ドリログ
ドリンクブログ、略してドリログ!! ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。
- 2013.04.22
妊娠中のお茶・コーヒーの摂取
- 2013.02.21
ラテアートとは
- 2013.01.06
ミニチュアボトル
- 2012.08.25
カフェビジネスのいま
- 2012.08.20
ロックアイス
妊娠中のお茶・コーヒーの摂取
- 2013/04/22 (Mon)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
つわりやら花粉症に端を発する鼻炎やら貧血やら便秘やらで、いろいろ体調が芳しくなく、何をするにも億劫になってブログの更新も滞っております。
最近はもう、家事もせずに布団に入る日々。
さて、妊娠中のお茶の摂取について色々と知識が入りましたので、ざっとひとまとめしておきます。
まず、もはや常識ともなっている胎児に与えるカフェインの影響。
小さな胎児はカフェインを解毒できないので悪影響があるだろうということと、統計的に何らかの影響が出やすいという結果が出ているようです。
ただし全く駄目という意見は少なく、摂取の上限値は(様々な研究がありますが)概ね「1日100~300mg」とのこと。
淹れ方にもよりますが、カップ1~2杯という意見が多いです。
そう、淹れ方なんですよね。
コーヒーや紅茶、煎茶一杯に結局いくらのカフェインが入っているのか。
淹れ方によって大きく違います。
コーヒーより紅茶の方が多いという意見、いやいや抽出の方法が違うから抽出液自体で比べたらコーヒーの方が多いという意見、一番多いのは玉露だという意見、玉露は低い温度で出すからカフェインは少ないのだという意見。
いろんな意見がありますね。
それらを総括した結果。
○低い温度で抽出すればカフェインの溶出は抑えられる
○お茶類は一煎目より二煎目、三煎目の方がカフェインの溶出は抑えられる
というのは正しそうだということが分かりました。
そんなわけで、お茶が飲みたい場合は水出しが良い、という結論に至りました。
紅茶にしても煎茶にしても、水出しは香りは出づらいですが、苦味が少なくコクと甘みがしっかり出るので、私は好きです。これからの季節にもちょうど良いです。
ただし、茶葉を入れっぱなしにして抽出に時間をかけすぎると逆にカフェインは多く溶けだすそうなので、1~2時間で引きあげた方がいいかも。
何にせよ、若干手間はかかります。
カフェインから離れ、今度はタンニンの話。
タンニンはお茶に含まれます。すなわち日本茶とか紅茶。
このタンニン、殺菌作用があったり抗酸化作用があったりと健康にいいのですが、その反面、なんと鉄分の吸収を阻害するのです。
そんなこと今まで気にしたことなかったけど、胎児の成長に伴う(と思われる)極度の貧血でフラフラになってからというもの、お茶を飲むのが怖くなってしまいました。
しかもしかも!便を固くする作用まであるらしいです。便秘を後押しするとは怖ろしい。
というわけで、これも大事な摂取の方法。
○食事中および食後1~2時間はお茶を飲まない
今は食間のみちょこちょこ飲んでいます。
もちろん、カフェインやタンニンの影響を避けたければお茶やコーヒーを飲まなければよいのです。
妊娠中に良いとされるのが刺激物が少なくミネラルが多い麦茶やルイボスティー。
きちんと妊娠用にブレンドされたものならばハーブティーも良いと思います。
私の場合は、家に大量に紅茶、煎茶が余っているので、頑張ってチビチビ飲んでいるだけです。
捨てるのはもったいないので。
ラテアートとは
- 2013/02/21 (Thu)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
正直、ラテアートはどうやって描いているのか、そもそも何がどうなったらカフェラテであって、バリスタってのは何を競ってるのか、すなわち何が技術なのか、全て何も知らなかったので、それを知りたくて通ったわけですが、せっかく得た知識なので、備忘録としてここに書いておきます。
ひたすらに羅列しますがご容赦を。
まず、ラテについて。
カファラテとはエスプレッソにフォームミルクを入れた物ですね。マシンにはフロスミルクって書いてありましたが。
カフェラテはコーヒーのスタイルの一つですが、ラテアートはそのカフェラテのカフェとラテを利用してカップの表面に絵を描く手法のことです。
描く方法は何通りかあって、最も有名なのがエスプレッソの上にミルクで白い丸を作り、そこに楊枝などで絵を描くもの。この場合、ミルクは画用紙の役割です。ミルクを落としてエスプレッソの上のくっきりとした白黒の領域を作ることをフリーポアと言います。フリーポアでミルクを注ぐときに、注ぎ方だけで丸ではない複雑な形を作るスタイルがもっとも難しい最高技術のものとされ、分かれ目の多い葉っぱなどがそれに当たります。
他にはラテの上にチョコシロップを落としたり、ミルクの泡を落としたり、抹茶やココアでテンプレを使って描いたりという手法があります。
というわけで、ラテアートによく描かれるクマとかブタとか丸っぽいキャラクターなどはすごく技術が要りそうに見えますが、実は楊枝で描く絵というのはあまり難しくなく、素人でもすんなり出来るとのこと。最も難しいのは楊枝を使わず、ミルクの注ぎ方だけで描くフリーポア。ハートとか葉っぱが有名ですね。なので、コンテストもこのフリーポアでスキルが競われるとのこと。
さて、ラテで最も重要なスキルと言えば、ミルクの状態の見極めと注ぎ方。この二つと考えて良いようです。
エスプレッソもフォームミルクも作ることは難しくありません。なぜならマシンが作るから。単なるカフェラテを飲むのであれば直火式エスプレッソ器とホイッパーでも構わないのですが、絵が描けるくらいのきめ細やかなラテを作ろうとすると、マシンでないと難しいとのことです。
で、エスプレッソとフォームミルクを用意するのですが、できれば先にミルクを用意した方がいいです。ミルクの泡もすぐに分離していきますが、これはミルクを混ぜることによってある程度復活させられるのに対して、エスプレッソのクレマはより早く消えていき、さらに復活させられないためです。
ここからミルクの状態の見極めですが、フォームミルクは泡がもったりせず、きめ細かく、やわらかく、適度に液体部分と混じっていることが肝要。そうでなく泡が固くて角が立つようだと絵が描きにくいです。
なので、フォームミルクはマシンで出て来たものを必ずよく混ぜてから使います。そして少しでも放っておくと3秒と経たないうちに泡は分離していくので、混ぜたらすぐに注ぎます。
混ぜ方はミルクの中央が凹むようにミルクジャグを大きく斜めに回したり底を叩いたり、それが難しいようであればスプーンで縦混ぜします。ためらわずにしっかり混ぜることが大事です。このミルクの状態のジャッジこそがカフェラテの最も重要な部分。
ミルクの注ぎ方は、描く方法で少しずつ変わってきます。
フリーポアは、はじめカップの10cm程度上から注ぎ、ジャグの底の液体に近いミルクをエスプレッソのクレマを突き破るようにしてカップの底にたまるように入れます。ある程度入ったら急激にジャグをカップに近づけて、なんならカップの淵に当てるくらいにして、ジャグの表面の方に残っている柔らかいミルクを注ぎ入れます。そうすると、突然にフワッとカフェの表面にくっきりとした白い部分が浮き上がってくるのです。これが素人だとジャグを傾けすぎたりしてミルクと混ざっただけのたんなる薄ブラウンの液体になってしまって、つまりただのカフェオレになってしまったりするのですが。このフワッと浮く白いキャンバスこそがラテアートの一番のキモ。ミルクを丸く浮かせるのは初心者でもある程度練習すればそこそこできるようになるらしいのですが、ハートや葉っぱを描けるようになるには習練が必要とのことです。
フリーポアでなくても、カップにミルクを乗せてその上に描くこともできます。高めからミルクを注いでクレマの下に潜らせてブラウンの表面にし、最後に優しく泡を置くように乗せると、ある程度複雑な形も可能。ミルクを垂らす際は、あまり泡立っていない底の方から液体に近いミルクを落とすように描くのがコツ。泡を乗せるだけでは水面の上で泳いでしまいますし、失敗するとキメの粗いボソボソした泡が入り、これでは描けません。
動物の絵などを描きたいときは、フリーポアで白くミルク部分を作った後、スプーンで泡を乗せて耳などを作るようです。ちなみに楊枝で描くというのは、楊枝の先に周囲のクレマをちょいとつけて、それで白い部分に描くということです。
楊枝で絵を描く場合、スピードが重要。サッとミルクを注ぎ、楊枝で素早く描かないと、どんどん泡が悪くなっていきます。ですが、急ぐと言っても描いているときはゆっくりじっくりと。泡を切りながら描いているのでサッと楊枝を動かすと泡が移動してしまうし、線を切ったところが元に戻っていきます。楊枝の先を拭くなどカップから出しているときはスピード感持って、描くときは丁寧に。緩急が大事です。が、これは割とすぐ慣れます。プロになるとこれが泡?というくらい繊細な絵を描いたりします。
楊枝の絵はラテの技術と言うより最後は絵心の勝負という感じです。おそらくフリーポアはエキスパートでも描くのは下手という人はいるように思います。
最後に、マシンが無くて泡だて器のようなクリーマーで泡立てる際は、出来るだけ温度を60~70℃にして作るとうまく出来やすいとのこと。
とは言え、やはりマシンが一番良いようです。
ミニチュアボトル
- 2013/01/06 (Sun)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
たぶん誰しも一度は見たことがあると思うのですが、お酒にはミニチュアボトルというものがありますね。
50~60mlくらいの量が詰められている小さいボトルのことです。
デパートやスーパーではリキュールやウィスキーがよく目につきますが、基本的にはどんなお酒にもたいていあるそう。洋酒に限らず焼酎や日本酒でもあるにはあります。
元々はサンプルとか試飲用とかに作られ始めたんですが、少量だからホテルとか飛行機のミニバーで使われたりとなんだかんだ需要が出てきて、ここまで増えたとのこと。
でね、これがねー、かわいいんですよね。値段もフルボトルを買うよりは当然安価ですしね。
というわけで世界中でコレクターから蒐集の対象になっていて、今ではどちらかというとミニチュアボトルの用途のメインがコレクションになっている事実もあるようです。
インターネットで[ミニチュアボトル]と検索すると、圧巻のコレクションを披露してくれる個人サイトなどに引っ掛かります。ちなみにコレクターは基本、栓は開けずに瓶詰のまま保管するそう。
私はコレクションするつもりはないんですが、なんだか少しずつ増えていってしまいます。
一応、私の主張としては「カクテルを作ってみるのに、大量には飲みきれないからミニチュアボトルを」という名目で買っているんですが、未開封のものがこんなに揃っています。
早く使わねば、味が劣化しそうです。
使った後のボトルは・・・やっぱり取っておきたいですね。かわいいし。
カフェビジネスのいま
- 2012/08/25 (Sat)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ちょっと前の「月刊レジャー産業」という雑誌で"カフェビジネス新時代"という特集が組まれていました。
オーナーのセンスが光る自営のカフェも素敵ですが、やはり業界で影響力のある大手コーヒーチェーン店は、日本のカフェ文化を時代によって反映します。
雑誌の文章をお借りして、日本の現状をひも解いてみました。
日本で最初に喫茶店が誕生したのは明治44年ごろ。その後、著名な作家たちにより文学カフェの様相を呈する。
60年代ごろには、東京でカフェ界隈が出現し、連絡手段のない学生たちのコミュニティになります。
1980年、それまでフルサービススタイルでコーヒー1杯の値段が300円にまで上昇していた喫茶店スタイルの店が占める中、セルフサービスで1杯150円という破格の価格設定を武器にドトールコーヒーが登場。
その後も86年にベローチェ、87年にプロントなど一気に90年代にかけてセルフ式チェーン店が増えます。真打のスターバックスは96年に登場。日本のカフェビジネスは盛況を見せます。
以下、それぞれの特徴です。
<ドトールコーヒー>
2012年現在で店舗数1100程度と、日本一の規模。フランチャイズを軸に効率良く利益を確保して成長してきたが、業界としてのマーケットがすでに飽和状況にあるので、今後は店舗拡大路線を変更して質的向上に努めている。
<プロント>
カフェ業界への需要が高価格帯と低価格帯への二極化にあるのを背景に、バールをモチーフにして昼はセルフカフェ、夜はショットバーと、二毛作業態を戦略としてとして運営していることが特徴。
<ベローチェ>
東京23区内におけるドミナント戦略で成長。(←たしかに関西では見たことない)
※ドミナント戦略:特定の地域に集中的に出店し、その地域の中で市場を独占する作戦
<スターバックスコーヒー>
イタリアのエスプレッソ式コーヒーを以て、96年アメリカから上陸。エスプレッソの新しさだけでなく、サードプレイス(=第三の生活拠点)という概念でライフスタイルまで提案するセンスに若者から支持を得る。2012年で国内約1000店弱、ドトールと並んで業界の双璧をなす。
<タリーズコーヒー>
スタバと同じく、アメリカからやってきた外資系カフェ。本国では出店も戦略もスタバを追いかけているらしいが、日本ではスタバよりやや高年齢層をターゲットにしている。店舗数約450店で国内3位の規模。
<エクセルシオールカフェ>
スタバやタリーズなどのシアトル系コーヒーショップに対抗してドトールが作った新ブランド。
※シアトル系コーヒー:概してエスプレッソをベースにアレンジを加えたコーヒーのこと。ちなみにスペシャリティーコーヒーとは本来は高品質コーヒーと言う意味だが、なぜかシアトル系コーヒーと同じ意味で使われることも多い。
<ブレンズコーヒー>
ラテアート常時提供が売りの2000年登場チェーン店。ラテアート文化が根付くかどうかが同店の今後を左右する。
<KEY'S CAFE>
日本におけるコーヒーの重鎮キーコーヒーが手掛けるカフェは意外と遅い2010年始動。といっても直営展開は行わず、商品の継続的取引を条件にカフェを開業する事業者の支援のみを行う。パッケージング化された小規模店舗を構想。
<上島珈琲店>
UCCが03年から始めたセルフカフェ。アクティブシニア層をターゲットとしており、レトロモダンな店内と柳宗理デザインの食器、インテリアなどを使用した店づくり。
さて、メインのチェーンカフェは上記のようになると思われますが、近年、異業種からの参入が相次いでいます。マクドナルドなどのファーストフード店からコンビニ各社まで、プレミアム価格帯のコーヒー販売が盛況です。市販の商品にも、缶コーヒーとは違う、洒落たプラスチックカップに入ったチルドコーヒーが急成長、ラインナップを増やしています。
マーケットは頭打ちといえど販売単価が高く利益率が良い、またマーケット自体は非常に大きいので、他業界にも無視のできない存在だからです。そのなかでシェアを伸ばせられれば高い利益を生み出せます。
消費者にとっては品質が向上し、選択の余地も増えるというメリットがありますが、共倒れにならないよう、各社それぞれの良さを生かし良い競争を続けていってもらいたいものです。
ロックアイス
- 2012/08/20 (Mon)
- 茶話 ~sawa~ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
すると、売っているロックアイス(登録商標)の製法は調べられませんでしたが、家庭で簡単に透明氷を作る方法が分かったので試してみました。
作り方は結構簡単。
①大きめの容器に水を入れる。
②冷凍庫で凍らす。
③完全に凍りきる前に穴をあけて中の水を抜く。
④適当な大きさに割ったら出来上がり。
氷の白い部分や泡の部分は水に含まれる空気や不純物で、水は凍るとき純粋はH2Oから凍るので、不純物は真ん中に集まって最後に凍るとのこと。つまり、不純物が凍りきる前に取り除いてやれば、後に残るのはきれいな純粋の氷ということです。
さて、この氷を使ってみますとですね。
なんと・・・なんと!!
予想以上の満足度!!!
透明な氷がこんなに審美性を増すと思わなかった。
というか、逆にいえば白い曇りのあるゴロゴロの四角い氷があんなに見た目を損なうものだったとは。
本当の氷って、透明なんですね~。と当たり前のことにびっくりしてしまう。グラスに沈めると、あるのが分からないくらいです。なんだか水晶のような美しさ。
これだけで美味しさが何割増し?みたいな感じですよ。
ロックアイスにハマってしまって、この夏はずっと作り続けています。最近はダンナも手伝ってくれてます。ダンナの独自理論により、中の水を抜いた後にまた水を入れて凍らせていますが、それは意味があるのかどうか疑わしいですけど・・・。
とりあえずこのロックアイス、本当にお勧めです。夏はこれで乗り切りましょう。
ところで、ロックアイスを作り始めて気づいたのですが、大阪の水って私の実家の水に比べて、すごく氷の白い部分が多い気がするんですね。つまり、不純物が多く含まれてるってことだと思うんです。それが水質の問題なのか、薬品が多く入っているのかは分かりませんが、氷が解けるときに水面にブクブクと泡が立つくらいなんです。それがアクみたいで見た目も汚いし、やはり泡の部分は美味しくないです。スプーンで掬って出してるくらいです。
日本の水道水は安全だし、充分美味しいと思いますが、氷はクリアできれいな方がいいですね。