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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「お茶うけ (和)」の記事一覧

葛もち @ 吉野本葛 天極堂

今日は正倉院展を見に奈良まで遊びに来ました。すごく良かったです。1300年前も昔のものがこうして見れるとは。
平安の都は雅なイメージですが、奈良の都は古代って感じですね。
さてそんな奈良で、名産の吉野葛を食べて帰りました。東大寺エリアの一角にある有名店に行きました。ネットでも口コミ多数(笑)
 
庭を見渡せる2階の席に通されメニューを広げると、意外と葛の料理ってたくさんあるんですね。葛もち、くずきり、葛ぜんざい、葛うどん、その他葛を使ったフルコース?などなど。
そんなに葛ばっかり食べたら、お腹すごく膨れそうですが。
 
とりあえず入門ということで、一番スタンダードな葛もちを注文。
 
お皿に盛られてやってきたそれは大き目カットでてろーんとした、あまり馴染のない見た目。そういえば葛きりですらあまり食べたことないのに、葛もちなんて食べたことあったっけ?って感じです。
 
たっぷりきな粉を乗せて口へ運ぶと、お!ぷるぷるしてるのに思ったより歯切れがよい。つるっと口当たり滑らかで美味しいです。葛自体はもちろん味はないですが、黒蜜が美味しい。
本葛のなにが「本」なのか分かりませんが、でもやっぱりカップに入って売られているようなものより、食感が良いと思います。ぶよぶよでもとろーでもなく、なんというか不思議な食感。
でもなんでこんなに大きくカットするんだろう。もう少し小さい方が食べやすいのに。
ぜんざいの小豆を乗せてみたら美味しかったので、アンケートの紙に、小豆乗せもお勧めと書いておきました。
 
土日でたくさん遊べて良い週末でした。


s-P1080331.jpg
 
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おはぎ by 成寿庵

今日はお彼岸です。22日という遅く秋分の日が来るのは実に116年ぶりのとのこと。

というわけで、おはぎを買ってきました。

この夏から大阪駅で数瞬間おきに出店が変わる期間限定スイーツ売り場、エキマルスイーツがオープンして、和菓子やさんが入っていたので会社帰りにお手軽購入。夜遅くまでやってて便利です。

きな粉とゴマを注文したはずなのに、ゴマが入っていなかったことにちょっとムッとしましたが、一晩たってもふんわり柔らかく、食べやすくて美味しかったです。

さて、お彼岸は先祖の霊を供養する行事というイメージがありますが、それは春分・秋分の日が太陽が真西に沈むため、西方にある極楽浄土(=彼岸)を連想させ、浄土思想と土着の祖霊信仰が結びついて現在のもののように出来上がったということです。

おはぎを食べるのは、朱色の小豆が邪気を払う食物と考えられていたことに基づくようです。色に限らず、栄養不足の時代には豆の養分は病を遠ざける絶大なパワーを持っていたと言えるでしょう。おそらく滋養強壮の食べ物と考えられていたと思われます。

栄養過多な時代ですが、ご先祖様のことを思いつつ、墓参りしないでごめんなさいと念じつつ、美味しく頂きました。

水仙粽 by 川端道喜

今日は子どもの日です。

子どもの日と言えば、ちまきですね。

数ある京菓子の中でも、格、歴史、質において最も高級品と噂される老舗中の老舗、道喜さんの粽を恐れ多くも(?)買ってみることにしました。

どのあたりが老舗なのかというと、創業は応仁の乱のころ、創業者は利休と親交があったらしいです。そのあと戦続きで困窮してた皇室に毎日朝食を献上して、それは皇室が東京に移るまで続いたとか。なんか歴史を写す鏡のようなお店です。京都って本当すごい街ですね。

さて、前々に予約しておいたものを昨日、北山のお店に買いに行ったのですが、店ってこれかい!っていうくらい非常に目立たないです。古い家の勝手口のような入口に暖簾がかかってるだけ。地図を片手に来ないと絶対に見つけられません。そして普通のお店のような大きなショーケースがなく、1坪くらいの待合室?で商品を渡していただきます。さすが完全予約制。

お値段は1束(5本巻き)なんと3,900円!!!

すっごいですねぇ。さすが老舗です。日常使いには到底無理!

さて、今回は子どもの日直前なので出来たてを渡すのは難しいとのことだったのですが、まぁこちらとしてもすぐ食べることはできず、一日おいた今日。

ほどいてみましたよ。

出した瞬間から、すっごく笹の香り。ワイルドな自然の香りがむわっとします。

お次は縛ってある紐をほどくのですが、これがすごく大変。めちゃくちゃしっかり縛ってあります。
便利なラッピング材料がなかった時代は当たり前だったことなのでしょうが、今はこんなことしてたら「包装」の人件費の方が高く着きそうです。

やっと紐をほどきおわって、笹をはいでいきます。
5枚くらいで大事に包まれている粽がやっと顔を出します。

すっと透明でシンプルな見た目。笹の香りが移っています。

どうやって食べればいいかわからなかったのですが、とりあえず笹の上からかぶりついてみました。
プルプルで固すぎず柔らかすぎず絶妙な歯ごたえ。あっさりと、でもしっかりと甘さがあって、爽やかな味わい。
とっても美味しいです。
葛製のちまきで、もちろん今まで食べてたお餅のちまきとも全然違い、甘味も非常に上品で良いです。
これが本当のちまきなんでしょうか。
大満足でした。

「時間がたった場合、蒸し直すとより美味しい」と書いてあったのですが、失敗するのが怖いのでやめときました。
出来たてだったらもっと美味しかったのかもしれません。

にしても、将来子どもができたとしても、これは買ってあげられないわ。高すぎるし、これに味をしめて舌が超えちゃったら困るから(笑)







袋の中に、折ったリーフレットみたいなものが入っていて、何かと思って広げたら、なんと「由来記」でした。

すっごく読むのにやる気を要する・・・。

頑張って読もう・・・。

酒饅頭 by 酒饅頭本舗 つるや

長野ネタ続きますが。
 
善光寺にお参りしたからには、お土産は善光寺七名物の一つ、酒饅頭です。
 
善光寺七名物というのは、この界隈で昔から名産品として有名だったものを集めて呼んだ名前だそうですが、今は半分くらいしか残ってないとのこと。
その中に酒饅頭が数えられており、昔は何件も店があったようですが、現在残るのはこのつるやさんだけということです。
なんと、200年以上続いている老舗とか。すごいですねー。
 
参道途中の道路沿いの分かりやすい場所にあります。店構えは大きいけど、なぜか販売スペースはめちゃくちゃ狭い。
でも特に店内は込み合ってもなく、すぐ買えました。
 
ショーケースを見て一番に思ったのは、「でか!」予想よりかなり大きいです。お祝い用の紅白饅頭サイズ。ていうか紅白で売ってるし。贈答用?
 
どうにも見るからに柔らかタイプのお饅頭だったので、その場ですぐ食べたかったのですが、お土産用なので我慢。
帰ってきてから食べました。
 
・・・んー、やっぱり冷たいとよく分からない。
 
レンジで加熱も○と書いてあったので、レンジで15秒程度温めてみました。
 
これ最高!
ふわーっとお酒の香りがして、皮はすっごく柔らかくてもっちり。中の餡はたっぷりで、とても美味しかったです。とにかく皮が良かった。
同店のホームページには美味しさの秘密が書かれていますが、酒饅頭の作り方を知らないので読んでも意味がよく分かりませんが。
 
でも美味しかったです。
次の日、会社でも配った余りをもらったのですが、冷蔵してたのをそのまま食べたら最悪でした。かったー!
みんなそのまんま食べたんじゃ・・・。それじゃ美味しくないよー。
 
 
ちなみに画像は型崩れでちょっとお安くなってる方。

・・・ていうか、この画像じゃ形も色もサイズも中身も何も分かりませんね・・・。
撮影失敗。


麩やきせんべい by 千本玉壽軒

先日の誕生日に嵐山に行きました。
 
JRの京の冬の旅のイベントの一環で、嵐山の大覚寺にて写経と聞香の体験という貴重な体験をしてきました。
(別にこれは誕生日だからとかいうわけではなく、この日しか開催がなかっただけなのですが。)
 
大覚寺でオリジナルのお菓子を売っていましたので買ってみました。
 
千本玉壽軒さんのご製で、麩やきせんべいです。
 
この麩焼き系は、一見珍しいですが、京都のお菓子としては割とスタンダードな方で、よく見かけます。
もち米で作ったお菓子らしく、中がスカスカでかるーい食感のお菓子です。サクッと音がしてもろもろと崩れてきます。
下の上でスーッと溶けていく柔らかさ。離乳食にもいけそうなくらいです。お腹いっぱいにはなかなかなりません。
 
いろいろなお店で出されてますが、当然、お店によって少しずつディティールが違ってきます。
 
今回のは大覚寺のお菓子ということで、さすが皇族と縁が深い門跡寺院だけあって、堂々と真ん中に菊のご紋。大覚寺の正門?にもありました。あと、まわり一周に塗られた砂糖がポイントかな。
食べるときに必ず舌に砂糖がふれるので、ふわりと絶妙な甘さです。
とても美味しかったです。お茶によくあいそう。
麩焼き系の中でも特に崩れやすい方だったのかクズがいっぱいこぼれて少々食べにくいですが。
 
千本玉壽軒さんは本家玉壽軒さんの暖簾分けとのことです。
 
 

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