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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「茶話 ~sawa~」の記事一覧

ロイヤルミルクティーの作り方

先日行った紅茶教室のテーマがミルクティーで、その時に聞いたロイヤルミルクティーに関するお話をメモとして残しておきます。

ロイヤルミルクティーは水と牛乳で煮出した紅茶っていうのが一般的な認識だと思います。

水と牛乳を1:1で鍋に入れて沸かし、沸騰直前で茶葉を入れて蒸らすか、さらにひと煮立ち。



が!

先生のおっしゃる美味しいロイヤルミルクティーを作るポイントは二点。

●茶葉はお湯で開かせる

●牛乳は絶対に沸騰させない

以上。

まず、牛乳では茶葉は開かないとのことです。
調べたとこによると、牛乳に入っているカゼインという成分が紅茶の抽出を阻害するのだとか。

そして牛乳の膜は沸騰すると発生するらしいので、とにかく牛乳は沸かさずに温めるだけと心得ること!とのことでした。


それを踏まえて、美味しいロイヤルミルクティーの作り方。

①鍋に水(出来上がりの半量)を入れ、沸騰させる。
スパイス類(パウダーでないもの)を入れる場合は水から。

②弱火にして茶葉を多めに入れる。

③茶葉が開いたら水と同量の牛乳を加える。
牛乳を入れたら絶対に目を離さずに、沸騰直前まで温める。
フワッと茶葉が浮いてくる瞬間を見計らい火を止める!

④温めておいたカップに茶漉しで漉しながら注ぐ。

出来上がりです。

あっさり目が好きなら水を多めに、コク深いのが好きならミルク多めがお勧め。


レッスンで見た作り方の雰囲気を忘れないうちに作ってみようと思います。




ちなみに、ロイヤルミルクティーという言葉は日本で生まれた日本語です。

本場英国でもシテュードティー(Stewed tea)という名前で牛乳で茶葉を煮出す飲み方もあるにはあるらしいのですが、日本人みたいに味覚の追求をしない英国人は、なじみのミルクティーさえあれば充分らしいですよ。


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カフェ運のはなし

カフェ運ってあると思うんですよねー。

私はこんなにカフェ巡りが好きなのに、本当にカフェ運が悪くて困ってます。

どう悪いかというと、とかく縁がない!

●行ってみたらうっかり休日

●いまは営業時間外

●調べて行ったのに臨時休業

●移転しました

●閉店しました

などなどなど・・・


最近はカフェに行くとなったら家を出る前に営業してるかどうか主人が調べてくれる事態。



そんな私が今までで特にショックだった3件。

悔しいので書き留めておきます。

まずは本に載ってた茨木と高槻の間あたりにある一軒家ログハウスカフェ「M's Cafe」。
せっかくドライブを楽しみながら訪ねたのに、どう探しても見つからない??と思ったら、その1~2か月前に閉店してました。


それから失業給付中に行きたかったハローワーク近くの銭湯をリノベしたというカフェ、その名も「カフェ茨木湯」。
フリーペーパーで知って、銭湯の番台を生かした造りになってるということで2年くらい行きたいと思ってはいたけど機会がなく、ハロワが良いチャンスだと思って行ったら、こちらも4か月前くらいに閉店。しかもハロワ初回日に行っておけばギリギリ間に合ったのに~というタイミング。


最後、最もショックだったのが、私がカフェ巡りのバイブルにしている雑誌「京阪神お茶の店」(先日この雑誌についての記事投稿したばかり)に載っていたお店「Tea House MUSICA」。
大阪紅茶業界の重鎮、堀江氏が営むカフェ。紅茶専門店の草分けで、日本で初めてポットで紅茶を提供したお店とも言われています。

そんなお店ならぜひとも行ってみたいし、場所は大阪の堂島という勤めていた会社の本社の近くだったので、いつでも行けると思っていたんです。

それが良くなかったのか、なんとなく時が経っている間になんと一昨年、そのお店が閉店!!
60年も続いていたお店だったのに!!

芦屋に移転したらしいのですが、カフェを併設していない販売オンリーのスタイルになったそうで・・・。

なんて残念なことをしてしまったんだろうと後悔でいっぱいです。

うっかり休日で入れなかったという場合は残念ではあってもまだ次回に出来ますが、閉店してしまったらどうしようもないんですよね。

チャンスを後回しにしないよう気をつけようと思います。


愚痴が言いたいだけの投稿でした。
すみません。

茶道と英国紅茶の違い

先日、紅茶教室で聞いてきた話で、一番「なるほどなぁー」と興味深かった内容を書いておきます。

日本も英国も独自の色濃い喫茶文化があり、とてもお茶を大事にしてきた国です。
どちらも元は茶会やティーパーティーなど、お茶を目的に寄り合うイベントから発展してきました。


ですが、その両者の根本的な違い、それが何であったか。

民族の違いよりももっと深い理由がありました。

男女の差です。


日本では茶道はもっぱら男の人の娯楽でした。女性が参画し始めたのは戦後です。

対して英国では、紅茶のふるまいは女主人の仕事でした。ティーセットを扱えるのは女主人だけで、亭主も使用人も触ることすらできなかったとか。


日本の茶道では客のもてなしに重きを置きますが、女性主導の英国式ティーパーティーではホストがメイン。

自分を見てもらうためにゲストを呼ぶ、自分の使いたい茶器を使う、良い紅茶が手に入ったからパーティーをする、というよりも良いドレスが手に入ったから見てもらうためにパーティーする・・・てな感じで、自分に酔いしれるためにパーティーを開くのだとか。


女性の感覚ですから、茶道のようにストイックとか詫び寂びとか考えません。
道具を大事にするために指輪はNGとか言いません。

華やかに、きらびやかに、そういう志向で育ってきた文化なのです。
(元々の民族性のおかげか、派手派手、ゴテゴテまでは行かずに美しい文化に仕上がってますけど。)


両者の違いを意識して見てみると、よりそれぞれのマナーが理解しやすいのではないかと思います。

食器の揃え方

新生活の時期にかこつけたわけでもないですけど、今回はいきなり食器の揃え方について語ってみたりしようかと思います。

まず第一に、食器とは「出会い」が大事だと考えています。

食器ってすっごくたくさんの種類のものが出回ってます。
家電などと違って、欲しいと思ったときに選択範囲が決まっているものではありません。
世界中、ありとあらゆるものがあります。
だから洋服と同じように出会いが大切です。むしろ服よりも使用スパンが長いのだから、服以上にかもしれません。

だから食器は、まず最低限必要なものだけ100円ショップや家具量販店などで揃えて、少しずつ少しずつ、自分の感覚で見つけたお気に入り食器に置き換えていくのが理想の揃え方と思います。

お茶飲むのに必要最低限って言ったら、マグカップとグラス一つあれば充分なんですけどね。
なんで私こんなに増えちゃったんでしょうね??


話は変わって、数の話もしておきます。

一人暮らしで客なんか呼ばないって言うんだったらお気に入りを一つだけ、それで良いと思います。
お気に入りのお茶碗一つ、お箸一膳、カップ一客・・・。
収納場所もないですしね。

さて、結婚するとお祝いで結構ペアの食器もらうんですよね。
これがね、使うには使うんですが、そんなに長くないっていうか・・・。
実は5客揃の方が後々まで使えたりするんですよね。

子どもを望んでる家庭は夫婦二人の期間ってわりと短いし、そもそも結婚すると意外とお客さんを呼ぶ機会が増えるんですよね。そしてお客さんって実は2人以上のことが多いです。

そうなると3客以上の食器が必要なシーンってたびたび。
5客揃えってよく出来てるもので、5つ同じ食器があればたいていは事足ります。私は。

最近引出物でいただいた5客揃えのシンプルな色違いグラスは来客用にしょっちゅう使ってます。おしゃれで繊細なペアグラスは出番なしです(笑)。

なので、お猪口とか本当に夫婦でしか使わないようなもの以外は、最初から揃えで買っていった方が無難かと思います。



まとめると、

●食器は時間をかけてゆっくりと自分のお気に入りラインナップに仕上げる
●購入時はある程度の数をまとめて

ということですね。

スコーンの食べ方

先日、以前数回通った紅茶教室の一日教室が開催されたので参加してきました。

今回は阪急百貨店、秋の恒例「英国フェア」が近いということで、そのための英国式ティーマナーのおさらいなどを含めてお話しされました。

その中で、スコーンの食べ方を習ったので、備忘録を兼ねてここで紹介しておきます。


先生曰く「スコーンは、お皿の上で完成させるケーキ」とのことです。

あれはサーブされた時点では未完成で、そのままパクパク食べてはいけないとのこと。


以下、食べ方

①スコーンを手で上下2つに割る
 (スコーンは真ん中部分が柔らかいので、きれいに2つに割れます)

②ジャムをそれぞれのスコーンの上にたっぷり乗せる

③さらにその上にクロテッドクリームを乗せる
 ジャムより少し少なめに乗せると見た目がきれい
 ジャム+クリームの厚みがスコーンと同じくらいがベスト

④手で持って直接かじる

だそうです。

あくまで上下のスコーンは別々に食べるのであって、サンドしたりしません。

一口ごとにジャムやクリームを塗って食べるのも間違いなのだとか。

また、イギリスのお菓子は直接かじるのが普通であって、手でちぎったりしないそうです。ちぎるとモロモロ崩れます。

私はそれを知らなくて、先生の焼いて来てくださったお菓子を普通にちぎって食べて、まさしくボロボロこぼしてしまいました。



スコーン一つとっても奥が深いですね。

一緒に覚えておきましょう。



ちなみに紅茶とスコーンのセットをクリームティーと呼びます。
アフタヌーンティーほど豪華にならず英国では一般的な習慣で、カフェメニューにもよく載っているそうです。

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