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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「茶話 ~sawa~」の記事一覧

紅茶の水のお話

ためになるお話を聞いてきたのでご紹介します。
 
紅茶と言えばイギリス。
こちら日本でも英国式紅茶の淹れ方、などとよく言いますが、そっくりそのままイギリスの方法を真似るのは失敗のもとです。
 
というのは、イギリスは硬水。日本は軟水。
成分の浸出のしやすさが違うのです。
 
軟水の方がお茶にはよくあい、成分が溶け出しやすい。
 
イギリスでよく言われる「カップ+1杯分の茶葉を入れる」とか「注ぐ前にスプーンで軽くかき混ぜる」とか。
これは、紅茶が出にくいイギリスの知恵。日本では無用です。
 
また、イギリス直輸入の紅茶とかに書いてある「お湯を入れて○分」というのも、日本では長すぎ。30秒~1分短くすると良いそう。
 
そもそも、抽出○分というのは、お湯を入れ始めてからカップに注ぐまでの時間。お湯を入れ終わった後にタイマーをひっくり返すようでは蒸らしが長いとのことでした。
 
 
ところでイギリスは連合国です。イギリス→イングランドのイメージが最も強いのでイギリス≒イングランドとなっています。
そんなわけで上記の説明になるのですが、同じイギリスの中でもスコットランドは超軟水。なのでスコットランドで作られた紅茶は、軟水向けの仕上がりになっているらしいのです。
だから、スコットランドのお茶なら日本でも特に何も考えず、表示通りに淹れて正解。イングランドの紅茶のようにちょっと考えないといけない、ということがないので、初心者向けとのことです。
 
むかし紅茶に興味を持って、初めて買ったのが、わざわざネットでお取り寄せしたメルローズ。キャニスターがかわいかったから買ったんですが、あまりの美味しさに感動したものです。そのあと、なんかイマイチ美味しく入れられないなぁというのが続いたんですが、こういう理由だったとは。
 
たしかに、安いのに日東とかブルックスとかアフタヌーンティーとかは美味しく飲めてました。
やはり日本人が日本人に合わせて作る紅茶が一番おいしいんですね。
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茶会へ行ってみよう

抹茶が飲みたいなら、喫茶店やカフェで飲むよりお茶会に行ってみることをお勧めします。
茶会なんてどこでやってるのか分からない、勝手に入っていいの?って人が多いと思いますが、土日祝などは公民館などで地元の稽古場の人たちが結構やってます。
 
茶会を勧める理由は以下の通り。
 
○単純に安い
  カフェで飲んだら抹茶+お菓子で\800~は当たり前。でもお茶会だったら相場は\400~高くても\600。
  である上に、カフェであればどんな抹茶を使っているか分かりませんが、お茶会ならたいてい高級品を使っています。
  お菓子もこだわりのものを使っているはずです。先生のメンツがあるからです。だから上質な抹茶とお菓子がいただけます。
 
○単純に美味しい
  どういう理屈か不思議ですが、抹茶はキッチンでさっと茶筅を振ったものと、きちんと作法に則って点てたものでは美味しさが違います。たぶん、釜で沸かしたお湯かどうか、というのと茶筅を振る手の角度(畳に正座で茶筅を持つ角度が重要と推測)なんではないかと思っていますが、とにかく私の経験上、抹茶というのは茶室で亭主からいただくのが一番おいしいです。
 
○ついでに茶道の雰囲気も味わえる
  まぁこれが利点と感じられるかどうかは人によりますが。なぜか茶室の中では人にべらべらと説明をしてあげるのはご法度という雰囲気がありますので、相手が素人だからと言ってむやみに説明してあげるのはよくないという暗黙のルールから、余計に初心者には訳が分からなくて居づらいという状況ではあります。多少は中身を知っていると気持ちも楽なんですけどね。
学校茶道とかでしたら、多少は雰囲気も緩いんじゃないでしょうか。
 
 
他の人と同じにしなければいけないという気負いを持つ必要はありません。カフェと同じような感覚で、自分に出されたお茶を自分の満足できるように味わえばいいのです。それこそが本来の茶道の基本なのですから。
正座が苦手なら崩して構いません。そわそわと我慢するより堂々と崩した方がむしろ場慣れしている感じです(笑)。
 
というわけで、次のお休みには近場のお茶会へ。

茶シブ落とし

年末です。
大掃除の時期ですね。
部屋の清掃はもちろんですが、食器もたまには綺麗にしたいところ。

そう、お茶を日々いただいているとどうしてもついてしまうのが茶シブですね。

良い気分でお茶をいただくためには、やはりきれいなカップがいい。
ということで、私も時々茶シブ落としを試みています。

茶シブ落としの方法として考えられるものは、私の知っているところで三つ。
○重曹
○メラミンスポンジ
○漂白剤

重曹はキッチンに限らず掃除全般に使えると言うことで昔から広く知られていますし、ハイテクの現代でもその座は変わらず、と言う感じですが私は粉の扱いが面倒であまり使っていません。
でも、重曹を少しつけてスポンジでこすればすぐにきれいになりますね。

メラミンスポンジは数年前くらいから一気に普及しましたが、現在これをキッチンの便利用品のエースとして使用している主婦はかなり多いようです。
何もつけずにこのスポンジでこするだけ。消しゴムと一緒で気持ちいいほど汚れが見えて取れるので快感もあります。
それに洗剤を使わないからエコ。値段も高くないし、良いとこだらけの商品です。うちのダンナもよく使ってます。

ただ、メラミンスポンジでも時間のたった茶シブは落としきれないところがあります。

そうなると最後の砦、漂白剤って感じでしょうか。
うちではハイターを使っています。

これはすごい。環境には優しくないけど、この漂白力は感動モノと思ってます。私は1日くらいハイターを入れた水に漬けっぱなしにしておくんだけど、落ちない汚れはないですね。気分がいいです。

でもタライを出してハイター溶液?を作るのは、ちょっとの手間なんだけど面倒。面倒くさがりな私が、とりあえずこのカップ一つだけどうしてもきれいにしたい!!って時、本当は非常にいろいろな面で良くないんでしょうが、私はハイター原液をそのままカップに垂らします!そして全体にハイターが行き渡るようカップをゆっくり回します。

これは本当に本当にすごいですよ。洗剤のCMのように汚れが浮きあがって溶けていく様子が見えてしまいます。怖ろしいくらいです。
というか実際かなりの殺菌力なので手に触れるのはよくないし、カップに残るとまずいし、お勧めできる方法ではありません。

本当、もっと安全でエコで驚きの漂白力のある何かが開発されないかなぁ。誰か良いものを知っている人いたら教えてください。

そもそも、茶シブがつかないように出来ないものだろうか。
お茶を飲むとき、あぁまた茶シブがついちゃうなぁとイチイチちょっとしたストレスだし、飲み終わった後すぐ洗わなきゃ!と思っちゃうし、漂白したあとは使いたくなくなっちゃうし・・・。ストレスフリーでお茶を飲みたい(>_<)


なお、茶道具は一般的には洗剤等で洗ったりしません。茶の教えによると、普段から道具を丁寧に扱い、使った後はすぐに水で清めていたら不要な汚れはつかないものだし、椀の肌に入り込んだ茶の跡はむしろ時と共にうつろいゆく茶碗自体の風情として愛でるからです。

こんな紅茶道具があれば

前にもチラッと書いた気がしますが、こんなお茶用具があったらなぁという記事第二弾です。
 
カフェに行くとよく思うことを二点。
 
まず一点目は、シュガーポットの蓋が浮いていること。
 
シュガーポットってかわいいですよね。お砂糖を入れておくという目的はもちろんのこと、テーブルをおしゃれに演出するという役割も充分に担っていると思います。
 
ですが、取りやすいという理由からかカフェに置いてあるのは角砂糖が多く、そのため掬うためにスプーンではなくトングが置いてあることが多いです。
 
でもスプーンを前提に作られたシュガーポットの口の縁の切り込みはトングには小さい!そんなわけで蓋が浮いてしまっています。これは残念。
 
切り込みが大きい、あるいはトング掛けがついている、そんなシュガーポットがあればいいのにと思います。
 
 
もう一点はクリーマーの液だれ。
 
私はミルクティー党なので紅茶にはほとんどミルクをつけてもらいますが、このクリーマー、ミルクを入れた後、一すじ液だれすることがほとんどです。
 
いちいち拭うのはスマートじゃない。でも拭かないとミルクがテーブルにつく。なんだか面倒でかっこ悪いです。
 
ボトルやポットなどは、液だれしない構造のものが多く作られているのだから、クリーマーにもそれを応用してほしい。
 
どこかのメーカーさん、作ってくれないでしょうか。
もちろん機能重視と言えどもデザインの秀逸さも忘れないように工夫しつつ、ですよ。

○○の日

10月31日は日本茶の日でしたね。
 
それは、建久二年(1191年)のこの日、栄西が中国より茶を持って日本に帰国した日だからです。
日本に茶が入ってきた記念として、10月31日が日本茶の日なのです。
 
ただし、厳密に言えば、平安時代にはすでに日本に茶は入ってきていました。
それは団茶と言われるもので、はっきり言って美味しくなかったようで、じきに廃れました。
栄西が持ち帰った茶は、ほぼ今の抹茶に近い形態の物だったようです。
 
 
11月1日は紅茶の日でした。
 
これは日本紅茶協会が定めました。
日本人が初めてティーパーティーに招かれた日の記念として選ばれました。
大黒屋光大夫という伊勢(三重)出身の船頭が、嵐に漂流してロシア(正確にはアリューシャン列島)に漂着。そこから約10年という長い歳月をかけてロシア女帝エカテリーナ二世謁見を実現、日本への帰国を許可され、江戸に帰り着いたという壮大なストーリーです。首都ペテルブルグ入りした後は、厚遇を受けたようで、茶会にも招かれたと言われています。
日本人が初めて外国の正式な茶会に招かれた日、それが11月1日なのです。
 
 
でも、二日続いてお茶の日って何だかできすぎ。
明らかにどちらかが被せてきてませんか??(笑)
まぁ相乗効果があって良いのかもしれませんが。
 

ちなみに私が最初に知ったのは紅茶の日。雑貨ショップのアフターヌーンティーのメルマガに毎年書かれています。
そして、それなら日本茶の日もありそうだなと調べたら、あったということです。
 
 
さて、こうなるとコーヒーの日と言うのもありそうですね。
調べてみました。
 
ありました。
全日本コーヒー協会によって、10月1日と定められているようです。
理由は、国際協定によってコーヒーの新年度が始まるのが10月で、この日がコーヒーの年度始めとなるから、とのこと。
さらに、日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることってのも理由に挙げているようです。後者は別に言わなくても良い気がしますが。
 
踊らされている感がなくもないですが、それぞれの日にそれぞれの理由に思いを馳せながら一杯いただくのもよいかもしれません。
 
 
他にもあったので、書いておきます。(いずれも日本国内の話)
 
5月13日 カクテルの日
アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場したため。
 
4月23日 ビールの日
1516年にバイエルン公国で発布されたビール純粋令にちなんで。
 
10月1日 日本酒の日
酒造りが始まる日、酒造元日だから。
 
11月1日 焼酎の日
新酒ができあがる頃、その年の新酒が飲める日と言う意味。
 
なお、ワインだけは毎月20日ということで、1年に12回もあります。
フランス語でワインと20の発音が似ているためらしいです。

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