ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
- 2012.08.06
マクドナルドの紅茶のはなし
- 2012.07.20
アイスティーの作り方
- 2012.07.10
習うということ
- 2012.07.01
テーブルウェアの素材について
- 2012.06.13
紅茶の楽しみ方
マクドナルドの紅茶のはなし
- 2012/08/06 (Mon)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
というのはマックで紅茶を頼むと、お湯とティーバッグを別々にして出してくれるから。
かなり熱湯に近いお湯にリプトンのティーバッグをそーっと沈めて、自分の好きな濃さになったらティーバッグを出して蓋を閉めるだけ。両論ありますが、ティーバッグの上からお湯を注ぐより、お湯の中にティーバッグを入れる方が茶葉に衝撃を与えなくて良いのではないかとのこと。ミルク(これはコーヒーフレッシュですが)を入れたいときは濃いめに出して、ストレートの時はあっさりめに出すということもできるし、紅茶自体はリプトンだから品質に間違いはないし、下手に何も知らない人に淹れられた紅茶よりよっぽどか美味しくいただけると紅茶の先生もおっしゃっていました。
しかもSサイズで100円です。
さらにここの出し方のなるほどなというところは、Mサイズを頼んだらティーバッグもミルクも2個つけてくれることです。これにより、しっかりと味がついた紅茶を飲むことが出来ます。Mサイズはけっこう大きいですからね。
私はマクドナルドでドリンクを頼むときは、必ず紅茶です。
アイスティーの作り方
- 2012/07/20 (Fri)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
①
飲みたいアイスティーにあう茶葉を用意する。
ストレートで飲みたいなら、クリームダウンを起こさないような、タンニンが少なく大き目の茶葉のものを。
※クリームダウン・・・急激に冷やすことによりタンニンが白く濁る現象。ミルクを淹れなくてもミルクティーのようになります。
アイスミルクティーにしたいなら、コクの強い茶葉がいいです。クリームダウンを起こしても見た目に関係ないので。
②
2倍の濃さの紅茶を作る。
2倍の濃さとは、茶葉を増やすのではなく、お湯を半分にするということ。グラス分の茶葉にグラス分の半分のお湯を注ぐ。
このとき、ティーメジャー一杯の茶葉が普通のカップ1杯分の量なので、アイスティーを注ぐグラスの大きさをカップで換算して茶葉を入れること。
抽出の仕方はホットの紅茶と同じ。熱湯で蒸らすことがポイント。蒸らし時間も常の通り。お湯が半分だからと短くしたり、濃いのがいいのだからと長くしたりしない。
③
別のポットに紅茶を移す。
※必要以上に蒸らさないため。この時のポットは温めておく必要はない。
④
グラスにロックアイスを入れる。
ロックアイスの量は、グラスから上がはみ出るくらいたっぷりと。氷が大きいと冷えにくいので、小さめの氷が良い。
※ロックアイスを使用する理由は、家庭で作る氷に比べ溶けにくいから、とのこと。特殊な製法で急激に冷やすことによってそういう性質が出るらしく、これは買うしか手に入れる方法が無いので潔く買いましょう。透明度が高いので、見た目もとてもきれいです。
⑤
氷の上から紅茶を注ぐ。
⑥
グラスを手で持って、グラスが冷たくなるまでマドラーで混ぜる。
※グラスの冷たさを感じたら、良い頃合いです。
アイスミルクティーの場合は・・・⑦
ミルクを少しだけ注いでおいて、ミルクピッチャーとともにサーブする。
タンニンの多い茶葉はクリームダウンするので、見た目をごまかすために、少しだけミルクを注いで供するのがスマートです。
これで爽やかなアイスティーが出来上がり。
コロコロと鳴る氷が涼感を演出してくれます。
ミントを飾るとなお美しいです。
習うということ
- 2012/07/10 (Tue)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
※4回と言ってもバランスよく完結するようにまとめられているのではなく、単純にカルチャーセンター主催で契約の更新が4回ずつというだけです。
紅茶教室ってなにするの?と思われるかもしれませんが、今回のお教室は、セミナールームみたいなところで紅茶を飲みつつ紅茶の美味しい淹れ方をレクチャーしてもらったり、紅茶に関する知識や裏話、先生の持論、よもやま話を聞いたりしました。一応、毎回講義のテーマは決められていて、季節が夏だったので最終回は”アイスティーの淹れ方”でした。
私は、紅茶に関する本や資料はそこそこ読んでいるので、基礎的な用語や知識、理論はある程度吸収しています。なので、先生の話も知ってる知ってるとうなずくものが多かったです。
それでも、レッスンに参加して良かったと思いました。
やはり本で得た教養と、実際に人から教えてもらう体得は、全く違います。百聞は一見にしかずでした。
実際に先生の前で紅茶を淹れてみることにより、私は茶葉をすくい過ぎていたこと、蒸らし時間が長過ぎたことが判明しました。
茶葉の蒸らし時間はどの紅茶にも書いてあるけど、お湯を入れ始めてからカップに注ぐまでの時間だということは、今まで誰も教えてくれませんでした。
この2点を守って家で淹れてみたら、驚くほど香り高くて美味しい紅茶に生まれ変わりました。ずーっと、私の淹れる紅茶はどうして美味しくないんだろうと悩んでいたのに、こんなに簡単なことだったなんて。
他にも、とにかく美味しく飲むためのコツとか裏ワザなど、先生の経験に基づく話も多く聞けて、それらは本で得る情報よりもより現実的で即使えるものばかりなのでタメになりました。
スポーツ選手などはコーチや監督でものすごく違うなどと言いますが、いかに教わるということが大事なのか気づかされました。
稽古時間の問題などもあり、レッスンの継続は申請しませんでしたが、今後も単発の教室などには参加したいなと思いました。
テーブルウェアの素材について
- 2012/07/01 (Sun)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
よく考えてみると様々な素材があり、私たちは目的、状況、雰囲気によって使い分けています。
一度整理してみようと思い、代表的な食器素材をまとめてみました。
陶器
1万年前から連綿と続く人類の器づくりを代表する素材。身近にある土という材料をを焼き固めて作ります。ひなびた味わい深さを演出し、人の温もりを感じる素材。どうしても厚みが出る分、重厚感もあります。肌合いは焼きによって様々ですが、使うほどに趣を変える永続性も魅力。保温力は抜群。
重量と取り扱いの難しさが難点と言えるでしょうか。
磁器
陶器より高温で焼き上げたセラミックス。
端正な佇まいと品の良さが特徴ですね。陶器よりもすました印象があります。どちらかというと洋物のイメージ。(生まれは中国)
耐熱性、耐食性、美観、加工のしやすさに優れているため食器に最も広く使われています。
陶器と同様、ワレモノなので取り扱いには注意。
漆器
日本が起源だと考えられており、現在でもほぼ日本でしか使用されていない素材。英語でjapanと呼びます。
木の上に漆を塗ったものなので言ってみれば樹脂製品でプラスチックと同様なのですが、到底プラスチックには出せないしっとりしたツヤとなめらかな触り心地、鈍く光る落ち着いた存在感がえも言われぬ良さ。
また、使うほどに出てくるシミが景色(けしき:見どころということ)とされているようです。
漆器は水分に弱いということで茶道界では濡れるところに使用しませんが、料理界では汁ものに使うのが常識。どういうことなんでしょうか。
作るのに手間がかかるのと作り手がいないので、値段は高価。
ガラス
何と言っても「透明」を実現できることが最大のメリット。実は透明になることができる素材というのは数少ないのです。光り輝く美しさがテーブルを華やかに彩ります。涼しさを表現できるので夏に多様される傾向。
陶磁器以上に強度はなく脆性破壊するので割れたときの処理は大変。汚れてくると透過性がなくなるので、手入れは丁寧に。使い込むほどに味が出る素材ではないです。
近年は耐熱ガラスも進化して普通のガラスと見た目が変わらなくなってきたので何かと便利。
実は、非常に他の物質と反応しにくいという隠れた利点もあります。(キッチンに劇薬は使わないか(笑)
ホーロー
金属の表面にガラス質の釉薬を焼きつけた素材。金属とガラスの両方の性質的な良さを併せ持っています。結構歴史は古くて紀元前からあるとのこと。
錆びれ具合が詫びた風合いで良いですね。味わいがあります。小さい頃はホーローの金属音が苦手でしたが、大人になってから良さが分かる素材だと思います。レトロなアンティーク感が雰囲気を作り出します。
木
自然にある素材そのままなので、なんといっても温かみがあります。科学的にも熱伝導率が低く、手にしたときのヒヤっと感がありません。
すべやかな手触り、使うほどに丸みを帯びてなじんでいく移ろいが魅力。
ナチュラルさを演出したいときには必須のアイテム。
使う木によって地域性を出すことができるので、南国風、欧風など使い分けも楽しいです。
使い方を失敗するとカビが生えたりするので注意。
ステンレス
言わずと知れた錆びない鉄素材。鉄は人間が古代より利用してきた最も身近な金属で、硬くしなやかで光沢の美しさがあります。少し黒っぽいニヒルな色ツヤ。
金属材料の中では安価で美観に優れるので、カトラリーに多用されます。熱伝導率が高いので、器にはあまり使われません。
とにかく錆びないので扱いが楽。傷が入ってくると光沢は落ちますが、それは悪いとはされていない模様。
シルバー
高級素材として古くから使われてきた材料。銀がヒ素に反応する性質から毒検知の意味合いで貴族が身を守るために普及したという経緯もあります。
ステンレスよりも白く光り輝いて、まばゆい明るさが最大の特徴。神々しさがあります。西洋ではカトラリーだけでなく食器全般にも用いられていたようです。
持っておくだけでリッチな気分が味わえる高級素材。ただし放っておくとすぐに錆びるのでクロスで磨かなければなりません。この作業ができない人は使用禁止。丁寧に扱えばいつまでも新品同様の美しさが保てます。
材料自体が高価なのと金属の中では柔らかく変形しやすいという欠点をカバーするため、近年出回っている銀食器は多くがメッキです。
アルミ
特別安い素材とも思えないのですが、なぜかアジア地域で多用されています。そのせいか、チープで雑多なにぎわいを感じる素材です。銀同様、白の色調ですが、銀ほどの重みを感じさせません。日本だと学校給食を彷彿させるノスタルジーさもあるでしょうか。
アジアンテイストを出したいときにぜひ。サビには強いですし、身近な金属の中では最も軽いです。
銅
非常に熱伝導率が高いので、多くが鍋やヤカンになりますが、テーブルウェアとしてはビアカップなどでよく見かけます。注いだ瞬間、器がキンキンに冷えるとのこと。赤みがかった色合いも銅ならではの良さですね。どこか中東のエキゾチックさを演出します。
ただし銅は非常にすぐ錆びます。変色が早いです。そのため日本では食品が触れる部分は錫メッキするよう法律で定められています。純銅の食器はありません。
錫(すず)
合金なんだと思っていたのですが、実はれっきとした単体元素なのですね。
金属の中では安定した無害な性質から意外と歴史は古く、食器として多くつかわれていたようです。現在はおもに酒器として残っていますが一般的な素材ではないため、ミステリアスで孤高な雰囲気があります。こだわりを出したい時、玄人ぶりたいときは使えるかもしれません。ちなみに酒の味をまろやかにするという説もあるようですが、まゆつばもの。
マレーシアが一大産地なので、若干、東南アジアのイメージもあります。
アクリル
ガラスと同じく透明で、ガラスよりも靭性があるのが利点。ガラスのような格調高さは出せませんが、新しい素材であるぶんモダンさがあります。また落としても割れないのでアウトドア向き。気軽なパーティーなどでも重宝しそう。価格としては実はそう安くもないですが。
白いヒビが入ってきたら急激に審美性を損ないます。
メラミン
登場した当初100円ショップなどで見たときは、いくら割れない素材と言えどもあまりにも見所のない白けた素材だと思っていましたが、なんでもデザイン一つなのだと気付かせてくれたもの。最近はツヤを抑えたアースカラーなどであえてチープな素材感を生かしたデザインのものがたくさん出回って、良さを主張しています。高級さがないぶん威張らないというか、ほのぼのとした質感。
耐久性、耐熱性にすぐれ、軽く、熱湯もレンジもOK。値段も安く、一人暮らしの人とか赤ちゃん子供向け。重ねやすいデザインが多く◎。
シリコン
近年爆発的な人気の素材。とは言っても主にキッチン用品でテーブルウェアにはほとんど登場しないかな。
シリコンという物質が非常に安定した性質を持っているので、とにかく強いことが特徴です。耐久性、耐熱性、耐候性、いずれも抜群とのこと。
あのグニャグニャした質感とは裏腹にレンジどころかオーブンまでいけるという驚きの耐熱性。樹脂は熱に近づけたらいけないと言う一般の通念を覆してくれました。何でもできると言うことで、どちらかというと便利グッズに分類されてしまったので高級さはなくなってしまったけど、近未来の雰囲気があるユニークな素材です。
紅茶の楽しみ方
- 2012/06/13 (Wed)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
その5つとは、
○水色(すいしょく)
○鼻から嗅ぐ香り
○味
○口から感じる香り
○アフターテイスト
です。
まず紅茶が入った瞬間のお茶の色を目で楽しみます。爽やかなオレンジからエンジのような濃い色まで紅茶はさまざまです。
基本的には薄い色はコクや渋みが少なくライトです。
それから紅茶の一番の特徴である香りを味わいます。香りは淹れたてが一番ハッキリと立つので、この瞬間を逃さないようにします。
口に入れるのは、少しだけ冷ましてからにします。熱湯では味の違いを感じることが出来ないからです。
火傷しない温度になったら、やっと口に含みます。このときに舌と喉で味と香りを感じます。
舌は場所によって感じる味が違うので、テイスティングでは舌の上で転がすように飲むと言われます。まぁ普段そこまでする必要はないかと思いますが、より厳密に味わいたいと思ったらどうぞ。ちなみに体温+○○℃くらいが最もはっきりと味を感じられる温度らしいです。
口で感じる香りは、飲んでみるとよく分かります。ふわっと鼻腔に広がるような香りがたまりません。
アフターテイストというのは、すなわち後味です。喉の奥に残るような感覚ですね。
美味しい紅茶は飲みこんだ後の爽やかな香りや渋みの余韻がとても心地よいです。
ちなみに、砂糖を入れた紅茶は後味が紅茶でなくて砂糖になってしまうので、素材本来の味にはなりません。紅茶自体を味わいたいなら砂糖はお勧めできないとのこと。(どうしても甘味希望なら国産の安いハチミツが一番あうらしいです)
さて、紅茶は入れた瞬間から室温に冷めるまでずっと楽しめます。
そして色も香りも味も少しずつ変化していくので、その移ろいを感じるのもまた楽しみの一つです。
もちろん私は冷め切ったものよりは温かいうちのお茶が好きですが、せっかくなので一杯をゆっくり時間をかけて楽しむのも充実した時間ですね。