持ちこみ、台湾の凍頂山で栽培したことがはじまりとされるが、台湾を代表するお茶として認知されるようになったのは、1970年代に経済開放政策が推進されたとき、凍頂山一帯が輸出茶の開発・栽培モデル地区として選ばれ、官民一体となって凍頂烏龍茶のブランド化が進められたことからはじまる。」ということらしいです。凍頂は山の名前なんですね。
膨らんだ茶葉の図