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ドリログ

ドリンクブログ、略してドリログ!!   ここでは緑茶から紅茶、コーヒー、お酒、カクテルまで画像付きで紹介していきます。

カテゴリー「お茶うけ (和)」の記事一覧

お多福 by 花月堂

今日は節分です。
ちょうどお茶のお稽古にあたったので、お稽古は節分の雰囲気一色でした。
 
で、この時期のお菓子は決まっていて「お多福」というものを使います。
 
お多福というと、だいたいは牛皮とか饅頭の中央を少し押しつぶしてゴマ粒を乗せただけの、デフォルト具合が素晴らしい造形のものが一般的なのですが、今年のお多福はちょっと違います。
 
一同、菓子器の蓋を開けたときにびっくり。
 
わお、リアル!!!
 
なんか表現しにくいけど、なんかリアルですよー。
 
しかも、どちらかと言うと不気味さだけ増したような・・・。
 
全員の感想が「うーん・・・・・」て感じでした。
 
でも、見続けてると少しずつ可愛くも思えてくる…かな。
ゴマの方向もちゃんと考えられているようですし。
 
饅頭は薯蕷でとても美味しかったです。
 
 
なんだかんだで帰りに和菓子屋さんでもう一つ、と買い求めてしまいました。
 
 
でも、まぁ「お多福」は真ん中を押しつぶしただけの、それは人間の顔の意匠ですと言われない限り分からないようなあのデザインの方が、和菓子っぽくて情緒があるかな。
 

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田楽わらび餅 @ みちくさ餅

前の記事と同様に出張を利用して、今日は朝から一人でスカイツリーです。
 
関西に居ると入ってきづらいスカイツリーの情報ですが、平日朝イチなら当日購入のチケットも並ばないとのことで、勇んで行ってきました。
雲って寒かったのもあってか、確かに並ばずに入れて、一人ではありますが満喫してきました。
 
が、展望フロアのカフェやバーカウンターはプラカップに普通のドリンクしか売ってないのにとても高い!
ツリーをモチーフにしたスイーツも売ってましたが、朝食も取ってないのにデザートから入るのは気分が悪かったので入店せず。
 
ツリー下のショッピングビルで食事も済ませ、そろそろ出張先に移動しようかなというときに、ビルの1階の一番端っこあたりでお手頃価格の下町っぽいおやつを発見したので、ついつい買って頬張ってしまいました。
 
串餅です。
この串焼き?な感じが下町っぽい!
 
持ち歩きようにきな粉ははたいてもらいましたが、お店で食べたらきな粉がてんこ盛りです。
黒蜜もたっぷりかかってます。
餅の部分はおもったよりベロンベロンしていて少し食べづらかったのと、思ったより温かくなかったのですが、黒蜜のジワリとした甘味で美味しかったです。
 
歩きながら写真撮りながら食べたら買ったばかりのジャケットに黒蜜が・・・!!(涙)
欲張らずに普通の焼き餅にするべきだったかな。
 
入りきらないスカイツリーをバックに撮りました。一人で。


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葛もち @ 吉野本葛 天極堂

今日は正倉院展を見に奈良まで遊びに来ました。すごく良かったです。1300年前も昔のものがこうして見れるとは。
平安の都は雅なイメージですが、奈良の都は古代って感じですね。
さてそんな奈良で、名産の吉野葛を食べて帰りました。東大寺エリアの一角にある有名店に行きました。ネットでも口コミ多数(笑)
 
庭を見渡せる2階の席に通されメニューを広げると、意外と葛の料理ってたくさんあるんですね。葛もち、くずきり、葛ぜんざい、葛うどん、その他葛を使ったフルコース?などなど。
そんなに葛ばっかり食べたら、お腹すごく膨れそうですが。
 
とりあえず入門ということで、一番スタンダードな葛もちを注文。
 
お皿に盛られてやってきたそれは大き目カットでてろーんとした、あまり馴染のない見た目。そういえば葛きりですらあまり食べたことないのに、葛もちなんて食べたことあったっけ?って感じです。
 
たっぷりきな粉を乗せて口へ運ぶと、お!ぷるぷるしてるのに思ったより歯切れがよい。つるっと口当たり滑らかで美味しいです。葛自体はもちろん味はないですが、黒蜜が美味しい。
本葛のなにが「本」なのか分かりませんが、でもやっぱりカップに入って売られているようなものより、食感が良いと思います。ぶよぶよでもとろーでもなく、なんというか不思議な食感。
でもなんでこんなに大きくカットするんだろう。もう少し小さい方が食べやすいのに。
ぜんざいの小豆を乗せてみたら美味しかったので、アンケートの紙に、小豆乗せもお勧めと書いておきました。
 
土日でたくさん遊べて良い週末でした。


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おはぎ by 成寿庵

今日はお彼岸です。22日という遅く秋分の日が来るのは実に116年ぶりのとのこと。

というわけで、おはぎを買ってきました。

この夏から大阪駅で数瞬間おきに出店が変わる期間限定スイーツ売り場、エキマルスイーツがオープンして、和菓子やさんが入っていたので会社帰りにお手軽購入。夜遅くまでやってて便利です。

きな粉とゴマを注文したはずなのに、ゴマが入っていなかったことにちょっとムッとしましたが、一晩たってもふんわり柔らかく、食べやすくて美味しかったです。

さて、お彼岸は先祖の霊を供養する行事というイメージがありますが、それは春分・秋分の日が太陽が真西に沈むため、西方にある極楽浄土(=彼岸)を連想させ、浄土思想と土着の祖霊信仰が結びついて現在のもののように出来上がったということです。

おはぎを食べるのは、朱色の小豆が邪気を払う食物と考えられていたことに基づくようです。色に限らず、栄養不足の時代には豆の養分は病を遠ざける絶大なパワーを持っていたと言えるでしょう。おそらく滋養強壮の食べ物と考えられていたと思われます。

栄養過多な時代ですが、ご先祖様のことを思いつつ、墓参りしないでごめんなさいと念じつつ、美味しく頂きました。

水仙粽 by 川端道喜

今日は子どもの日です。

子どもの日と言えば、ちまきですね。

数ある京菓子の中でも、格、歴史、質において最も高級品と噂される老舗中の老舗、道喜さんの粽を恐れ多くも(?)買ってみることにしました。

どのあたりが老舗なのかというと、創業は応仁の乱のころ、創業者は利休と親交があったらしいです。そのあと戦続きで困窮してた皇室に毎日朝食を献上して、それは皇室が東京に移るまで続いたとか。なんか歴史を写す鏡のようなお店です。京都って本当すごい街ですね。

さて、前々に予約しておいたものを昨日、北山のお店に買いに行ったのですが、店ってこれかい!っていうくらい非常に目立たないです。古い家の勝手口のような入口に暖簾がかかってるだけ。地図を片手に来ないと絶対に見つけられません。そして普通のお店のような大きなショーケースがなく、1坪くらいの待合室?で商品を渡していただきます。さすが完全予約制。

お値段は1束(5本巻き)なんと3,900円!!!

すっごいですねぇ。さすが老舗です。日常使いには到底無理!

さて、今回は子どもの日直前なので出来たてを渡すのは難しいとのことだったのですが、まぁこちらとしてもすぐ食べることはできず、一日おいた今日。

ほどいてみましたよ。

出した瞬間から、すっごく笹の香り。ワイルドな自然の香りがむわっとします。

お次は縛ってある紐をほどくのですが、これがすごく大変。めちゃくちゃしっかり縛ってあります。
便利なラッピング材料がなかった時代は当たり前だったことなのでしょうが、今はこんなことしてたら「包装」の人件費の方が高く着きそうです。

やっと紐をほどきおわって、笹をはいでいきます。
5枚くらいで大事に包まれている粽がやっと顔を出します。

すっと透明でシンプルな見た目。笹の香りが移っています。

どうやって食べればいいかわからなかったのですが、とりあえず笹の上からかぶりついてみました。
プルプルで固すぎず柔らかすぎず絶妙な歯ごたえ。あっさりと、でもしっかりと甘さがあって、爽やかな味わい。
とっても美味しいです。
葛製のちまきで、もちろん今まで食べてたお餅のちまきとも全然違い、甘味も非常に上品で良いです。
これが本当のちまきなんでしょうか。
大満足でした。

「時間がたった場合、蒸し直すとより美味しい」と書いてあったのですが、失敗するのが怖いのでやめときました。
出来たてだったらもっと美味しかったのかもしれません。

にしても、将来子どもができたとしても、これは買ってあげられないわ。高すぎるし、これに味をしめて舌が超えちゃったら困るから(笑)







袋の中に、折ったリーフレットみたいなものが入っていて、何かと思って広げたら、なんと「由来記」でした。

すっごく読むのにやる気を要する・・・。

頑張って読もう・・・。

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